ゲームプレイ日記「よりそいデリバリー」
おはようございます!
在宅勤務に調子乗ってピザ頼みまくったら案の定太った、新人Vtuberの守巣藍花です🪺
こちらのnoteでは自チャンネルで実況プレイをさせて頂いた、もしくは非実況で個人的にプレイさせて頂いたゲームの感想を書いていきます。
よろしくお願いします。
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↓🪺守巣のチャンネル🪺↓
❤️今回実況させて頂いた<よりそいデリバリー>🚚
👇steamページ
👇守巣の実況動画
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⚠️ゲーム序盤のネタバレを含みます⚠️
❤️優しくまったりかわいい短編探索アドベンチャー
SNSを見ていて、ふと目に入った広告。
普段なら記憶にも残らなかっただろうけど、なんとなく主人公はこの広告のアプリをインストールする——— そこから始まる優しい物語。
探索アドベンチャーとジャンルは表記しましたが、かなりストーリーメインです。
ストーリーの合間、所々で探索できる感じ。
ただ、思ってるより家の中は広いです。
移動も単なる横スクロールだけでなく、奥行きもあります。
探索箇所も細かく設定されていて、また、一つ一つのワードセンスが良いです。
なんとなく肩の力が抜ける感じ。
ストーリーは一本道でED分岐はなく、長さも1時間程度。
「なんとなくゲームしたいけど、がっつりやる体力はないな」という時にできるゲームだと思います。
❤️しれっとパンチ!個性豊かなキャラクター達
このゲームには、Steam商品ページに書いてある通り、様々なキャラクターがでてきます。
大半が"よりそいデリバリー"というアプリに登録して働いている(ボランティア?)方達です。
特に言及されている訳ではありませんが、多分Uber eatsみたいな登録方法なのかな、と想像しています。
社員さんではなさそう。
何人か学生服っぽいので、アルバイトみたいな感覚なのかもしれない。
本人の意識的には介護系アルバイトなんだろうか。
詳しく書くとあまりにもネタバレが過ぎるので割愛しますが、元々のセリフ回しの良さもあって、登場人物全員個性が強いです。
その強さも、なんというかゲームにあった強さ。
「オラオラオラオラオラオラ!!!!!!!」と避ける暇もないパンチを繰り出してくるのではなく、「こんにちは(ドン!)さようなら」みたいな強さ。
あれ、何かしれっとした顔してるけど確実に今殴ったよね?みたいな。
これが北斗百烈拳みたいな強さの個性で来られていたら、多分ゲーム終わる前にK.O.からの撤退しちゃうと思うんですよね、プレイヤー。
かといって、「あぁ、こういう人普通にいるよね」みたいな弱弱ワンツーだったとしても、1時間持たないだろな、という。
そこを上手く外してるな、という感じ。
キャラクター性、良き。
❤️主人公は"あなた"。
この物語には、主人公が存在します。
それがこの子。プレイヤーである"あなた"自身。(steamゲーム概要欄より)
…とはいえ、この子自身にも多少のキャラクター性があり、完全な自己投影型主人公ではありません。
この子は前日の夜に床にビールを溢している事から、成人済みだろう事がわかります。
また、部屋の中を見るに一人暮らしをしていて、とある配信者を激推している。
そしてこのワードセンス。
こういう要素を見ていった時に、「これは私ではない」と感じて、主人公=あなた、という構図に違和感を覚えるプレイヤーさんもいるかもしれません。
でも例えば、ビールを普段飲まないプレイヤーでも、コンビニで買ったお菓子のゴミを片付けられない日があるかもしれない。
例えば推しと言える存在はいなくとも、身近に元気を貰える人がいるかもしれない。
そんな風に、完全一致じゃなくてもなんとなく、「こうしたいよね」「こういう日もあるよね」「気持ち分かるな」等と"理解"できたら、きっとこの主人公は間違いなく"あなた"なんだと思います。
私はビールも飲まないし、推しと呼べる存在もいませんが、この子の行動に対して「こういう時あるよね」と思えました。
また、これは人によるかもしれませんが、私はこの子の視点になって、というよりは、この子の後ろに立っているイメージでプレイしていました。
この子は自分と似ている事もあるけど、別のキャラクターでもある。
その点が、完全に自分自身の物語と捉えるのではなく、それこそ主人公に"寄り添って"プレイした、と思います。
このゲームは"主人公=あなた"に寄り添ってくれると同時に、"主人公=あなた"に寄り添ってあげるゲームでもあるのかもしれません。
❤️よりそい方は、人それぞれ
寂しい時のよりそい方は、人それぞれです。
例えば、ただ静かに隣にいてくれる人もいれば、外に連れ出してくれる人もいるかもしれません。
どんな方法がよりそう人に向いているのか、相手が求めているのか。
見極めるのは難しいけど、どの方法も正しくないって事はきっとないので。
このゲームのキャラのよりそい方は、割とストロングスタイルです。
ストロングスタイルというか、自由です。
時々「お前ら本当によりそう気あるか?」とも思います。
でも、この子達のよりそい方はこれで良いんだろうな、ともプレイ後の今なら思います。
なんというか、"隣にいる"よりそい方じゃなくて、"1人だけの空間でなくする"方法をとっている気がします、このゲーム。
常に誰かいる訳じゃなくて、ちょっとドアを開ければ「ここにいるよ」と言ってくれる感じ。
プレイ後の感想としては、短編なのが少し残念でした。
キャラクターが各々立っていたので、もうちょっとこの子達を見ていたい気持ちが出てしまったんですよね。
でもだからといって、2〜3時間のゲームにしていたら、それはそれで中だるみしてしまう気もします。
なので時間的にはこう思うぐらいでちょうど良いんだろうな。
もっとこの子達と一緒にいたいと思えたのは、それだけこのゲームによりそってもらったって事なんでしょうね。
ゲーム性よりキャラクター性や物語性に重きを置いている作品だと思うので、その点合わない人がいるかもしれません。
ただ先述したように、「ちょっと疲れたけどゲームしたいな」と言う時に気軽にできるものだと思います。
そしてまた寂しくなったら、またこの子達に会いに行きましょう。
その時も変わらずに、寂しさによりそってくれるはずなので。