イラレとカラープロファイル　※CMYKの場合

新規ドキュメントを作成した場合

　作業用スペースのカラープロファイルが埋め込まれる

ドキュメントを開く際プロファイルが不一致だった場合

※プロファイルが不一致：ドキュメントに埋め込まれたプロファイルと作業用スペースのプロファイルが一致しない状態を指す

処理方法を聞いてくる（三択）
　・作業用スペースの代わりに埋め込みプロファイルを使用する
　・ドキュメントのカラーを現在の作業用スペースに変換
　・埋め込まれたプロファイルを破棄（カラーマネジメントしない）

（説明）
　・作業用スペースの代わりに埋め込みプロファイルを使用する
　　→埋め込みプロファイル：変更されない
　　→作業用スペース：変更されない

　・ドキュメントのカラーを現在の作業用スペースに変換
　　→埋め込みプロファイル：作業用スペースで上書き
　　→作業用スペース：変更されない
　　→※オブジェクトのカラー値が変換される

　・埋め込まれたプロファイルを破棄（カラーマネジメントしない）
　　→埋め込みプロファイル：なしになる
　　→作業用スペース：変更されない

プロファイルが埋め込まれていないドキュメントを開く場合

処理方法を聞いてくる（三択）
　・そのままにする（カラーマネジメントなし）
　・現在の作業用スペースを割り当て：作業用スペースプロファイル
　・プロファイルの指定：（プルダウン：作業用CMYKプロファイル）

（説明）
　・そのままにする（カラーマネジメントなし）
　　→埋め込みプロファイル：なしのまま変更されない
　　→作業用スペース：変更されない

　・現在の作業用スペースを割り当て：作業用スペースのプロファイル
　　→埋め込みプロファイル：作業用スペースが設定される
　　→作業用スペース：変更されない

　・プロファイルの指定：（プルダウン：作業用CMYKプロファイル）
　　→埋め込みプロファイル：プルダウンで指定したプロファイルになる
　　→作業用スペース：変更されない

※PDF/X-1a書き出しなどで使用されるプロファイルは、
埋め込みプロファイルがある場合は、埋め込みプロファイル
埋め込みプロファイルがない場合は、作業用スペースのプロファイル
が使用される。

※プロファイルの不一致：開くときに確認 がオフの場合、
・作業用スペースの代わりに埋め込みプロファイルを使用する　が
埋め込みプロファイルなし：開くときに確認 がオフの場合、
・そのままにする（カラーマネジメントなし）　が
適用される。

※作業用スペースのプロファイルは、
・新規作成ドキュメントの埋め込みプロファイルに適用される。
・埋め込みなしのドキュメントにてプロファイルを要する処理時に使用される。

プロファイルの不一致、埋め込みなしの確認は、オンにしておいたほうがいいんじゃないかなー。って思った。