“中から”ケア! ~カサカサ肌からしっとり肌へ~
モリタ鍼灸整骨院の江原です!
12月も後半に入り
寒さも本格的になってきましたね!
その分、冷えや乾燥が気になってくる時期でもありますね!
この季節は、特に悩んでしまう『乾燥肌』についてお話しさせていただこうと思います。
なぜ乾燥肌になるの?
皮膚は、外側から『表皮・真皮・皮下組織』に分かれ表皮と真皮を合わせたものを一般的に『皮膚』と呼ばれています。
その中でも、『肌のバリア機能が低下した状態』を乾燥肌といいます。
そのため、通常の肌よりも水分や皮脂が少ない状態になります。
原因としては、空気の乾燥、加齢、食事などがあげられます。
表皮の外側にある角質層は、正常であれば水分を15%~20%程度含みNMF(天然保湿因子)という吸水力・保湿力の源でもある成分を持っています。
このNMF(天然保湿因子)のお陰で、汚れや汗・服の刺激など、さまざまな刺激から肌を守ることができています。
しかし、乾燥肌の方はその角質層の水分が不足し、角質層が剥がれやすくなり、
汗や汚れが入り、炎症を起こすことでかゆみなどの症状を引き起こします。
🙎♀️:乾燥しているから化粧水などを使って潤しておけばいいんでしょ?
👨🏻⚕️:確かにそれも大切です。
しかし、化粧水などのケアは体の外からのものになるので、乾燥肌を根本から解決するに至りません。
それだけではダメな理由として挙げられるのが、『肌のターンオーバーリズム』が関わっているからです。
角質層の潤いは、肌がターンオーバーしていく過程で作られています。
ただ加齢や睡眠不足などの理由でこのリズムが崩れてしまうと、未熟な皮膚のまま表面に出てきたり、古くなった角質が蓄積されてしまいます。
この状態で化粧水だけのケアをしていても、皮膚が未熟なために潤いを保持できなかったり、古くなった角質が邪魔をして浸透していかないことが起こってしまいます。
では、どうケアしていくのか、、、
それは肌を直接ケアするのではなく、体の中からケアをしていく事で、乾燥肌に対してより根本的なアプローチになります。
東洋医学からみた皮膚
東洋医学の考え方として、皮膚は『肺』と関わりが深いとされています。
肺はみなさんご存知の通り、呼吸に欠かせない臓器ですよね。
東洋医学での肺は、呼吸、声、皮膚、鼻などに関わりがあります。
肺の活動が正常であれば、
・呼吸が深くゆっくり行われる
・声に力強さがある
・皮膚に潤いがある
・皮膚の収縮、弛緩が素早く行え、環境の変化に対応できる
・鼻から空気を取り込める
・鼻水が出て鼻の中を清潔に保つ
などが起こります。
そのため、乾燥肌に対しては肺の働きが欠かせないというわけです。
体の中にある臓器も皮膚と深く関わっているので、一緒にケアできるとさらい良いですね。
肺の働きを良くするために
肺の働きを良くするためには、ツボを使い臓器に直接アプローチできる鍼灸施術
骨格を整え、自律神経の働きを整えるバイタルリアクトセラピーなど、
モリタ鍼灸整骨院には様々なアプローチ方法があります!
その中でも鍼灸施術は皮膚に効果があると考えております。
鍼灸による皮膚への刺激とツボによる肺などの臓器へのアプローチが行えます。
また、肺に関わるツボだけではなく、肺と特に関わりの深い『大腸』のツボ にもアプローチすることで、体を中から整えることができます。
鍼が苦手な方でも、とても細くて小さい鍼や刺さない鍼などその方に合わせて行うことができます。
最後に
四季がある日本では、季節によってのケアが難しいと考えております。
『肌のケア=化粧水などを塗ること』それだけではないと、今回読んでいただいて思っていただければ幸いです。
『なかなか外からのケアだけでは良くならないな…』と思われている方は、『体の中からケア』を考えてみてはいかがですか?
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