恋とバスケットボール
みなさん、恋してますか?
今ここまで書いて、わたしの中にある「羞恥心」が爆発しました。
原稿用紙なら破りたい。
わたしはわりといい歳です。
わりとっていうか、普通にいい歳です。
中年。
「恋」というものに幻想を抱く年齢ではありません。
脳内の物質とかホルモン的な何かが活発に分泌されるとかなんとかで、心臓がドキドキしたり、
「うわぁぁァァ///////」ってなるんだってことも、
知識として理解してます。浅いな?
また、「この感じは3ヶ月でおさまるな」ってことも実感済みです。
なので、「恋してますか?」って。
「ウワァ…何言っちゃってんだろ…キモい…」
という思いでいっぱいです。
なので、これから自分のことは「キモイマン」と呼びます。
なのですが、キモイマンは今、「恋」しています。
きっかけは、仲のいい友達からBリーグの試合に誘われたことでした。
↑その友達のデッサン。
Bリーグとは。
ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(英: Japan Professional Basketball League)は、日本のプロバスケットボールリーグである。略称はBリーグ。
ウィキペディアより
はい、プロバスケリーグです。
キモイマンは今までの人生において、スポーツ観戦とかほぼしたことがありません。
スポーツ観戦の思い出は書き出せるくらいです。
・横浜に野球観戦に連れて行ってもらい、かき氷に唐揚げが入ったものをご馳走いただいた。
あとボリビアの人形をもらった。
・雨女世界代表に「とりあえず幕張に17時に来て。着込んで。」と言われて、半休を取って行ったら案の定大雨で極寒だったのと、とてもいいシートで野球観戦だった。
・サッカーのTOYOTAカップ?を見に行く風習があったが、行ってた人と別れることになり、買ってしまったチケットをお別れする人ネットワークに全く関連のないサッカー好きな友人に譲った。
隣り合って観たらしい。「いい人だった」とのこと。
↑頂いたボリビアの人形、エケコ。
ついでにバスケットボールの思い出は、
・中学で内申点を上げたくて運動部(卓球)に入ったものの、バスケットボールとかスーパーボールとかで卓球をして普通に怒られた。
・中学で、バスケ部の福田先輩を好きだった友達の誘いで、福田先輩のバンドを見に行ったが、「この~木なんの木 イノキ!」と歌っていて、「ウワァ…」と思った。
くらいです。
本当に無駄な情報ですね。
とにかくキモイマンはスポーツに疎いのですが、せっかくのお誘いなので行ってみることにしました。
応援するチームは「アルバルク東京」です。
アルバルク東京(アルバルクとうきょう、英: ALVARK Tokyo)は、東京都渋谷区をホームタウンとしてB.LEAGUEに所属しているプロバスケットボールチームである。
ウィキペディアより
アリーナは立川だそうで、アリーナが何かもわかりませんが、とりあえず立川で集合しました。
午後からの試合に「勝ってほしいから!※」という理由でとんかつを食べたのですが、
そのとんかつやさんの隣の席に、不思議な女性がいまして、
友達がいなさそうな性格に見受けられた(簡単に言うと理不尽クレーマーです)ので、友達になろうかと。
まあその話は長くなるのでまた今度。
※あと、負けてしまいました。
以来、試合を見に行くときにはとんかつは食べていません。
初のバスケットボール観戦。よくわからないので、双眼鏡を持っていきました。ガチ目なやつ。
立川ららぽーとの向かいにある「アリーナ」は試合場でした。
そもそもアリーナが何かわからないってあたりは、スポーツ関係なくただの知識不足です。キモイマンのアホの露見でしたね。
で、初めて見たバスケットボールのプロの試合の感想は以下のとおりです。
・でかい。
・とてもでかい。
・本当にとてもでかい。(207cmの選手とかいます)
・すぐに点が動く。
(この時の試合は硬直気味だったそうですが)
・ので、とても楽しい。
(過去一番良く見たであろうサッカーは、なかなかそういうわけにはいかなかった)
・チア?の人たちがほんとかわいい。マスクしてるけど動きがかわいい。
・ガリガリじゃないのがなおいい。
・けっこう試合の時って、体押すんだ!
・こんなに交代しまくるんだ!?
・TO!KYO!GO!!!!!!!!!(声は出しません)
・この双眼鏡ガチ過ぎるから、野鳥の会の人だと思われてるかも。
・ディーフェンス!!!!ディーフェンス!!!(声は出しません)
・負けたァァァァァァァッァ!!悔しぃぃ!!
(声は出しません)
でした。
想像していた以上に、キモイマンは楽しんでました。
点数入るとハリセンで友達を叩くほどに。
そしてそこで出会いがありました。
「何だか・・・とてもキラキラして見える選手がいる・・・!?」
恋です。
はい、キモい。
たしかにキモいですが、前述の通り、キモイマンは「恋」が自分をワクワクドキドキさせてくれる脳内の動きであると分かっております。
そうである以上、楽しむしかないと思っています。
なお、遠くから見て「あぁー素敵だな!!」ってニヤニヤするのが、
キモイマンの普段からの恋の楽しみ方です。接触はしないこと。最高に楽しいです。
キモいけど。
というわけで、
「キアヌ・リーブスに会えるはず!と思い込んで、17歳の春休みにアメリカに行く」
みたいな、わけのわからない恋のこじらせ方(実話)はしていないのですが、
「素敵だなと思う人が、活き活きとバスケットボールをしている姿を見たいし、
その人が所属しているチームの本拠地の東京に住んでることだし、
一緒に見に行こうと誘ってくれる友達がいるので、応援しに行く!!」
という、なんか真っ当に聞こえる感じの理由で、Bリーグを楽しんでいます。
少しだけちゃんとしたことを言うと、バスケットボールは皆さんも体育の授業でやったことがあると思いますので、大体のルールが分かると思います。
「やったことがあるスポーツのプロ」の試合っていうのは、
「ドリブルってこんな速くできるの??」
とか、
「トラベリング!!懐かしい!!」
とか、
「本物のダンクシュートだ!!!」
とか、
「安西先生…!! バスケがしたいです……」
とか、
やったことがないスポーツと比較して、実体験と重ねられることが多いです。
もし機会があったら、ぜひ見てみてください。
脳内に何かのホルモン分泌されて、恋じゃなくともワクワクできると思います。
Bリーグについては、コロナ感染対策の徹底ぶりとか
白子の天ぷらとかいろいろ書きたいことがあるので、今後書こうと思います。
ではまた。
キモイマンより。