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2018〜伊豆半島南伊豆町にある小さな自宅サロン杜とあお。 樹医&薬草調律美容師が営む…

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2018〜伊豆半島南伊豆町にある小さな自宅サロン杜とあお。 樹医&薬草調律美容師が営む独創的な自然療法美容室。            薬剤.添加製品一切不使用。 Ayurvedaを主軸に五感を辿り   こころとからだを調える。 排水は畑や川へ生命を育み循環を創造する。

最近の記事

【グルックラ】という学び

こんにちは、"杜(もり)とあお。"です。 アーユルヴェーダをベースに、自然療法的美容室を営んでいます。 伊豆半島の最南端で、シャンプーもヘアカラー剤も使わず、一人ひとりの性質に基づいた植物から髪色を調和させたり頭皮をヘッドスパしたりしています。 そろそろ弟子をとらないの?と周りから言われはじめ、いやいやそんな..と言いつつも遠方から"教えてください"とうちの門を叩いてくる美容師さんがこれまでに数名いました。 大体みなさんヘアカットやヘッドスパを受けながら、質問されたり写真や

    • ビャクシンの木を環状剥皮

      柱は神、なんて話しは、現代であまり聞かなくなったと思う。 って言ったらじゃあわたしって何歳だ?って話しなんだけど。笑 わたしは日本一高い山 富士山と、日本一深い海 駿河湾へ向かう日本三大急流のどちらも見渡せる[富士川]という一級河川の河口付近で生まれ育った。 地域の歴史の授業で、昔は大きな川の橋を掛けるのに人柱を立てるという風習があったことを幼い頃に習った。 身体を空っぽにして、心を純粋に綺麗にして、生きたまま自ら埋まりにいく人たちは、土地を守る神様とされたこと。 それを

      • 高床式美容室ができるまで、を。

        こんにちは、"杜(もり)とあお。"です。 アーユルヴェーダをベースに、自然療法的美容室を営んでいます。 伊豆半島の最南端で、シャンプーもヘアカラー剤も使わず、一人ひとりに合わせた植物から髪色を調和させたり頭皮をヘッドスパしたりを洗ったりしています。 そんなわたしは、ついに高床式美容室を造る!と言い出しました。それについてはぜひ、過去の記事を読んでいただけたらと 周りにそう口に漏らしていたら、出会ってしまった高床式美容室を建てるに打ってつけの、井戸古民家付きの野山と石垣のあ

        • 狩人主夫の風景(ランドスケープ)と、純粋な地球の景観

          「昔、体調を崩したときにね」 お友だちが、身体に巡る循環・輪の話をしてくれたことがある。梅雨の晴れ間の田園風景をドライブしながらのことだった。 「身体がしんどくて、自分にはどんな栄養が足りないかめっちゃ調べてたの。そしたら、身体に入った栄養分は、輪っかみたいに循環していて、それぞれがそれぞれの器官に順番に行くから、ひとつの栄養を沢山摂るんじゃなくて、沢山の種類を補充して、循環の流れを止めないようにさせると良いんだって。」 流れる山々の景色を見ながら「身体も、地球の循環も一

        【グルックラ】という学び

          古民家開放-2024.6.8-

          こんにちは!伊豆半島の最南端、南伊豆町で 自然派美容室を営んでいます「杜とあお。」です。 2024.6.8吉日。古民家開放イベントにて、 未熟な点もありながら総勢、80名を超える方たちに 足を運んでいただき、今の状態の山.高床式美容室予定地となる原野.石垣の隣の古民家のお披露目ができました。 (今回、写真が多めです) 前日まで一緒に手伝ってくれた仲間や、これまで 古民家WSに参加してくれた方たち、ご近所さんやパートナーにも恵まれて、わたしが関わりたいと思える素敵な方たちと

          古民家開放-2024.6.8-

          『植物のフィトケミカルは自己防衛本能』で『自己防衛本能は、つまり愛』

          杜とあお。では日々、植物を蒸留したり抽出したものをお客さまのシャンプーや薬草蒸しや髪染めとして植物の有効成分を頂戴している。植物の知識は、 (だいたいだけど)本とネットが3割 アーユルヴェーダの師匠から1対1で教わるのが5割 あとはおじいちゃんおばあちゃんから。 それぞれを照らし合わせたり復習しながら擦り合わせて実践して、を繰り返している。 教科書や辞典はとても詳しいし正しいし専門的だけど、そればかりだと覚えることに必死で、考察する力が鈍くなってしまう。 協会とかスクールと

          『植物のフィトケミカルは自己防衛本能』で『自己防衛本能は、つまり愛』

          杜とあお。へ 、住み込みお手伝いと学び

          ウーフ制度に加入しようか迷っていたとき、彼女は2週間、お試しで住み込みで働いてくれた。 それはとても大切な2週間でした。言葉にするにはまだ纏まりきらないけれど、いま感じることを そのまま綴ります。 2023年12月 環境対策事業のNPO活動をしている学生向けの リーダー合宿で 杜とあお。の講座枠があり、 ワークショップをしていたときの何気ない質問。 「ここ南伊豆の暮らしは何が楽しいですか? わたしは東京で暮らしてて、消費すること(時間やショッピング、友だちとワイワイする

          杜とあお。へ 、住み込みお手伝いと学び

          予祝い〜高床式ドリーム〜祈りとビールは世界を救う

          こんにちは!  伊豆半島 最南端の南伊豆町で Ayurveda主軸の、独創的で自然療法的な 自然派美容室を営んでいます。 静岡県の真ん中 富士市から南伊豆町へ移住して8年目。お店をオープンして6年目。 『高床式美容室を創りたい』 そう思いだしたのは ここ2年だけど、実は もっと前からお客さんのシャンプーが 地面に染み込んだり川へ流れて循環してくのを毎日見ていて、これがわたしだけじゃなくて、ちゃんと お客さんの目にも見えて、シャンプーすることで地域と地球と繋がっている事を

          予祝い〜高床式ドリーム〜祈りとビールは世界を救う

          高床式美容室って?

          杜とあお。をオープンして4年が過ぎたお正月。 めでたい席で友人と「やったあ!ついに高床式美容室が完成した!みんな、支えてくれて本当にありがとう!!」と予祝いをしました。 予祝い?? 高床式、、美容室??  色々と、ハテナかもしれません。 『予祝』っていうのは古来日本人の習わしで、 こうなりたいの未来を予め祝ってしまうこと。 春のお花見って 実は 予祝いで、まだ見ぬ秋の豊作を 桜を見ながら「こうなりたい未来」を先に祝い、 桜が散った頃に 田植えが始まったそう。 そうする

          高床式美容室って?

          【移住の経緯と古民家開放!のお知らせ】

          杜とあお。オープン6年目にして第二ステージが見えてきました。 完成には程遠いけど、いったんお披露目会をやりたいと思います。 お客さまにはもちろん、是非ご近所さんや6年間お世話になった方、語り合ったり刺激を頂いてたりと色々と関わってくれてる方たちにも来てもらえたらと思います。 【ここまでの流れを駆け足で!】 *移住して...* カズ会社人→引き篭もり鬱からの脱却。元々肌に合っていた自然と共に生きる田舎暮らしへ。 みよ子美容師14年勤めて→技術と売り上げが美容師の価値全てと

          【移住の経緯と古民家開放!のお知らせ】

          はじめまして"杜(もり)とあお。"です

          こんにちは!ここは東京から約3時間、 静岡県伊豆半島の南伊豆町。いのち豊かな 美しい集落に在る "杜(もり)とあお。 " という ちいさな自然派美容室です。 突然ですが "杜"といわれる場所がどんなところかご存知ですか? • そんな連綿とした循環がある状態のことを "森"ではなく"杜"といいます。 自然の摂理のなかにある人の暮らしの風景。 青野川が流れ、青々とした空、田んぼや山々。 その喜び•豊かさ•ご縁を承り、わたし自身も 喜びの循環の輪を繋ぎますという意味で ご縁

          はじめまして"杜(もり)とあお。"です