【在宅復帰】を考えて事前に介護リフォームをするには?【2/2】
(^^)/ 今回は、母の「在宅復帰」に向けての準備内容を紹介します。遠距離に居る場合、介護リフォームとなると、事前の確認等の準備と信頼のできる業者の選定が最も重要です。
Ⅰ:遠距離に住んでいるので十分な「事前準備」が必要でした?
≪空き家ですので工事は信頼できる業者の選定が必要です≫
(現地は家族不在)
◆工事中の状況ですが?
家を不在にしているため、今回の工事は、自宅近くで、以前から付き合いがある信頼できる工事業者さんを選定しました。
・この選定が重要です。
また、十分に事前打ち合わせすることも重要になります。お互いに現地で、事前に工事内容と手すり等の位置確認等をしました。
事前に工事業者さん・リハビリの先生・福祉用具の専門家・ケアマネジャーさんと数度の打ち合わせをしました。電話・FAX等も有効的に活用?
・関係者との事前打合せは重要です。
Ⅱ:介護保険の住宅改修制度を活用するためには?
≪介護保険制度(補助金を利用をする)≫
◆工事前には行政に事前申請が必要です…
ケアマネジャーさんに、申請を依頼。工事業者さんには、図面、写真等が必要な点を説明して準備をしてもらう必要があります。
申請が承認されてから、工事をする必要があるのが1)住宅改修制度です。
【用語説明】
1)住宅改修制度:介護補保険の要介護認定で、要支援1又は2 要介護1から5と認定された方対象です。
支給限度額は、20万円で住宅改修に要した費用の9割が介護保険から償還払いされます。
≪工事前にするべきことを紹介します!≫
◆自宅(母の)荷物の整理…
夫婦で戻って、3日から4日掛かってしまいました、自宅を整理したゴミは、軽トラの3台分以上のごみが出ました。自分でもビックリする量でした。(例:古い食卓テーブル・食器棚等も含め、これを機会に整理)
◆1階部分で考えたことですが?◆
◆大部分整理をした後は…
工事し易いように何もない状態にしました。1階にあった必要と思われる品は取り敢えず2階へ移動し、良い機会なので、使わないモノも含めて処分しました。
◆今回、注意をした内容を紹介します◆
◆モノを本人不在で捨てる場合は…
事前にトラブルにならないように、説明と判断基準を決めてもらう必要があると思います。お互いに基準を決めると早く決断ができます。
母には、安全・安心な環境を整える必要があるので、基準内で、私の責任で、モノを捨てる件、今回、了解をしてもらいました。
・本人の承諾をできる限り取るようにしてください。
◆今回の、総費用内容を紹介します!◆
◆総費用ですが?
当初は、総費用100万で償還(補助金)で18万をもらい、負担は82万を予定していました。
工事業者さんとは、費用面から話し、その中で希望内容を考慮して、どこまで、対応して頂けるのか、検討してもらいました。
必要な工事と費用は、お互いに良く検討する必要があると思います。
最終は、追加工事もあり、130万円になりました。
≪主な工事内容ですが?≫
玄関の手すり設置
廊下の手すり設置
トイレの手すり・開き戸から引き戸へ変更
浴室の手すり設置・タイル補修(滑り止めタイプ)
和室の洋室への変更(寝室)
台所、廊下、洋室(元和室)、トイレ各室間の移動段差の解消
台所のガステーブルをIHへ変更
寝室からトイレまでの移動間に人感照明設置
各室の照明器具を明るいタイプへ変更
二階の洗濯干場を1階へ変更(段差なし移動可能)
※生活の大部分を1階で対応できるようにした。特に目が悪いので、段差面に注意をしました。
※今回は、手すり等の設置は最低限に抑えました。(症状の変化想定)
<場合によっては、工事したことが、無駄になります>
◆最低限で抑えることも大切と思います。
なぜなら、本人は身体状況は年齢を重ねると変わります、折角の工事が数年で無駄になってしまうからです。
例えば、加齢による身体状況変化によって、手すりの位置は変わります。最適な位置への変更をしないと、不便になります。
<できる限り補助具(福祉用具)の活用をお勧めします>
◆特定福祉用具(介護用品)の利用することが大切です。
私は、福祉用具でカバーできない点を、住宅改修でカバーすべきと思っています。
また、介護リフォームは、要介護者本人はよいのですが、同居の家族にとって不便になることもあります。十分に家族で話しあうべきです。
Ⅲ:介護保険を利用したリフォームの流れを紹介!
≪参考に分かり易いチラシを見つけました!≫
◆介護リフォームの流れ◆
ケアマネジャーさんに相談
専門家による現場調査(介護と工事の専門家)
ケアマネジャーによる利用書の作成
介護リフォームプランの作成
プランの決定と契約
役所へ申請(介護リフォーム助成金)
役所の許可
工事開始
工事完了(工事保証書)
工事完了申請
工事代金の給付
等
(出典:パナソニックエイジフリー介護チェーン)
【感謝】
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