【ロッキー】 年に1回起こる、好きな映画をリピートしてしまう病
時期が決まってるわけじゃないが、タイトルのようなことが起こる。
今、私はロッキーを延々と見てしまっている。
通しで見る場合もあるが、最近は時間もないので好きなシーンばかりをリピートして見てしまう。
もしかしたら、自分は「誰かに共有したいのでは?」と思った。
この記事はただ好きなシーンを述べるだけである。
どうしても見ちゃうシーンを全部紹介させて。
※ネタバレ含む。見てないとなんのこっちゃわからんかもしれません。
第一作目「ロッキー」
ロッキーがエイドリアンをデートに誘う。ポーリーがブチギレて、ターキーの足を千切って、塊を窓から投げ捨てる。エイドリアンは部屋に閉じ籠る。ポーリーは「いいから誘えよ」とロッキーに言う。(※個人的なアレだけど、ポーリーが右手に持っているターキーの足が、ロッキーのジャケットに微かに触れているのが、私は気になって仕方がない。「油がつくでしょーがー!!!」)(36分)
エイドリアンとの初デート(39分)
テレビに初めて出演して「よーエイドリアン!俺だ!ロッキーだ」と言う(57分)
ミッキーとの和解シーン(1時間9分)
生卵一気飲み(1時間10分)
ロッキーにサインを求める女性が現れるが、ミッキーは強く追い返す(1時間20分)
ポーリーがバットを持って大暴れ。エイドリアンがブチギレ。(※「俺にもっと優しくしろ」というシーンが好き)(1時間25分)
トレーニングシーン。ロッキーのテーマ曲「Gonna fly now」が流れるあの名シーン。大好き。(1時間30分)
試合開始から試合終了まで。いくら殴られても立ち上がるロッキー。呆れるアポロ。素晴らしい。(1時間47分)
試合が終了して、ロッキーがエイドリアンを呼ぶシーン。またエイドリアンもロッキーを呼びながら、リングに向かって観客をかき分けかき分け走り出す。ポーリーの助けも借りて、最後にエイドリアンが「愛してる!」と言う。最高のシーン。(※吹き替えのときの一番最初の「ェィドリアン、エイドリアン、エイドリアーン!」が好き)(1時間55分)
第二作目「ロッキー2」
リターンマッチはしないと言ったはずなのに、再戦をしたいと言い出すアポロ(8分)
動物園で、ロッキーがエイドリアンにプロポーズする(14分)
2人の子供を思い浮かべる(28分)
アポロの挑発にミッキーブチギレ!(59分)
作戦会議(1時間4分)
やる気のないトレーニング(鶏追いかけ〜ジャブを撃ちまくれ!)(1時間5分)
エイドリアンが昏睡状態から目覚める。生まれた子供と初めて会う。エイドリアンが一つだけお願いを言う。「勝って」と。ミッキーが「何をぼけっとしてんだい!!!行くぞ!!!」。ロッキーに笑顔が戻り、トレーニングを始める。そこからフィラデルフィア美術館の階段を大量の子供達と登るまでのシーン。(1時間24分〜31分)
ロッキーとアポロが審判から注意事項を聞く。アポロは「ぶっ倒す」と言う。ロッキーは苦笑い。試合開始。白熱した戦い。両者ダウン。カウントされ、両者立ちあがろうとするが、ギリギリ10でアポロはダウンし、ロッキーが立ち上がる。ロッキーの勝利!(1時間41分)
最後のインタビューでロッキーが言う「エイドリアン!やったぞー!!!」。エイドリアン「愛してる。愛してる」。(※このシーンのロッキーとエイドリアンのカットが何度も入れ替わるのが好き)(1時間55分)
第三作目「ロッキー3」
ハルクホーガンとロッキーが戦う。ロッキーが勝ち、ホーガンとロッキー一家が記念写真を撮る(14分)
ロッキー「10年間パンツ取り替えてないこと世間にバラすぞ」。ミッキー「本気か?それ」(33分)
ロッキーvsクラバーの試合。解説席にアポロがいる。「ロッキーにはチャンピオンとしての経験と、世界一の石頭がありますからねえ」(38分)
「疲れを待て」と言い、ミッキーはロッキーの頬を軽く叩く。ロッキーは笑顔。(39分)
実況のアナ「チャンピオンのパンチがそんなに強いと思いますか?」。アポロ「はっはっ。だから、私はここにいるんですよ」(39分)
エイドリアンが、トレーニングに身が入らないロッキーと話し合う。ぶつかり合って、ロッキーは改めてトレーニングに打ち込み始める(1時間11分)
トレーニングシーンは全ていい。中でもポーリーが腹を殴られるところと、プールに引きずり込まれるところ。(1時間15分)
試合開始。ロッキーには、クラバーのパンチが当たらない。当たってもびくともしない。ロッキーは余裕。(※ロッキーシリーズの中で、一番好きかもしれない。BGMがかっこいい。例えが下手だが、スターウォーズみたいな壮大さがある)(1時間25分)
誰もいないジムで、ロッキーとアポロが二人きりで戦う。バトル漫画というかジャンプみたいな展開。(1時間34分)
第四作目「ロッキー4」
これに関しては、ロッキーがソ連についてから飛ばさず全部見てしまう。
ポーリーは文句を言い。雪の中、ロッキーはトレーニングをする。
反対していたエイドリアンも、ロッキーの元へやってくる。
選手入場前。
ポーリー「生まれ変わるなら、ロッキーお前になりたいよ」
入場後。
ポーリー「さっきお前になりたいって話だけど」
ロッキー「なんだ?」
ポーリー「忘れてくれ」
試合が始まる。
ロッキー「ドラゴが3人に見えるんだ」
ポーリー「真ん中を狙え」
デューク「そうだ真ん中だ」
ロッキーのパンチでドラゴの顔に傷がつく。
ドラゴのペースが崩れる。
戦い続ける二人。
そしてロッキーが勝つ。
第五作目「ロッキー5」
昔、ロッキーがかぶっていた帽子。昔、エイドリアンがかけていたメガネ。(20分)
ミッキーのジムで思い出す。ミッキーがロッキーにロッキーマルシアのからもらったカフスボタンをあげる。「立て!この意気地なし野郎!ミッキーがついてんだぞ!」。ロッキーが涙する。(※ミッキーのセリフは実際「Get up you, son of a bitch! cause Micky loves you」となっている。どっちのセリフもいい)(22分)
「おいトミー、お前は人間のクズだ!」「お前を育てたのはロッキーだ。本当のチャンピオンはロッキーだ!」とポーリーが言う。ポーリーはずっとかっこいいおじさんだ。(1時間29分)
ロッキーとトミーがストリートファイトをする。(1時間31分)
ロッキーは意識を失いかけるも、ミッキーの言葉が蘇る。「まだゴングは鳴ってないぞ!立て!この意気地なし野郎!ミッキーがついてんだぞ!」。ロッキーはもう1ラウンド戦う。(1時間33分)
プロモーターをぶっ飛ばす。神父さんが「ロッキーに神の祝福を」(実際はイタリア語で言っている)。(1時間37分)
ロッキーと息子のロバートはフィラデルフィア美術館の階段を登る。ロッキーはロバートに「耳から何か生えてきてるぞ」と言って、ミッキーからもらったカフスボタンをあげる。粋だ。(1時間39分)
第六作目「ロッキーザファイナル」
メイソンディクソンに師匠が「真のチャンピオン」になるために必要なことを教える。このシーンマジでかっこいい。(25分)
プロボクシングライセンスの申請を却下される。「自ら戦って欲しいものを得ようとする人間を邪魔する権利は誰にだってないはずだぜ」。ロッキーのこの語りはすごい。(43分)
ポーリーが仕事をクビになり、エイドリアンズに行く。このシーンはポーリーの良さやダメさが全部詰まってる。ロッキーという映画の中で、一番面白く魅力的な愛すべき男だ。(52分)
ロバートが店にやってくる。このときポーリーは「ロッキー、お前で一儲けしていいか?」と言う。ロバートはロッキーにボクシングをするのをやめて欲しいと言う。ロッキーはロバートに「人生は薔薇色じゃない」と教える。(1時間1分)
ロバートは仕事をやめて、エイドリアンの墓参りに行く(1時間5分)
かつて、アポロのトレーナーで、ドラゴ戦でロッキーのトレーナーをしてくれたデュークにトレーニングをつけてもらう。ロッキーのテーマが流れて、ロッキーは厳しいトレーニングをする。(1時間6分)
入場前、ポーリーがロッキーに言葉をかける。会場はロッキーコール。ロッキーの入場曲、フランク・シナトラの「High hopes」が流れる。(1時間15分)
試合が始まる。メイソンディクソンはロッキーがただものじゃないことを知り、試合は白熱する。15ラウンド戦い続け、ロッキーは判定で負ける。アポロとの戦いと同じように。ロッキーたちは、勝敗を待たずに帰る。ロッキーコールのなか、ロッキーは去っていく。(1時間21分)
エイドリアンの墓前でロッキーが言う。「エイドリアン。君のおかげだ。やったよ」。(※実際は「Yo Adrien, we did it」と言っている。『ロッキー2』の最後「エイドリアン!やったぞー!」と言ったのだが、実際は「Yo! Adrian! I did it!」と言っている。セリフのオマージュになっているのである)(1時間35分)
まとめ
とにかく、どれも好き。
ポーリーは1作目から変わらずダメ人間のようになってるけど、彼の中にある哲学もずっと変わらないよね。
年に1回起こる、好きな映画をリピートしてしまう病をリピート病と呼ぶことにしよう。
私はロッキーに限らず、いくつかの映画・ドラマ・アニメなどなど、リピート病を併発している。
また、リピート病の発作が出たら、映画を紹介する。