入院前に症状が急変、【母の遠距離介護】が突然に始まる【2-2】
高齢者が体調を崩して、入院等をする必要がある時は、「虚弱化」しているので、家族で「体調管理」を十分にしてあげる必要があります。私は、母の時に対応出来なく、反省をしています。
Ⅰ:手術先の病院で入院ができませんでした!
≪虚弱化で入院先から転院となる!≫
◆朝方には殆ど歩けない状態まで体力が減退していました!
車にて病院、車いすにて診察室へ手術前検査では、熱が38度と高いので、足以外にも胸等のレントゲン検査が行われました。
入院から数時間後、連絡があり救急車にて、他の病院へ転院する件の説明がありました。整形外科では対応できない症状とのことでした。
◆説明内容は、熱が高くレントゲン検査では?
感染症の疑いあるので、整形外科では対応できないとの件。
・熱が高いので、今回は手術もできない件。
・感染の疑いある以上は整形外科病院では入院対応できない件の説明がありました。
※この年「2018年」は、コロナウイルス感染はありませんでしたので、結核感染の疑いでした。
Ⅱ:急遽移動、内科病院へ転院しました?
≪時系列で考えてみると?≫
◆内科病院へ転院したのち?
直ぐに検査があり、同時に熱を下げる点滴等が実施されました。 レントゲンでは肺に異常があるので、より詳しい検査を今後はしていく必要があり、今回、肺の状況から結核の疑いもあるので個室へ移動しました。
検査で結核の場合は専門病院への更に転院になるとの説明がありました。
◆異常な事態に私がした行動は?
混乱しました。朝から手術の為、病院へ行ってから、もう夕方になっていました。家族には状況を説明して、翌日には妻が来てくれ、気持ちが少し落ち着きました。一人より二人です。
◆点滴での対応で熱が下がり始め、栄養剤投与もあり?
3日目には体力が徐々に回復してきました。母も段々と動けるようになっていきました。
◆妻と二人で交代で病院へ行き見守りました!
検査結果がでるまでは、個室。数日後の検査結果で1)結核では無いと分かったので、本当に安心しました。
≪一時はどうなるのか不安になった?≫
◆大いに不安になりました!
結核病棟は市内にはなく、遠距離移動となるので、母の身体には、大きな負担となるので助かりました。母は、個室から数人室へ移動ができました。
【用語説明】
1)結核:ヒト型結核菌によって引き起こされる感染症で、伝染性が高く空気感染します。結核は最も高い頻度で肺に発症しますが、リンパ節、骨、脳、臓器や眼なで他のあらゆる部位でも発症する可能性があります。隔離専門病院へ入院する必要があります。
Ⅲ:介護と仕事の両立をどうしたのか?
≪介護と仕事の両立は?≫
◆今回は私がした行動は?
1週間の年休取得をしましたが、介護休暇申請でするか、年休申請でするか、考えましたが、年休が十分に残っていること、2月なので、4月には年休が増えるタイミングなので、今回は年休を申請しました。
◆会社と仲間に恵まれて?
仕事の段取りができ、会社の理解もあったことは、非常に有り難いことでした。
日頃より、会社(上司)には、毎年の人事面談時には、遠距離に母が住んでいて一人暮らしであること、年齢も80歳を過ぎている件等は説明していたことで、会社と同僚社員の配慮をして頂きました
皆には、感謝しています。
Ⅳ:今回の教訓ですが?
≪55歳を過ぎると、事前の介護準備が必要と思います?≫
誰もが、何時でも、経験する可能性があります!
◆他人事ではありません!
※会社にも事前に、シニア世代になると、人事面談時に、家族状況を説明しておく必要があると思います。
もしもの時には、会社は状況把握がし易いので素早い対応をしてくれます。特に上司と人事担当者との連携は重要と思います。
※シニア世代は、介護保険の知識、親の地域の状況、サポート体制等の事前確認が必要です。
【感謝】