
裏返してみてみることで、ちがったものも見えてくるような…。
紙に鉛筆で「やわらかい」と書きました。
裏返してみたら、ぽこぽこと浮き上がってかわいい線ができていました。
わたしは、やわらかくてしずかで、そんなひとときが好きです。
裏返してみれば、硬くて騒々しいのを嫌っているということです。嫌いな音が耳ざわりなのは苦痛です。
私はしずかなひとりの時間がすきなので、日常が騒々しくうるさく感じることも多い。
そのうるささが消えたとき、ほっと緩むのを感じます。こころと、身体と、頭のなかが、硬くなっていたことが後からわかります。
私にとって騒々しいものは恐怖で、
それは私を脅かすものなので、なんとしてでも消さなければと心が硬くなる。
すると自分へのダメージが大きくなって、回復するための時間とエネルギーが必要になります。
なんとしてでも消さなければならないもの、という否定的なものに注意が向いたとき、どうすればいいのだろう。
なんとしてでも消さなければ……
の後に
「…ということもない。」
ということばをつけることができたら、
硬いものを和らげることができそうです。
なになにしなければ……
「ということもない。」
なになにはこんなふうだ…
「ということもない」
まさにその場面に出会したときに使えるように、なんでもないときからちょこちょこ心の中ででも言ってみようと思います。
とぼけた風に言うのがいいかもしれない。
そうやって、闘わない方法を身につけていきたいです。
そして、やわらかくてしずかなものへと、
書くこと、木草花苔土、じぶんの好きなここちよさへとさっと戻っていきたいと思います。
#裏返し
#闘わない
#書くこと