徒然なるままに、独断と偏見による「名リフ10選」を挙げてみる
はじめに
「ストリーミング時代の今、キラーリフを持った過去の名曲って伸びるんじゃないか」
久々に Led Zeppelin の 『Ⅳ』を聴いていたら、そんなことを思いました。ということで浮かんだ今回のお題。よくありそうなテーマで何番煎じかわかりませんが、ここでは以下のような特徴をもたせます。
・名リフと聞いて「パッと思いついた」ものを10個挙げる
ゆえに、
・そこまで厳選されていません
・世代やジャンル分けされていません
・順位付けされていません
読んでくれた方の世界が広がるきっかけになるといいなあと思います。
それでは行きましょう!
Aerosmith / Walk This Way
まず思いついたのがこちら。イントロのアレです。某長寿番組で使用されていますね。なにげに verse 部分のリフも良いです。幼い頃から耳にしていて、放題が「お説教」てところも含めていまだに大好きな曲です。
Tom Misch / Lost in Paris
ガラッと変わってお次はこちら。クリーンな単音とジャジーな和音。初めて耳にしたときから「そうそう!こういうのが聞きたかった!」とドンピシャでハマりました。ゴリ押しギターリフに疲れてしまったあなたに。
Led Zeppelin / Communication Breakdown
Zeppelin に関しては続けて何個も浮かんでしまいましたが、初めに出てきたこちらをチョイス。超シンプルで、自分で弾くのも楽しいリフです。
余談ですが、買い集めたCDを大量に処分した際、このアルバムの紙ジャケ版は手元に残しました。他にも名曲が揃っております。
AC/DC / Highway to Hell
あまりに鉄板過ぎて書くのが悔しいこちら。冒頭の「ジャッ・ジャッ・ジャン」だけでテンション爆上がりしてしまいます。気持ちの良いギターの歪みもたまりません。なんだか物騒なタイトルですが、ポップでワクワクするような楽しくなっちゃうリフです。
また、AC/DCは和音のリフが得意な気がします。こちらもおすすめです。
James Gang / Funk #49
ロックバンドが続いております。後に Eagles に加入する Joe Walsh というギタリストが所属するバンドのこちら。歪んだギターでひたすら繰り返されるカッティングリフ。合間の単音リフもたまりません。
Eagles / Life in the Fast Lane
上の Joe Walsh が引き金になり思い出した Eagles からこちらの曲。シンプルにカッコいいリフです。超有名な Hotel Californiaに収録されています。このアルバムから Joe Walsh が参加し、それまでのカントリーから転じてアメリカン・ロック色が強く出てきました。それを象徴するような曲です。
Red Hot Chili Peppers / Can't Stop
ロックギターリフから少し色が変わってファンキーなこちら。下の動画では22秒から始まるところです。単音とミュートが混ざったカッティング。生まれたてのギターキッズだった私にグサグサと刺さりました。
このライブだと特に顕著なんですけど、イントロで焦らされるんですよね。たった2音をリピートするこのイントロも名リフです。この時間も、名リフたらしめている要因のひとつな気がします。
他のレジェンド方に比べると、彼らのライブにはいつでも行けるだろうと考えてしまい、いまだライブに行ったことがありません。John Frusciante も復帰しましたし、次の来日のチャンスは絶対に逃すまい…。
The White Stripes / Icky Thump
イントロから曲を通じて続くリフもカッコいいんですけど、一節を歌い上げた後の、ガラッと雰囲気が変わるリフがたまりません(動画45秒から)。
久々にMV見たんですが、二人ともかっこよすぎないか。一度でいいからライブを見たかった…。死ぬまでに一度は Jack White だけでも見たいです…。
John Mayer / Belief
激しいリフの後は美しく洗練されたこちらを聴いてみましょう。心地よい音色でずっと聴いていられそうです。今回の記事では Tom Misch に近いですね(実際、Tom Mischも大いに影響を受けているようです)。ネオソウルを得意とするギタリストは必ずと言っていいほど影響を受けているのではないでしょうか?
リフの話からは外れてしまいますが、彼のギタープレイはライブで爆発します。生で目の前にしたときは泣きそうになりました。
Maroon 5 / Sunday Morning
最後は、少し変化球なこちら。リフというか、Ⅱm - Ⅴ - Ⅰ のコード進行(+いい感じのテンションノート)がループしてるだけなんです。シンプル・イズ・ベスト。ただ、実はこれが一番テンション上がるんじゃないかという気がしてきました。
おまけ
タッチの差で11個目に思い出したこちらも、非常に かっこいいのでご紹介。跳ねるようなメインリフと横から入るホーンセクションで、体を揺らさずにはいられませんね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。音楽好きな友人と話すようなテンションで、徒然なるままに挙げてきました。私自身が、そういう時間がきっかけになっていろんな音楽に触れて来たような気がします。読んでいただいた方にとっても、そんなきっかけになる記事であったら幸いです。