女キャッチャーとは?
女キャッチャー
知ってくれてますか?
僕には女キャッチャーというキャラクターがあります。
なぜだか可愛いらしいです。
改めて女キャッチャーについて考えることにしよう。
まずは誕生について。
数年前の単独ライブでホワイトボードにやりたいネタのタイトルをざっと書いて作家さんたちと会議をしていた。
その中に「女性でキャッチャーやってる人」と書いてた。
まず他のネタでこんな感じのネタだと伝えて作れそうやなとか面白そうだなとかで決めていっていた。
この時点ではどれも完成している訳じゃなく中身はなんとなくでしか出来ていない。
そして最後に「女性でキャッチャーやってる人」について話し合いが。この時点で見た目は今の通り。青いアイシャドーに金髪にキャッチャースタイル。
僕の相談内容はこの見た目のキャラクターは出たけど中身が全然進まない。そこにいた人たちも皆よく分からないな。というのが結論。
でも単独なので分からなくてもやってみようと僕はこいつの良さはちゃんと分かってないけどお客さんは分かってくれるかも。とその時「女キャッチャー」というのが浮かぶ。
「どうも〜女キャッチャーでぇ〜す。」
コントにしたら訳が分からないがそのまま自己紹介して自分のこと話せばいけるんちゃうかと。
見た目のインパクトがあるので出落ちで1分くらいで逃げれるのじゃないのかと結論。
僕のネタはよくあるのだから客前で披露するまで僕以外はあんまり分かってない事が多い。
理論、理屈とはかけ離れたネタがある。
ただ汗ふきシートで体を吹くとか風が強いとか。
口で説明しても説明しきれない。
説明をちゃんと出来るほど僕が言葉を持っていない。
それが面白くなるとは結局分からないのだ。
最終決断は単独やしスベるやろうけど僕がやりたいからやる。という決断。
女キャッチャーもそれに近い。
あの容姿で出てきたらウケるだろう。ってだけのネタ。
それだけで単独で披露した。
めちゃめちゃうけた。
出てきてウケて「どうも〜女キャッチャーでぇ〜す。」ウケた。
もう満足。
それだけのネタだった。
月日がたちオールザッツ。
1分ネタ。
1分のネタがないなぁ。。
ん?
ん?
何かそういえばけっこう前の単独で女キャッチャーってのやったな。
ちょっとそれやってみよう。
オールザッツは基本オーディションで出演が決まる。
そのオーディションに女キャッチャーを持っていった。
めちゃめちゃ自信はなかった。
結果合格。
ただ最初の「どうも〜女キャッチャーでぇす。」
以外面白くないと言われた。
なので中身もっと良くして本番お願いします。
とのこと。
でも合格で出れるならめちゃめちゃありがたいし直して本番披露した。
オールザッツのその1回に出れたらいいやってだけのネタだった。
それが今もたまに女キャッチャーのオファーがある。
こりゃえらいこっちゃ。
オールザッツ終わってから名前とか色々なバックボーンの質問が来る。
何も決めてない。やばい。
今のところ決まっているのは
小学校の頃に男の子たちに混ざって野球を始める。女なのに与えられたポジションがまさかのキャッチャーだった。
そこからずっとキャッチャーをやっている。
独身。
43歳。
弁天町でスナック「インサイドワーク」経営しながらキャッチャーやっている。
肉食。
組んだピッチャーを好きになる。
結婚願望強い。
スポーツしてるけど女は捨てたくない。
なので金髪にメイクばっちり。
それくらい。これでは全然足らないどうしよう。
そこでプラン9さんのバスツアーのオファーがきた。
女キャッチャーで来てほしいと。
やばい。どしよ。
でもそれが転機になる。
バスツアーで長い時間バスにいるのでプラン9さんが女キャッチャーについて色々聞いてくれた。
名前は?
所属球団は?
ライバル球団は?
タイプは?
とか。
僕は正直何も決まってなくてあやふやなまま答えていてそこでそれええやんと言われたのを採用していって今に至るんです。
あの女キャッチャーってキャラクターはプラン9さんがいなかったら続けてなかったキャラクター。
オールザッツ以降積極的に女キャッチャーを使ってくれた恩人。
という事で。
女キャッチャーのWikipediaみたいなのを考えてみよう。
手前にも書いたことも含まれます。ネタにか関わる事なので有料にしました。サポート、フォローもあると本当にありがたいです。
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