可愛い子には旅をさせよ
『言葉は見えないものだと思いますか?』
あなたの口から出たコトバには言霊といって、あなたの魂の一部が姿も形もないものになりあなたの体から発信されていきます。
ということは、どんな言葉もあなたの命の一部です。
その命を宿したコトバは、巡り巡ってあなたの元に戻ってきます。
体を巡る血のように、ぐるりとまわる歯車の様に、あらゆるところを
めぐって、あらゆる物事を経験して自らに帰ってくるのです。
また、他人に向けたコトバもしかり。
他人の話をする時は、その人の名前と共にその方のことを思い浮かべながら語りますね。
もし『苗字』で呼ぶなら、その方の父方か、母方の苗字となります。
その中にはご存命の方、そうでない方も含めて、お相手につながるすべてを対象にした発言ですから、先程も申し上げたように、あなたが発した言葉というのはあなたの魂の一部がその方につながる魂と向き合い、あなたの思いを伝えているのとおなじことになります。
目の前にいる人は一人ではありません。
特に悪口や、噂話、妬みや、嫉妬、思い込みで相手のはなしをする
なんてことはなるべく早めにやめていきましょう。
巡り巡って、あなたのもとに帰ってくるあなたの魂の一部です。
日本語の言霊とは、そのようなものだと思ってください。
ことわざの一つ一つには、先人たちからの魂の戒めが込められています。
そういえば、耳にしたことはありませんか。
Curses return upon the heads of those that curse.
呪いは呪う人の頭の上に帰ってくる。
人を呪わば穴二つ。