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7月 ひょうげんのあそびば 

7月 ひょうげんのあそびばを開催しました。
初の試み、つくる家でのこども向けアートワークショップを開催しました。



幸運なことに、昨年度まで勤務していた小学校で、担任をさせていただいた子どもたちがきてくれました。
「先生に会いたい!」って、そういう気持ちできてくれて、ほんっとに嬉しかったです。
また、最近知り合った地域の方がお友達にも声をかけてくださって新しい輪も広がりました。今回、諸事情により参加は見合わせられましたが、大阪の知人からも参加の連絡をいただいたり、大学時代の友人家族が、前半、見学というか見守っていただいたり、今回はお断りをしたのですが、大人の見学希望の方もおられて、こういった繋がりができたことに大変、感謝をしています。

10年前から、自分でこどもとアートを楽しむ時間を作りたいと思っていましたが、自信のなさから、10年間、自分で場をつくるということをやらないままでした。ましてや、人口規模の小さな丹後地域でやったって誰もこないと決めつけていました。
1つ、自分の中では大きなチャレンジをして壁を越えることができました。

「先生、アート教室やってください!」
「先生、いつになったらやるんですか?」
と背中を押していただいたIさん、Mさん、本当にありがとうございます。


小学6年生から下は幼児さんまで、幅広い年齢のこどもが参加してくれました。
テーマは「夏」でした。
1mの大きな布を前に、構想を練って、ゆっくりと描く子もいれば、おおまかなイメージだけを持ち、絵の具をたっぷりつけて大胆に筆を走らせる子もいました。
それぞれの感性を働かせて描いた絵はどれも素敵でした。
改めて、いやーやっぱこども大好きやし、こどもの創作のエネルギーも大っ好きやわー!と喜びでいっぱいです。




教育的な視点でみてみると…こういうことって時間がかかると思うんです。
何か知識が増えるわけでもないし、技術が目にみえて向上するわけでもありません。
しかし、この喜びの体験は、その子の生きる養分になり土台になります。
今風の言い方をすると「EQ」と呼ぶことができるかもしれません。

子ども時代の、喜びの体験がその後の人生を支える何かになる。
そう信じています。


創作の場にはいいエネルギーがまわります。
もくもくとひとりで製作していても、それはひとりでやってはいないのです。
その場のエネルギーを借りて生み出しています。
僕自身も、こどもの表現から多くのことを学びました。
こどもたちの生み出したものをみて、あとで「そっかー!」と思うことがいくつかありました。

「ワーイ!」から始める。
今回はそれができました。
不安や恐れからではなく、やらないといけないからというわけでもなく、「ワーイ!嬉しいなあ!」ってエネルギーから始めました。
その高い波動のエネルギーは広がっていくと信じています。

これも「愉快の種を蒔く」っていう、今世での魂のお仕事のひとつですね。

ご参加いただいた皆さま、遠くから想ってくださった皆さま、
心から感謝します。

次回は8月7日(日)午後の予定です。
夏休みなんで、遠くからの友達家族で参加していただけたら嬉しいです。

文/森田千尋


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