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無職日記 20241116-1123
2024年11月16日(土)
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sabadragonさんカンミさんと池袋のフードコートでオフ会。ガチ中華(四川料理やハルピン料理、台湾料理など)食べながら飲んだ。
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池袋から自宅帰るルート。山手線外回りで日暮里まで、日暮里から京成線に乗ることも、もちろん副都心線などで新宿まで行きそこから都営地下鉄→京成もあり。都会は移動一つとっても選択肢がたくさん。早くこの感覚に慣れないと。
2024年11月17日(日)
母親と自宅の掃除、整理。部屋を自由に使えるようにするため、机やテレビ台などの不要物を捨てた。
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自分が子どもの時に母親が作った布団カバーが出てきた。何の感慨もなく「いらんな」と捨てようとする母。「よく覚えてる」「こんなの作ってくれたんだよな」と感傷に浸ってると「もう一枚同じのあんねん」と言う。そっちは捨てないのか?「しかし、この布団カバーもびっくりしてるやろな。今までずっと無事だったのがある日いきなり処分ってなって。聞いてないよ!って感じだろうな」と言ったら母親が爆笑していた。あと本棚が一つ残っているが「つかれた。また今度にしよ」と母が言うので今日はここまで。
無職だし食事も出てくるし洗濯もしなくていいし、あまりにも何もしなくてよすぎて、生活に動きがなく、その結果、暮らしが、澱む。気づくと広くなったデスクスペースでPCの前に座ってゲームしてた。これじゃ住む場所が変わっただけでお遍路の前と後でまったく何も変わっていない。
一度動かなくなると人間、少しの動きでもそれが面倒に感じるし、何なら何かを動かすと何かが何とかなってしまうのではという恐怖すら感じる。明日は朝からやることこなす!
2024年11月18日(月)
今日こそはタスクをサクサク終わらせていくぞ。
まずはやまざきしんじさんに送るPC。Windowsのプロダクトキーが3つもあるから(笑)、どれがやまざきさんに送るPCに対応してるか調べなくていはいけないし、動作の確認もしなければならない。部屋も広くなったのでトラブルなくPC展開できたし、ストレージの初期化なども問題なく終えた。
次は市役所へ。住所の変更諸々の手続き。その後、貸出カード作成しようと図書館に行くが休館日。残念。免許証も住所変更しなくては。先日は名前の変更に住所の変更。また間を置かず住所をもう一度変更するので免許証の記載はグチャグチャだ。警察署は自宅から7kmほどだが何のめんどくささも辛さも感じない。当然自転車で移動する。先日までお遍路で身体中、筋肉が傷ついていたようで自転車こぐのがキツい、坂をあがる、階段を昇るのが辛かったが、今は完全に回復しているようで、軽くこいでいるつもりが自然にスピードが乗る。あっという間に警察署に到着した。
自分が呼び出しされるまで待っているのだが、係の人から呼ばれる他の人の名前を聞くたび「引っ越してきたんだ」「徳島を出たんだ」という実感が深まる。徳島だと「西岡さん」「三好さん」みたいな名前ばっかり。こちらだと「並木さん」「湯浅さん」。
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免許更新も済ませ、帰り道。高校生の時に自転車通学していたあの道、今行ったらどんな気持ちになるだろうと思い、行きとは別の道を行く。帰り道にあったお茶屋さんで抹茶を購入。ついでに先日のお遍路で無くした茶筅もAmazonで注文して、これでまた抹茶生活も復活だ。これまた通りすがりにあったやたら本格的な香りを出している台湾料理店で麻婆豆腐ランチ。980円。唐揚げはいまいち(口の中が切れるクリスピーなタイプは嫌い)だが、麻婆豆腐は美味しかった。
家に帰ってからも頑張る。まず、無線LANの解約をした。電話をかけたら20分以上待たされた上にチンタラしたオペレーターで40分くらいかかってしまった。その後、徳島に残ってるゴミ、荷物を処理するために、もう一度徳島に行く手続き。高速バス、レンタカー、それとヘルプ要員のアサイン、なんとか全部済ませた。その後はメンタルクリニックの予約とオンラインでの問診まで。今日は本当に頑張った。
気持ち的には落ちつきもなく調子は悪くないが、昨日から咳が止まらない。風邪を引いたのかもひれない。念のため、明日は病院に行こう。
2024年11月19日(火)
今日も朝から張り切って。無職なのにやることたくさんだ。まずは近くの内科へ。一昨日くらいから咳が出るのでその診察へ。咳とか発熱なら先に連絡入れてから来てくれと怒られた。確かに……。コロナ、インフルエンザ、マイコプラズマ。念入りにあれもこれもと検査される。検査に来た看護師の女性が不思議な人で、なぜか何か一つ終わるたびに「あれ?ヤバwww ふふ。や、ではでは」などと言って笑うのだがあれは何なのだろうか。薬局で薬をもらい帰る。来週はまた徳島に行かなければいけないのでそれまでに体調が回復していればよいが。
粗大ゴミの回収が終わったので、母親に運転してもらって、ヤマト運輸の営業所まで。やまざきさんにPCを送るためだ。受付に行くと「待ち番号」の発券機があった。周りを見ても誰もいない。「現在待ち時間0人」と書いてある。「これでも発券したほうがいいんですか?」と受付でボーッと立っている女性に聞いたら無表情で「はい」とだけ言われたので、発券機まで戻り発券した紙を渡したら「番号札5番のお客様」と目の前で呼ばれた。何よりもシステムが優先。気持ちが悪かった。
ヤマトには「パソコン宅配便」という仕組みがある。パソコン送りやすいダンボール資材が揃っているのだが、自分が送ろうとしてるPCは長尾製作所のオープンフレームのデスクトップPCである。そのようなPCを見たことがなかったらしく「どうやって送れば……」と担当者が困惑、別の担当者を呼びつけるのだが、その人も分からず別の人を……を何回か繰り返し、信じられないほど時間がかかった。
その後、ネコのワクチンを打ちに動物病院へ。大変混雑しており、病院の駐車場も近所の有料駐車場もいっぱいである。路上で停止して待っている人もいた。受付に行き「駐車場がいっぱいなので、どこか近くをウロウロしてきます。順番になったら電話で呼んでもらうことはできますか?」と聞くと「電話もいいがポケベルもある」とのこと。だったら早く渡せよ。というか、なぜみんなすぐ呼ばれるわけでもないのに路上に停車してまで待っているのかさっぱりわからない。
ようやく猫のワクチン注射が終わった時には一時を過ぎていた。お腹も減っていたので、待ち時間中にオリジン弁当でのり弁を購入しておいた。数日期間限定でのり弁を特売!!と広告が出ていた。ものすごく安そうに書いてあったので何も考えずのり弁を三つ頼んでしまったが後で見たら普段から20円安いくらいだった。レジはすべてセルフ。やり方が分からず近くにあったバーコードカードを読み取らせたら、これは「できたて」を依頼するときに使うカードだったらしく、今からのり弁を作るので5分ほど待てと言う。店頭に並べられてるお弁当のバーコードを読み取ればすぐに持ち帰れたのに。
自宅に帰るとお腹を空かせていると思った父親がとっくに昼ごはんを食べていたらしく、のり弁を出してもまったく無反応。親子仲が悪いわけではないのだが、父親は本当に一言も自分と会話しない。母親とはたまにささいなこと、漂白剤がすぐに見つからないといったことで声を荒げるのが聞こえるが、それ以外はテレビのある和室に籠ったまま。部屋から一歩も出てこないし、外出することもほとんどない。お遍路が終わり、無職子ども部屋おじさん爆誕などと言って笑っていたが、父親が既に無職子ども部屋おじいさんになっている。早急に職を探さなければと痛感した。
家に帰ってきたらあとは特にやることがない。SNSをなんとはなしに見ていたら、一日が終わってしまった。終日テレビを見ているだけの父親とやってることが同じだ。このままではダメだ。
2024年11月20日(水)
「ジャーナル」というアプリで毎日日記をつけているんだけど、これがiPhoneにしかないアプリであるため、せっかくMacBookも PCもあるのに毎日日記はフリック入力しているというのがなんともはや。でも、お遍路中からフリックで日記を書いていたため慣れてきたというか、これで描かないと日記を書いた気持ちがあまりしないくらいにはなってきてしまった。
今日も今日とて無職なのでやることが特にない。のんびり本でも読もうかと思ったら(仕事探せや)今年一番の寒気とのことで、部屋がやたらに寒い。暖房たいたり室内なのに上着を着たりしたのだが肩が寒くて悪寒かと思うほどだったので布団と毛布にくるまって午前中を過ごす。それでも寒くて完全に寝込んでいたのだが、肩に貼るカイロを貼ったらようやく寒さを退けることができた。なんだかんだ言って関東、寒い。そして四国は(特に徳島なんかは一部地域除いて)暖かいんだなと。
午後三時からメンタルクリニックへ。徳島でお世話になっていたクリニックの先生が「関東だと人がいっぱいで初診の予約がなかなか取れないと思う。一カ月から二カ月前に予約しておくくらいでないと薬が切れてしまうので気をつけて」とアドバイスをもらっていたが、この病院は前日に簡単に予約が取れてしまった。
予約時間になり呼ばれたので診察室に入る。大変太った男の先生だった。それはいいのだが、手がわずかに震えている。こちらが不安になっていると「そ、それでどうですか?」といきなりの謎質問。この仕事、初めてなのか?事前にオンラインで問診は送っていたが、それとまったく同じことを説明する。話し終わると「で、どうしましょうか?」と聞いてくる。どうしましょうかって、それ、こちらに聞くのか?自分の症状を説明する。最近はうつ症状もだいぶいい。ただ薬が切れたらまた元に戻るのではないかという不安もある。生活環境もガラッと変わったところで不安も大きいので、今しばらくこれまでと同じ処方で様子を見たいというと「じゃあそうします」。まったく主体性がない。
ところが最後に「初診なので血液検査だけしてもよいですか」と聞いてきた。無職なのでカネはできるだけケチりたい。検査等でお金が余計にかかるのはごめんだし、注射は痛いから嫌ですとハッキリ言ったら「何か他に体の病気かもしれない、その可能性を消去するためにやるって言ってるだけ、知りませんよ?!」となかば逆ギレ気味に強く言われた。さっきまでまったく主体性を見せなかったのに急にキャラ変。一体お前はなんやねん。この先生、ハズレではないのか。とまれとにかく今まで通りの処方がもらえればそれでいいので、薬もらうためだけだと割り切り、次回の予約もしておいた。
帰りにスーパーで簡単に買い物をする。実家で親が作ってくれるので、堂々とこんなこと言うのもどうかと思うが食費はゼロ円。料理すらしなくてよいのは最高なのだが、七十代の両親が食べたいもの、食べたい量は、育ち盛りの四十代の自分とはまったく違う。老人の食事に付き合ってるとヘルシーでいいのだが、腹持ちは悪く、すぐにお腹空いてしまうので、ポテトチップスのようなジャンクなお菓子をいくつか、それと豆苗とカットトマトを買った。
家に帰って調理をする。実家に到着した当初は、父親がうるさく、テレビのリモコン、卓上醤油一つ、元の位置から少しでもズレてると文句を言ってくるオーラがあり、それが怖くて台所にも寄り付けなかったのだが、ここ数日様子を見ているとどうやら昔ほどにあれこれイラついて口を出すパワーもなくなっているというか、あまりそこまでこだわる気持ちも失せているみたいで、テレビのある和室にこもりっきりでほとんど食卓に出てこない。ごはんも父親はその和室で一人で勝手に食べるから鉢合わせもしない。料理は母親が休みの時は母親が、出勤のときは無職の父親がつくることになっていると聞いていたが、どうも最近、父親は担当の時ですら料理をしていないようだ。試しに台所をうろちょろしてみたり、鍋やフライパンをあれこれいじってみたが特に何も言われない。これはいけると思って、本当に久しぶりに台所で料理をした。ひよこ豆を茹でてカレーに。豆苗を切ってごま油と塩で炒めた。実家の台所はアパート、それも直前まで自分が住んでいたようなアパートとは違って広いので料理が楽しいし、楽。ごはん作りながらごはんを食べ、ごはんを食べながら食器洗いまで済ませてしまった。
せっかくの無職だし、SNSを見るのをやめ、読書や映画を見る時間を増やそうと思っている。食後は読書。先日割引で買った『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読む。主人公は自分の名前もわからない記憶喪失の男で、わずかな手がかりから少しずつ、自分が置かれた特殊な環境が「どこ」なのか、そして自分に与えられた絶望的なミッションは何なのかを理解する。人類が滅亡の危機に瀕しているその原因と、主人公が「誰」なのかという二つのミステリーが一度に二重で進む。おもしろい。久しぶりに読書を楽しめた気がする。最近、本を読んでも「読んだ」気にならないこと、集中して本に浸る経験がほとんどなかった気がする。
藤谷千秋『オタク女子が四人で暮らしてみたら。』読了。藤谷の XやThreadsでの投稿がおもしろく、また自分が中年のルームシェアやってみたいと思いはじめていたので参考にと思って購入したが、イマイチだった。これは実は「素材」が悪いと思う。「オタク女子四人」のような「設定」をつけているから特異な体験のように響かせてはいるが、今時ルームシェアなどそんなに珍しいことでもないし、藤谷自身も書いている通り、大きな事件がバカスカ起きることなどもなく、基本的に日々まったりと暮らせているのでそういう意味でも内容は刺激に乏しい。それを藤谷のオタク受けする文体で綴ったエッセイなので内容が劣化する(読まれなくなる)のも早そう。文章は上手いというか、一つのパラグラフに必ず一つはくすぐりを入れてくるサービス精神が流石だと思った。SNSの投稿見ていても、藤谷自身は分析力もあり表現力もあるので他の著作のほうが楽しめたのかもしれない。本作、コミカライズもされている聞いて絶句。この内容を「コミカライズ」???
2024年11月21日(木)
薬を毎日飲んでるのだけど体調があまりよくならない。部屋も寒いし肩から冷える。困って布団に入り込むと眠くなって寝てしまう。お遍路から帰ってきた自分は抜け殻。やりたいこともなければ、やらなければいけないことも(本当はあるけどそこには目を瞑っているので)ない。それならそれでダラダラするのも悪くないとは思うのだが、SNSをのぞくのすら退屈してしまって、音楽聴きながらまどろむだけの一日だった。
来日するということだったのでエリック・クラプトンを聴き直している。クラプトンにはまったく思い入れないし、これまで一切心に響いてこなかったミュージシャンだったのだが、今聴くととてもいい。刺激的でこれまでの人生で聴いたことのない音楽。そうしたものを期待する心からすれば、クラプトンなんてという気持ちなのだが、そこから離れてみればレイドバック最高。温泉気分で繰り返されるまったりゆったりビートに身を任せ、心も体もゆらゆらとたゆたうクラプトンミュージック、大変心地よい。歌やメロディも「等身大のおじさま」感がありそこが人気なのだろう。コンテンポラリーに振れた作風だと同時代批評からは「クラプトンなんて」と言われてしまうのだろうが。発表順ではなく適当に気になった作品から聴いている。J.J.ケイルとの共演盤がもう最高だった。J.J.ケイルもいいじゃん!と思ってアライグマのジャケの作品聞き返してみたがそっちは今の気持ち的にいまいちだった。
今後のテーマ「胃袋を取り戻す」。歳とってしまい、昔のようにたくさんのコンテンツを摂取できなくなってしまった。そうした「老い」を自分は受け入れているのだが言うてもまだ中年である。受け入れるのが早すぎるかもしれない。「歳とった」「もう読めない」「聴けない」などと言っているからますます筋力が衰えて「できなくなる」のかも。小説とかもなあ。もう「本当の本当におもしろいもの」しか追いかける気がないというか、読んでもあまり意味がない、楽しくないのではと思ってしまう。『従姉妹ベット』や『春にして君を離れ』、『源氏物語』くらいおもしろい作品があれば読んでみたいが、それ以外なら小説なんかより、つまらない人の人生のほうがまだおもしろいのでは?などと思っていて、我ながら終わっている。
作品をもっとガツガツ食い散らかしていかねば。そう思い今日は先日の激安セールで買った『魍魎戦記MADARA』を読んでいたのだが半分くらいで挫折。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』も70%からいかな。休日には一日で一冊読めるくらいの「胃袋」がほしい。
2024年11月22日(金)
仕事もないし用事もないので、一日中部屋からほとんど出ない生活に気づくとすぐなりがちで、それでも本人楽しければいいのだが、運動もしてないと頭の働きも悪くなるし、本を読んでいても内容がスンと入ってこなくなったりする。これじゃいかんと思い外に出る。特に用もないのに。
図書カードをつくろうと思い地元の図書館へまずは向かう。その前に近くにあったラーメン屋で腹ごしらえ。看板や店の構えから何系のラーメンかまったくわからなかったが、店の中に入ると疑問は氷解。豚骨醤油から魚介醤油、鶏ガラ魚介など5種類のスープが選べるという「なんでも屋」のラーメン屋だった。麺の量は?と聞かれたので、とりあえずで大盛にしたら、大変な量が出てきた。鶏ガラ魚介スープを頼んだのだが、一口食べて絶句。うっすい出汁のスープに魚粉を大量にかけただけだ。チャーシューもパサパサのカスカス。よくこれでラーメン屋を開こうと思ったな。別の意味で感心した。今後は初見のラーメン屋では大盛りを頼まないようにしよう。まずい。苦行だ。
図書館に到着。が、「小学校の図書室か?」という大きさだし、蔵書の内容もひどいもので、五木寛之や地球の歩き方くらいしか読むものないのではないか。ここで図書カードを作ってもいいが、おそらく一生使うことはないだろう。無意味でしかないので、図書カードは作らないことにした。
母親によると隣の市町村の図書館も使えるとのこと。隣のまちの図書館までは7kmほどあるらしいのだが、自転車で7kmとか、お遍路1400kmを走破した自分からすれば余裕である。30分かけて隣町の図書館へ。こちらはそれなりの大きさで、軽く検索したところ、蔵書の量もそれなりである。早速図書カードをつくることにした。受付に行きカードを作りたいと言うと、免許証と自分が住んでる自治体の図書カードが必要と言われる。マジか。そんなことならさっき地元の図書館のカード作っておけばよかった……。別に今日本を借りたいわけではなかったので今日カードが作れなくてもいいのだが、また地元の図書館に行かなければならない。めんどくさい。でも行くしかない。結局、同じ日に2回も同じ図書館へ行くことになった。効率悪い。
帰り道にイオンに寄り買い物をする。今は実家なので特に必要なものはないのだが、たまに何か買い物しないとストレスもたまる。お腹が空いた時に食べる自分用のお菓子、ポテトチップス系とグミキャンディに、缶ビール、ギリシャのフェタチーズを購入。自分の部屋にある小型の冷蔵庫の中に入れておきたい程度の購買動機だ。
自宅に帰り、電子書籍で読書。セールだったから買っていた『魍魎戦記MADARA』を読了。正直、設定や世界観を詰め込みすぎで訳のわからない作品だと思った。ところどころキャラの書き分けもできておらず「ん??今どうなった?」と確認することしばしば。なぜか左開き(通常の漫画とコマ運びが左右逆)というマニアック仕様だし、主人公が大活躍する少年漫画のような体裁に見せかけて、ほとんど主人公が動かない、設定や話の展開的に必要な振る舞いをその都度するだけの操り人形って感じなのもなあ。最近お金がないから激安漫画ばかり買っているが、お金はいいとして、結局読む時間がかかる。今更マダラを読んで何になるのか。でも、現代学生物への異世界転生外伝やその名もずばり「両面宿儺」というキャラクターや、後世の漫画に計り知れない影響を与えてる作品だとは思う。
夕方から体調が悪くなる。とにかく寒い。服も着込んでいるし背中と腰にそれぞれ一枚ずつ、貼るカイロを貼っているのだが、体が芯から冷えている感覚が消えない。そのまま布団にくるまっていたらまだ6時なのに眠くなって寝てしまった。
2024年11月23日(土)
先日から風邪をひいていて本調子ではない日が続く。動こうとしても体がどこかだるい。来週は予定があって徳島まで行かなければならないのでそれまでに体調を整えたい。動かないのに食欲だけはあって、昨日買ってきたポテトチップス類を気づいたら一日で3袋も食べていた。買ってきた缶ビールも2本、あけていた。ダメダメだ。
日中は久しぶりに行きたくなって近所のバーミヤンへ。餃子はもちもちしていて味もあり美味しかった。麻婆豆腐はごはんにかかってるやつだからかな。味に尖りもなく中毒性もないからイマイチという感じ。注文するとロボットが配膳してくれる。そりゃもうそんなのが当たり前になって久しいのだろうが、自分はまだ「千葉」という都会に来てまもない四国育ちの田舎者だったから、少し驚いてしまった。
いましろたかし『原発幻魔大戦』読了。ほとんど主人公がぶつくさ文句言いながらデモに行くだけの、いつもながらのいましろ節。よく政権交代しろだのなんだの言うが当時のこの顛末を忘れているから言えることだろう。
夜はDiscordのサーバのみなさんとウォッチパーティー。何も知らずに『ゲット・アウト』という映画を見た。ホラーらしいがまったく怖くない。主人公の彼女の家族が全員おかしい。もうこの時点で「そんなおかしい家族の元で育ってきて、付き合って五ヶ月で顔合わせさせて平気なこの彼女が一番おかしいし怖いのでは」とわかってしまった。自分が見逃してるポイントも他の人が指摘してくれたりするので、ウォッチパーティーはとても有意義だと思う。またやろう。
早く風邪よくなってくれ。
2024年11月24日(日)
一日中家の中、部屋の中。マジで何もしていない。何もする気がおきなかった。風邪すら治ってない。まだ咳が出る。昨日見た『ゲット・アウト』の感想を書く。映画は見ても感想書いておかないとすぐにすべて忘れる。書いていても忘れる。
あまりのヒマさからM-1の3回戦のネタを見る。M-1って本当にちゃんと審査してるんだろうか。人気あるだけで今回のネタはイマイチみたいな人が準々決勝に進んでいるようにしか見えない。マユリカ、芸人としては好きだけど、漫才ネタそんなにおもしろいかな……。元コウテイの九条ジョーがモンローズ宮本と新しく結成したル・ヴァンってコンビがクセになって何度も見てしまった。
ボケ自体がそんなに尖っているかと言うとよくわからないし、全体的に「粗い」のだが、この強制的に笑わせてくる感じ、笑うまで、ボケが一つ客の臓腑に入っていくまで次に進まない感じがどこか懐かしい。「あかん、資本主義や!」で大笑いしてしまった。
最近はとにかく生活にワクワクをいかにして取り戻すかということばかり考えてる。その時どうしてもやりたかったこと、お遍路もしまなみ海道走破もやってしまった。もうやりたいことがないのだ。とにかく今、この瞬間を全力で楽しむこと。それしか生きる道はないと思うのだが、何をしても退屈だと思ってしまう。ツールはあるどころかありすぎる。それなのに楽しくない。どうしたらいいだろう。とにかく動け。動くしかないのだが、ただそれが難しい。
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