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おまいら、年末年始になに読むよ?Ver.2024
いやはや、年の瀬ですね。
無事に28日に仕事納めをし、正月休みに突入しました。実際のところ、仕事は1ミリも納まっていないものの、1年間走り続けた戦士にようやく訪れたささやかな休息。とくれば、そう、インプットのお時間ですね。
ということで2023-2024の年末年始に読もうと思ってる本をご紹介申し上げます。
1.『実務問答会社法』後藤元(商事法務)
![](https://assets.st-note.com/img/1703911394757-svecLjiBma.jpg)
旬刊商事法務にて連載されたものをまとめた一冊。会社法上の重要論点について一定の解釈を示した一冊。司法書士目線で見ても実務に密接した論点が散りばめられている。興味ありそうな部分をつまみ食いしかしていないので、今回は腰を据えて読みたい。59問しかないが体感的には10倍くらいのボリュームがある。
2.『商業登記・法人登記500問』神崎満治郎ほか(テイハン)
![](https://assets.st-note.com/img/1703911269186-O1Kjkq5d3S.jpg)
ついに出ました360問の増補改訂版。「デジタル化」「株式交付」の項目に加え、法人絡みの項目が爆増し、なんと500問全623頁の分厚い本に生まれ変わった。「第1部 総論」のエモさも健在で「Q1 商業登記の学び方」は新人研修で全司法書士に配って読ませたい最高の設問。
3.『株式交換・株式移転の理論・実務と書式[第二版]』土岐敦史(民事法研究会)
![](https://assets.st-note.com/img/1703911337279-R8zkF8V8Hn.jpg)
本年は株式交換・株式移転の依頼が多く、「いやぁそれにしても俺っていつもなんとなく仕事してるなあ…特に税務や会計処理については浅いところでさえよくわかってないな…」と痛感したのでこちら。330頁程度の浅い本なのに、読んでも読んでも全然進まない悪魔の一冊。
4.『事例で学ぶ会社の計算実務』金子登志雄ほか(中央経済社)
![](https://assets.st-note.com/img/1703911443570-kyvNI6lVuY.jpg)
ずいぶんまえに発刊され、気にはなっていたけどずっとスルーしていた本書。最近ようやく「俺にも読めるかもしれない…」と思い始めたのでついに購入。今年は読むぞ。この実務で学ぶシリーズは解説がやや簡素なのでそこがね。
5.『非上場株式取引の法務・税務』小山浩ほか(税務経理協会)
![](https://assets.st-note.com/img/1703911494131-9qPYgdvuB4.jpg)
譲渡制限株式の取引は日常に行われ、司法書士が関わる機会もかなり多い。集約するフェーズと分散させるフェーズに分けて、MAや事業承継における株式譲渡の法務・税務上の論点をまとめているので、知識の整理にちょうどいい。まだパラ見しかしていないのでなんとか読み切りたい。
ということで、順不同でとにかくいま読みたくて仕方ない書籍をつらつらと挙げてみました。
もちろん俺は分かっている。
こんなの全部読めるはずもないと。
目の前のビールの誘惑に勝てるはずもないと。
それでも目標を掲げて挑戦するのがいい人生だもんな。頑張るぜ。
ぜひみんなの課題図書も教えてくれよな!ではよいお年を!