スクラムマスターと開発者をやってみた
この記事は、DevLOVE Advent Calendar 2022 の17日目です。
はじめに
今回はスクラムマスターの役割を担当しながら開発者として、とあるプロジェクトへ参画したお話をしたいと思います。
プロジェクト序盤
まずはプロジェクト内容の理解や担当システムのアーキテクチャ把握など開発を行うための準備をします。スクラムマスターとしての行動は全く出来ておらず、チームというより個人としてキャッチアップに努めます。
プロジェクト中盤
プロジェクト内容や担当システムの理解が進み、スプリントバックログの開発タスクを担当します。
この頃からスクラムイベントのファシリテーターを担当し始めたり、開発プロセスをカイゼンするなど、スクラムを確立するために行動し始めました。
また組織へのスクラム導入のために、スクラムガイドの読書会を開催することもありました。
プロジェクト終盤
開発タスクを行いつつ、プロジェクトを推進することを意識します。
チーム状況を鑑みて足りないと思われる領域に踏み込み、チームを支援するよう行動しました。
スクラムマスターと開発者をやってみて
今回はプロジェクト状況を鑑み、開発者としての役割に重きを置いて行動しました。そのためスクラムマスターとしての役割を全うすることができませんでした。
プロジェクト状況やチームの練度によるとは思いますが、スクラムマスターの役割の帽子、開発者の役割の帽子を脱いだり被ったりするのは非常に難易度が高いと改めて感じました。
さいごに
スクラムマスターと開発者をやってみたお話をさせて頂きました。
今回のプロジェクトを通じて、個人的には開発すること自体を楽しめましたし、スクラムマスターとしてチームを支援することも楽しく出来たと思います(役割を全うすることは出来ていませんが…)。
スクラムマスターとして、プロジェクト当初にやろうと思っていたチームビルディングの取り組みであるインセプションデッキやドラッカー風エクササイズ、星取表(スキルマップ)など全く出来ていない状況ですので、これからやろうと思います。
また開発者の役割として行動した経験が、今後スクラムマスターの役割を担当する時に、必ず役立つと信じています。併せて今回のような状況を楽しむことが出来たことは非常に有益だと考えています。
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