介護施設の提供体制チェック方法!【4-2】
(^^)/こんにちは、モーリーオジサンです。
高齢者の向け住まいのを選ぶに当たっては、住まいにおけるサービスの提供体制が重要になります。
サービスを利用する上で大切なポイントがあります。実際の生活を送る上では、職員との関係も重要に要素になります。
それぞれ住まいにおいては、「見学や体験入居」などを実施している施設もありますので、これらの機会を活用して、どのようなサービスが受けられるのか、直に確かめることが大切と思います。
Ⅰ:サービス提供体制のチェックポイントは?
≪職員の配置状況はどうなっているのか?≫
(確認してください!)
入居した場合に受けたいと思っているサービスの内容と合わせて、ご自身が納得できる職員の人数が配置されているかどうか?確認する必要があります。
介護保険サービスを提供する場合、「介護付き有料老人ホーム」では、3人の要介護者に対して、1人以上の介護・看護職員を配置することが義務づけられています。
この比率は、夜勤や休暇の職員を含めた総人数によるものであり、常時、この人数が勤務しているわけでありません。
≪職員がどのような資格をもっているか?≫
(確認してください!)
入居者の健康管理を行う「看護師」、専門手的な技術・知識を活用して入居者を介護する「介護福祉士」、身体機能の維持・回復を図るためのトレーニングをサポートする「理学療法士」など…
専門的な資格をを持った職員がどのように配置されているかどうか?ご自身の必要性を考慮して確認することも重要なポイントとなります。
≪夜間の勤務体制がどうなっているか?≫
(確認してください!)
緊急時にきちんと対応できる体制を確保しているかどうか?知る上で、夜間の職員の勤務体制も一つの目安となります。
「夜勤」とは夜間も寝ずに勤務している職員がいることを、「宿直」とは住まいで寝泊まりしている職員がいることをそれぞれ意味します。
夜間は職員を置かずに、入居者からの緊急呼び出しに応じて職員が安否確認をしている体制を整えた方式の住まいもあります。
≪医療・介護ニーズにどこまで対応できるのか?≫
(確認してください!):できること!やりたいこと!やらねばならないこと、があります。言葉より実績が大切です。概ね、人材配置、スタッフの資格、人数でわかります。
年を重ねてゆくと、医療や介護が必要になるかもしれません。
入居後に介護度が重くなった場合や、継続的な医療が必要になった場合などに、引き続きながら必要な介護・医療支援のサービスが受けられる契約になっているかどうか?も重要なチェックポイントです。
これまでの退去者の退去理由を聞くのもようでしょう!
Ⅱ:介護保険サービスと介護保険外サービス?
サービス内容は「介護保険」で利用できること、介護保険外(自己負担)で利用するサービスがあります。
(確認してください!)
「介護保険」の利用により、利用者は介護保険サービスの利用料の1割を負担することで、介護や家事援助などのサービスを受けることができます。
介護保険を利用するためには、市区町村の窓口に相談して「要介護認定」を受けることが必要です。
介護保険の対象外となるサービスの費用や、介護保険の限度額を超える分のサービスの費用については、その全額を利用者が負担することになります。
ご自身が受けようとしているサービスが介護保険の対象になっているかどうか、費用負担がいくらになるのかを調べておくことも大切です。
≪介護保険の対象となるサービスと費用負担のイメージ!≫
Ⅲ:見学した際の第一印象が重要です!
≪第一印象は、「見た目・聴覚・言葉」から感じます!≫
スタッフの接遇内容を重視するべきと思います。スタッフの表情(笑顔)・挨拶。身だしなみ・言葉づかい・態度及び職員間の連携状況を確認する必要があります。
施設内・施設外の環境整備内容を重視してください。安全安心できる住まいは、古くても内外が綺麗に清掃されています。物が整理整頓されています。建物は全体的にバリアフリー化にしてあります。
上記内容は参考に、高齢者施設の見学時・体験入居時に確認してみてください。目的を持って、見ると、いろいろ見えてきます。
Ⅳ:次回は、高齢者施設にって、入居費の費用・支払い方法の違いを考えてみたいと思います。【4-3】
【在宅と終の棲家関連の本を紹介します】
【感謝】