第61回 悪気がない優しさが生んだ気まずい空気
先日、いつもの北千住スナックのママへのクリスマスプレゼントを探しにデパートへ行きました。
プレゼントはデパートで売っている高級化粧品、いわゆるデパコスです。
お目当てのショップで買い物をしていると、スタッフさんから「良かったらどうですか?」と肌年齢チェックを勧められました。
最近「肌が綺麗ですね」と言われることがあったため、少し期待しながら試してみることにしました。
テストを始めると、スタッフさんから「お肌綺麗ですね!」と嬉しい言葉をいただき、気分も上々。
「肌の悩み」の欄で『シワ』を選ぶと、「えー!そんなふうに見えないですよ!」とさらにおだててくれました。
内心、結果に期待が高まります。
しかし、いざ肌年齢の結果が出てみると、なんと実年齢よりも高い数字が…。
漂う微妙な空気。
スタッフさんは気まずさを察したのか、評価の高かった口元について「ここがすごく良いですね!」と褒めてくれましたが、こちらとしてはハードルが上がっていただけに少し複雑な気持ちでした。
この体験を通して思ったのは、こうした「結果が分からないもの」については、事前に期待値を上げすぎないことが大切だということです。
結果が出てから「そんなことないですけどねぇ」とフォローする方が、お互い気まずくならずに済むのではないかと感じました。
ちなみに、実は昨年もこの肌年齢テストを受けたことがあり、その時は実年齢より若い結果でした。
ところが、今回は約1年で7歳も老け込む結果に…。
原因を考えてみると、最近の食べ過ぎや飲み過ぎが響いたのかもしれません。
特に問題だったのは、当日にウイスキー2杯、大瓶ビール1本、ジョッキ2杯、ジンソーダ1杯を飲んだ後に受けたことも影響していた可能性があります。
最近の不摂生が肌に影響していたのは間違いないですが、こうも思うのです。
人生は苦行です。
時にはお酒の力を借りないと乗り切れない夜もあるのです。
ストレスとお酒に向き合いながら、これからもサラリーマン人生を生き抜いていきたいと思います。