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作品づくりはいつも難産

あー…今回の作品は失敗だ…。

と思うことがよくある。
いや、毎回ある。

1つの作品を作る際に5回くらいは、そう思う。

作品づくりはいつも難産だ。スムーズにいった試しがない。

でも、ダメだと思う度に、
いやまだ何とかなる、と無理矢理思い込ませ、筆(パステル)を走らせる。


ここで気をつけたいのが、どれだけ自分を鼓舞させても、集中力の限界には素直に従うことだ。

まだ何とかなりそう、と思うくらいの時は、自分の心の中に若干の余白が残されているので、集中力を継続させることができる。

でも、ここからどう進めていいのかわからない領域にまで達すると、集中力は途切れて余計ダメになる。
作品も自分自身も。

「うわぁもう限界!わからんっ!!」

こうなったら素直に休憩する。
当たり前のことかもしれないけど、わりとムキになってしまうことが過去に何度かあった。


集中力は本当に大事。

そして、途中で手が止まることになっても、
今回の作品も難産だと感じても、

最後までやり切ることが一番大事だと私は思っている。


もちろんやりきった結果、必ずしも満足のいく作品になるとは限らないけど、やりきらないことには自分の技量の現状や、改善点もわからない。

自分の作品に満足して、充実感を得るのが1番理想だけど、途中で投げ出したらそこで終わる。

なんのための時間だったんだろう。

ってなる。

その虚しさが怖くて、私は難産であっても途中で投げ出したことは一度もない。






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