1月16日
1月16日。
やってしまった。更新を忘れてしまった。
絶対その日に書き出さないとあれやこれや忘れてしまうのに!
朝目覚めnote書いてないことに気付きすぐ書き出せず13:42になる。ダメだこの事は今日の事だ。今書く内容じゃない!
1、今日の大きな出来事。
2、今日の小さな出来事。
3、あれば今日の特別な事。
1、今日の大き出来事。
R-1グランプリ2025準々決勝。
こんな大きな出来事がある日に更新を忘れるなんて。とほほ。
18時入り。ルミネtheよしもとにて。
入り時間30分前に新宿に到着、ドン・キホーテで使う衣装を購入。大丈夫だが念の為購入。
そしてルミネへ。
18時入りだがちょっと早めに着いてしまう。入れてもらえないかもしれないが受付へ。
Aブロックの出番でまだ楽屋にそんなに人がいないという理由で入れてもらえた。すでに僕より先の出番の人たちがチラホラいてる。
いつものルミネの楽屋とはちょっと違う。緊張感がある。各々、ソワソワしている。
香盤表で確認すると1時間後くらいに出番。Aブロックの6番目。早い出番だ。どういう意図でこの香盤になったのか分からない。順位順なのか、くじなのか、興行としてなのか。分からない。
ひげを剃ったり歯を磨いたりセットをしたり準備を始める。衣装にも30分前には着替える。
乾燥が気になる。いつもなら気にならないような事も気になり出す。ナーバスってやつか。化粧水を見つけ顔にたっぷり塗る。保湿をすると発汗しやすくなるので塗らず。
楽屋のメイク道具から見つけて塗る。よしもと所属の特権だ。他の事務所の人やよしもとでもルミネにそんなに来ない人は出来ない行動だろうな。とか思いながら顔をびしゃびしゃに。
知っている芸人やマネージャーなどが増えてくる。緊張感が増す。たばこを吸いリラックス。各々会話はするが具体的な話までは辿り着かない。
ピン芸人。孤独な闘い。コンビやトリオの片割れたちはもっといつもと勝手が違うだろう。みんな不安を口にする。多分この人たちより僕は幾分ましだろう。だけど逆のプレッシャーもある。そこに負けるのは癪だ。
だがその考えは前日までだ。当日はそんな意地の部分を考えない。自分のパフォーマンスだけに集中。そして開演。
トップバッターから会場は盛り上がる。
2回戦、3回戦と打って変わって温かい。
予選が温かいのが久しぶりの感覚だ。
過去も含めてずっと重いイメージだ。
そして5人目まで終わり、自分の出番。出番前、足の震えが発生。緊張だ。すべったら終わり。ウケても成功という訳じゃないというプレッシャー。足を叩く。震えへの処置。効果があるか分からない。でもそれしか思いつかない。
震えるなという思いで出番が始まる。
そして終了。
手応えがあるかないかなんて分からない。ウケても落ちる。ウケてなくても受かる。それが賞レース。審査員さんたちに委ねるしかない。
出番後インタビューや写真撮影かある。衣装のままだとネタバレになるので着替える。それ用の衣装を持って来るのを忘れた。私服になる。そしてそれらも終わり、僕の準々決勝が終わる。
すぐに帰れない。体が動かない。絶対に飲みに行きたい。誰かを誘いたい。諸々時間を過ごしている間にBブロックの中盤くらいまで進んでいた。
誘いたい人たちの出番を待ち声を掛ける。ソマオ・ミートボールとkentofukayaだ。kentoは出番終わり直後だったのでその諸々を終えてから合流するという事でソマオと先に出る。
エレベーター前で今来た芸人たちと会話。ピン芸人たちは基本的に荷物が多い。衣装から小道具からたくさんある。6割くらいの人が大きいカバンから何かはみ出ている。その中コンビの片割れがポシェット1つで現れた。荷物少なっ!
悔しい。それくらいの物の量で笑いをかっさらうつもりなのだ。普段言葉だけで笑いをかっさらっている賜物だ。一応それを指摘してたらエレベーターが来る。乗り込む。そこに吉住も乗り込んでくる。
認識はあるがちゃんと喋ったことのない。
ピンのコントの化け物の1人だと思っている。
そこに気持ちが芽生える。
誘いたい。
喋ったことがない。でもこの人の話を聞きたい。
エレベーターの中でその気持ちが高まる。
だが虚しくエレベーターは一階へ到着。
駅の改札の方へ進んでいく。
誘いたいけど誘えない。声をかけたい。
改札前で吉住とスタッフさんが離している。スタッフさんが改札の方、吉住は改札と反対側に立っている。
これはもしや、スタッフさんはこの改札から入るが吉住は入らず違うとこに行くのではと考える。
僕たちも立ち止まる。ソマオに思い切って吉住も誘ってみようか?と相談。良いですね。と言う。
いや、簡単に良いですねってよう言うわ。誘えんのか!?声かけれるんか?喋ったことないぞ!おー?
とか思っている。だがそこで相談するという事はソマオは自分が声をかけろって事だなと思っただろう。
その通りだ。僕は1人では無理だ。だがソマオ1人では行かせないぞ。先輩だ。一緒に付いて行くよ。
2人ですたさんとお別れを済ませ振り向いた吉住にアタック。
めぇ、めしぃ〜、いくぅ〜??
震えた!!しもた!!震えた!!
吉住はいきなりの誘いに戸惑いつつも良いですか?と快諾してくれた。
やったーー!!!
嬉しいー!!
ソマオとも飲むの始めてで芸歴の差もあるし、大阪の劇場もちょうど入れ違いでちゃんと話したこともなかった。そして吉住もずっと話したかった。最良の日だ!結果はほんとに分からないが良い準々決勝だ。
店に入る。ピン芸人同士でお互い気持ちが分かる同士。会話が簡単。お互い気持ちが分かるから。共感する。ピン芸人以外の芸人はやはりどこか我々の気持ちは理解出来ないとこがある。経験してないから。コンビを解散しピン芸人になった人たちが最初に言うて来るのはよくやってますね。だ。みんなこれ。
ピン芸人やり出した途端手の平を返す。そして気付く。笑いをちゃんと取っているピン芸人たちがとんでもない事をしている事に。
多分、コンビ時代のウケの量を超えないんだろう。そりゃそうだ、ピンネタは異常に難しいんだから。これをなんぼ言ってもピン芸人を経験しないと理解出来ない。ピンネタって本当に難しいんだから。
見る方も難しいんだから。見方が分からない人が圧倒的に多いんだから。伝わらない事のほうが多いんだから。なので伝わる事を優先するんだから。ピンネタって複雑な設定とかあまりないでしょ?それって伝わらないから出来ないのよ。1人で伝えるには出来ない事が多いのよ。キングオブコントにユニットで出た時、こんなに出来る事が多いのかと同時にこんなにしなくても良いのかという気持ち。相方がやってくれるから。ピンネタは全部1人、ネタフリ、ボケ、ツッコミ、展開、つなぎ、そしてそれを瞬時に切り替え切り替え伝えていく。
パフォーマンス能力はピン芸人たちは本当に高いと思う。ただ普段の会話がちんぷんかんぷんになる。1人脳だから。誰かにこんな風に言ってもらおうという前提でやったいないから。コンビやトリオは相方にこう言ってもらおうって前提で話すから会話が弾むんですよね。しかもそれのプロ。その人たちから見たらピン芸人は下手くそに見えてしょうがないでしょうね。同じ芸人なのにってのが乗っかるし。芸人じゃない人に下手でもそうは思わないものね。芸人なのに下手っていうのがあるのだろう。
でも、一般社会に溶け込めば絶対上手い方なんやけど。プロの世界では下手な方になるんだな。漫才師が特に上手すぎるっていうのがあるよ。ほんと。
さて、キモいピン論は置いといて。
kentoも合流。オペレーターをしてくれた作家くんも合流。5人に。はぁ。ほら、昨日の事やから会話の内容全然出てこないがな。
春巻き3本入りを注文して人数的に足りないからそれ分頼みますかという上手い店員さんにそそのかされ頼みかけたとこを吉住が半分に切って頂けますか?という切り返し!あの上手い店員さんの圧力に負けずに瞬時に解決策を提示!動じない!
それを褒め称え事は覚えている。
あと、kentoの被ってる帽子のツバがちょっと長くて空いたグラスを店員さんに渡す時にツバに当たった事も覚えている。
そんな事ある?確かにちょっとツバ長いなって思ってたんよ。と楽しい時間があった。
ソマオが8年目っと事に驚いたのも覚えている。そして元々ツッコミしてたって事も驚いた。
まあまた様々な話をしたけどやっぱりピン芸人同士は居心地が良すぎる。楽しい時間だ。
皆さんに許可取ってないけど写真撮ってるからええよね?
2、今日の小さな出来事。
出番前にSさんからLINE!
きゃー!もりやさんのお風呂場に置いてる歯ブラシにハクソ付いてるから取ってあげようと思ったらカビやった!
と届く。
出番前に読みたくねぇよ!
まずハクソなんかよう取ってあげようって思うな。んでなんで僕のだけカビるねん!
風呂の窓を開け忘れてたけどなんでよ。ほんまにカビか?写真送ってくれたけど分からない。
ハクソは洗ってあげれるけどカビは無理やからそのまま置いとくね。
とLINE。
なんでやねん!
なんでハクソはいけんねん!
カビの方がマシやろ!
なんで僕のだけカビるねん!
帰宅後、確認。
カビかもしれない。
だが分からない。水洗うときれいになった。
一応煮沸する。毛先をお湯に付け沸騰。何分かやり見たら元通り白い毛先に。
さあ、皆さんならどうしますか?この歯ブラシ。
多分捨てますよね?
僕は使いますよ。煮沸したから。カビらしき物をなかったことに出来ますよ。
もう1回煮沸すればより良いだろう!うん。だって見た目はきれいなんだもの。
SDGs。
3、あれば今日の特別な事。
R-1グランプリ準々決勝よ!結果は18日。頼む!