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「アーユルヴェーダ・アドバイザーGPTs」もできました。
インド風水アドバイザーGPTsを作ったら、、
最近、インド風水アドバイザーGPTsを作りました。
インド風水、ヴァーストゥは、インド古来の建築や空間デザインの知恵で、家やオフィスなどのエネルギーバランスを整えるための考え方です。
この伝統的な知識をAIと組み合わせ、インド風水の知恵に基づいて、理想的な空間のアドバイスを提供するようになっています。
これを作ってみて、「アーユルヴェーダでもGPTsがあったら面白いんじゃないかな?」と思いました。
アーユルヴェーダも、インド風水として知られるヴァーストゥ・シャーストラと同様に、インドの古代聖典「ヴェーダ」に基づいています。
ヴェーダは、インドの哲学や科学、宗教的知識が集められた最も古い文献群です。
アーユルヴェーダは、人間の健康や寿命を意味する「アーユス(Ayus)」と、知識を意味する「ヴェーダ(Veda)」から成る言葉です。
「生命の知識」や「長寿の科学」とも訳され、心身のバランスを保ち、自然との調和を通じて健康を維持する方法が記されています。
これをAIで簡単にアドバイスしてくれる仕組みがあれば、忙しい現代人でも手軽にアーユルヴェーダの知恵を活用できるのではないかと思い、作ってみました。
(使い方は記事の最後にご紹介します。)
日本語で検索したら一つだけ、、
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海外にはたくさんのGPTsがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1728228082-lmbWfcEap3sqM5S74NZzJuIj.png?width=1200)
アーユルヴェーダについて簡単に
ご存知ない方に向けて簡単にご説明すると、アーユルヴェーダは約5,000年以上の歴史を持つインドの伝統医学です。
その中心にあるのは、体と心のバランスを保ち、自然との調和を大切にするという考え方です。
アーユルヴェーダでは、私たちの体質や健康状態が、「ドーシャ」と呼ばれる3つのエネルギーのバランスによって決まるとされています。
1.ヴァータ(Vata)風
エネルギーの特徴: 動きや変化を司るエネルギーで、空と風のエレメントに関連しています。
特徴: 軽さ、冷たさ、乾燥、速さ、不規則さ
身体的な特徴: 痩せ型、乾燥した肌や髪、冷えやすい
精神的な特徴: 創造的、機敏、敏感、落ち着きがない、心配性
不均衡のサイン: 不安、不眠、便秘、神経過敏、体重減少
バランス方法: 温かい食べ物や飲み物、規則正しい生活、温かく油分の多い食事が効果的。
2.ピッタ(Pitta)火
エネルギーの特徴: 消化や代謝、体温調節を司るエネルギーで、火と水のエレメントに関連しています。
特徴: 熱さ、鋭さ、油っぽさ、軽さ
身体的な特徴: 中肉中背、油性肌、敏感な消化器官、発汗しやすい
精神的な特徴: 知的、リーダーシップがある、野心的、短気、批判的
不均衡のサイン: 怒りやイライラ、皮膚の炎症、胃酸過多、消化不良、過度の野心
バランス方法: 冷たい食べ物や飲み物、クールダウンするアクティビティ、穏やかな環境が効果的。
3. カパ(Kapha)水
エネルギーの特徴: 安定性、構造、滋養を司るエネルギーで、土と水のエレメントに関連しています。
特徴: 重さ、冷たさ、湿り気、安定性
身体的な特徴: がっしりとした体型、強い体力、しっとりとした肌、ゆっくりとした動き
精神的な特徴: 落ち着き、忍耐強さ、愛情深い、安定感があるが、怠けやすい
不均衡のサイン: 体重増加、怠惰、過度の睡眠、鬱気味、粘液過多
バランス方法: 軽い食べ物、活発な運動、精神的な刺激が効果的。
ドーシャのバランス分類
各個人の体質は、これらの3つのドーシャの独自のバランスによって決まります。
単一型体質: 一つのドーシャが非常に強く表れている場合(例:ヴァータ体質)。
二重型体質: 2つのドーシャがほぼ同等に強く表れている場合(例:ヴァータ・ピッタ体質)。
三重型体質: 3つのドーシャが均等に存在するバランス型(非常に稀)。
バランスが取れている時には心身共に健康で活力がある状態ですが、ドーシャが不均衡になると健康問題や不調が現れるため、アーユルヴェーダでは各ドーシャのバランスを調整することが重要視されます。
それぞれの人は、これら3つのドーシャのどれかが優勢な「プラクリティ(体質)」を持っており、そのバランスが崩れることで不調が生まれると考えられています。
アーユルヴェーダでは、このバランスを取り戻すために、食事やライフスタイルの見直し、ハーブなどの自然療法を活用します。
例えば、ヴァータ・風が乱れると不安感や便秘が生じやすくなるため、体を温める食事や、リラックスできる生活習慣が推奨されます。
一方、ピッタ・火が過剰になると怒りっぽくなったり、消化不良が起こりやすいため、冷たい食べ物や瞑想が役立つことが多いです。
このように、一人ひとりに合ったアドバイスを提供できるのがアーユルヴェーダの魅力ですが、専門的な知識が必要なため、実践が難しいと感じる人も多いのが現状です。
ここで、AIを活用できれば、自分の体質に合った健康法を知ることができます!
アーユルヴェーダ・アドバイザーGPTsの具体的な使い方
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アーユルヴェーダ・アドバイザーGPTsは、アーユルヴェーダの知恵を簡単に活用できるよう設計されています。
このGPTsは、個々の体質や健康状態に基づいて、ドーシャのバランスを整えるための具体的なアドバイスを提供します。
以下に、4つの具体的な活用例をご紹介します。
1,自分の体質と今過剰になっているドーシャの特定
まず、自分の体質(プラクリティ)を特定するためにGPTに質問をしてもらいます。
これには、普段の食事、睡眠、消化の調子、感情の安定性などの項目が含まれます。
これらの情報を基に、3つのドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)のどれが今のあなたに強く現れているかを分析します。
たとえば、最近ストレスが多く、不安定な気分が続いている場合、ヴァータが乱れていると診断されるかもしれません。
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ただし、この簡単な質問での体質分析はあくまで大まかな分析で、
正確には、アーユルヴェーダのセラピストの方から脈診をしてもらったりすることで、より正確な体質を調べることができます。
2,今の自分に合う食事の提案
ドーシャのバランスを整えるためには、食事が非常に重要です。アーユルヴェーダGPTは、季節や体調に応じた食事の提案をします。
例えば、ヴァータ・風が乱れている場合、体を温める食材や、消化を助けるスープなど、消化に優しい温かい食べ物が推奨されるでしょう。
ピッタ・火が過剰なら、スパイシーな食べ物を避け、冷却効果のある野菜やハーブを使った料理が提案されることがあります。
また、個々の体質に基づいた食材の選び方や、調理法までアドバイスを受けられるので、自分に合った食事プランがすぐに見つかります。
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3,今の自分に合うメンタルケアの提案
アーユルヴェーダでは、心と体のバランスが健康の要とされています。
アーユルヴェーダGPTは、体質や現在の精神的な状態に基づいて、リラックス方法やストレスケアの提案も行います。
例えば、ピッタ・火が強い時には、瞑想や深呼吸など、心を冷静に保つメンタルケアが役立ちます。
ヴァータ・風が乱れている場合は、リラクゼーションを促すヨガのポーズや、温かいハーブティーを飲んで心を落ち着けるようなアドバイスを受けることができます。
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4,今の自分に合うスパイスやハーブの提案
アーユルヴェーダGPTは、自然療法に欠かせないスパイスやハーブの使い方も提案します。
たとえば、ピッタ・火が強いと感じる時には、体を冷やす効果のあるフェンネルやコリアンダーを使った料理が勧められることがあります。
一方で、ヴァータ・風が高まっている場合には、ジンジャーやクミンといった、消化を助け、体を温めるスパイスが提案されます。
これらのハーブやスパイスは、日常の料理やお茶に取り入れることで、簡単に体質改善をサポートできるのが魅力です。
インドのハーブは、iHerbなどでハーブティーやサプリとして摂るのも、取り入れやすいかもしれませんね。
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このように、アーユルヴェーダ・アドバイザーGPTsを使うと、日々の健康管理やメンタルケア、食生活の改善がより手軽に行えるようになります。
伝統的なアーユルヴェーダの知恵を、現代のAI技術で活用することで、より手軽に個々の体質とニーズに合ったアドバイスを得ることができます。
ぜひ健康管理に活用していただいて、インドの知恵を身近に感じていただければと思います。
アーユルヴェーダにお詳しい方もぜひ使ってみていただいて、ご感想をいただけるとプロンプト改善の参考になるのでよろしくお願いします。
アーユルヴェーダに興味を持たれた方は、僕のお友達にアーユルヴェーダセラピストの方がいるので、本格的なセラピーも受けてみて頂きたいです。