「人生100年時代の新しい働き方」を読んで
人生100年時代
最近このフレーズをよく聞くようになりましね。
人生100年時代とはどんな時代のことだと思っていますか?
単純に多くの人が100歳まで生きる時代だと認識しているとしたら、それは危険かもしれません。
多くの人が100歳まで生きられる時代になったと言う認識は正しいのですが
それをどう生きていく必要があるのか
どんなことを考えるべきなのか
今までとは、どんなことがどんな風に違うのか
今まで通り、親から子へ子から孫へ生き方を受け継いでいくだけではどうにもならない時代がこの人生100年時代という言葉がしきりに目につくようになった理由だと僕は考えています。
そんな時代の生き方の道標となり得るのがこの本です。
人生100年時代では、ほぼ100%の人が仕事を全くしなくなるまでに転職を経験するはずです。
多くの人は複業(2足以上のわらじ)をすることになります。
決められた作業を正確に淡々とやる仕事は全てロボットに取って変わるに違いありません。
これまでの常識はいくつも塗り替えられ、僕たちの生活は劇的に変わっていくと容易に予想がつきます。
そんな時代を生きるために、どんな力を身につけるべきかが、5つの感覚-視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚ーをモチーフに示されています。
今回は本の中身は紹介しません。
僕がこの本を読んで、どんな風に生きていこうと決心したのかを書いてみようと思います。
ライフシフター
この本の中で、しきりに登場するこの言葉。
著者の定義はこうである
仕事を、人生を、よりよい方向にシフトさせながら幸せを見つける生き方
僕はこの「ライフシフター」という言葉に心踊った。
僕たちはずっと自分たちにあった幸せの形を見つける旅をしている。
少なくとも僕はそうだ。
今でも充分すぎるほど幸せではあるが、もっといろいろな選択肢があってもいいのではないか。そして、僕たちの他にもそう思っていろんな選択肢を挑戦したいと思っている人がいるんじゃないか。
そう思っていた。
僕たちにとってのいろんな選択肢の1つとして最も大きいものが
生きる場所の選択肢である。
生きる場所を自由に決めることができるライフスタイル
生きる場所。住む国。住む街。住む家。
これらを自由に選択できるライフスタイルは実現可能か?
実現するにはどうすればいいのか?
まず大前提として、僕が常々思っていることなのだが、日本という国に生まれたことは本当に幸せなことである。
僕は最近、よりそれを実感している。
おそらく今後も至る所でその実感を得られる予感がする。
日本という国は、世界全体でみてもかなり恵まれた国である。
いろんな面から比較してみると世界一恵まれた国ではないかと思うことすらある。
しかし、非常に残念なことだが多くの人はそれを自覚していないように思う。そして、少し未来の日本には暗雲が立ち込めている。
世界一恵まれた国と言ったが、何を持って世界一とするかなんて人それぞれなので、一概には言えないが少なくとも日本に生まれたことでほとんどの人が『死』から解き放たれている。
逆に『死』を意識しないことで、いろんなことに関する感謝を忘れがちなのだが、とにかく日本は恵まれた国である。
そんな国で生まれた僕たちは、幸せになる義務があると僕は考えている。
なぜなら、僕らが幸せにならなければ、人類の進歩が幸せを妨げていることになるから。
戦争はなくなり、生活はどんどん便利になっていくのに、みんなが幸せを感じなくなっていることは人類にとってあってはならない事態だ。
だから、これだけ便利でなんでも挑戦しやすい世界になった今、自分の幸せのためにもっと行動していくべきだと感じる。
僕たち(=家族)はその挑戦の一つとして、好きな場所に住むという自由を得たいと思っている。そしてそれは、誰しもが実現可能であることを自分たちが証明できればとも思っている。
(まだ実践できているわけではないが…)
生きる場所を自由に決めることができるライフスタイルが、みんなの理想であるとは全く思わないが、こういう生き方もあるんだという一つの指標となればよいなと思う。
僕たちの生き方を知って、いろんなことに挑戦しようと思う人が増え、より多様な価値観が生まれ人類が豊かになれば、素敵だなぁと考えたりする。
幸せであるために今この瞬間からやれること
この本を読んで、幸せになるために必要なこととして、僕が受け取ったメッセージは「人間であれ」ということである。
美しいもの、新しいもの、古いもの、変わらないもの
いろんなものを見て、聞いて、嗅いで、触れて、味わって、感動する。
その経験のなかで、自分の好きなこと、やりたいことを見つける。
やりたいことを見つけたら、それに照準を当てて
またいろんなものを見て、聞いて、嗅いで、触れて、味わう。
そうやって、自分を幸せな方向にシフトしていく。
僕は誰しもが「ライフシフター」であるべきだと思っている。
今日から「ライフシフター」であるために自分の五感をフルに使って、幸せが呼ぶ方へ歩き出してみませんか?
それでは
See you very soon!!!!!!!