「わたしが幸せになるまで」を男性が読んで
こんにちは、モーリスです
「シンプルに生きる」をテーマに
日々感じたことや学んだことをシェアするために
noteを活用しております
さて、本日は久しぶりに書籍レビュー
今話題の!吉川ひなのさんが書いた
「わたしが幸せになるまで
Be Me 豊かな人生の見つけ方」
を男性の僕が読んでどう感じたか
シェアしていきたいと思います
吉川ひなのさんの本、気になってるとか
自然の中で暮らすことに興味があるとか
これからの豊かさってなんだろう?!
そんな疑問や感覚をお持ちの方、必見です
まずは「はじめに」を読もう
まずはこのリンクの冒頭を読んでみてください
この内容に少しでも共感や引っかかるもの
それがないならこの本は読まなくていいかなと
少なくとも今は読むタイミングではないので
この記事も本を読むのもスルーしましょう
この冒頭にもあるとおり
芸能人でも一般人でも一人一人生きてきた過程があり
その中で守っていたプライドや意地がある
そのときは正しい、かっこいい
と思っていたことが
ひょんなきっかけで崩れ落ち
手放すことになる
するとたちまち世界の見え方が変わり
視野が開け楽になり豊かさに気づく
この宇宙の法則・人間の真理みたいなものは
必ず誰しも持っていて
大小はあるがみんな経験してきている
あなたがまだ何か
息苦しさを感じているなら
この本を手に取ってみてその息苦しさの原因を
ひなのさんの経験を通すことで
明確になるかもしれない
そんな本だと思っています
人は人でなければならない
いつからこうなったのか?
いつの間にか僕たち現代人は
当たり前のように美味しいご飯を食べ
当たり前のように安い食品を求め
当たり前のように水道から水が出て
当たり前のように電子機器に囲まれている
いつからそうなったのか?
この問いを追求することには
僕はあまり価値を感じていないが
当たり前の裏側にある
現実とは到底思えない真実を
しっかりと知る必要があると思う
自分自身もなんとなく知ってはいたけれど
こんなに真剣に向き合ったのは初めてだった
この本で一番考えさせられたのは
「食」に関すること
日本のほとんどの人が知らない
食の真実を目の前に突きつけられたとき
僕たちがやるべきこと今からでもできることを
一つ一つ丁寧にやっていこうと感じた
少し心が痛む話なので
体調が良い時に(よくてもキツイかも)
この後の話は読んで欲しいんですが…
卵が大量にスーパーに並ぶためには
身動き一つ取れない檻で
卵を産むためだけに生きる
鶏たちが必要になる
それも産むのはメスだから
オスは速攻で殺処分
メスも一番多く卵を産む
1年半産み続けたら用済みで殺処分
そんな苦しい思いで産んだ卵を
自分たちが食べていると言う自覚
僕には全くなかった
というか、明らかに倫理的に大問題ではないのか…
そのほかの肉も同じだ
牛・豚・鶏
僕たちが何気なく食べている命は
どこからどのように来たのか
それを直視しなければならないと思う
肉を食べるなということじゃない
僕的には肉も植物も同じ命であるから
人が生きていくために必要な命は
肉でも植物でも大切にいただくということ
日本には昔からしっかりと
食に対するモラルがあったはずだ
「いただきます」という言葉
手を合わせて感謝して食す
まず今この瞬間からできることとして
口に入れるもの全てに感謝することを
再度見つめ直して欲しいと思う
日本人がしっかりと日本人の心を取り戻すこと
人が人として生命と向き合うこと
目の前のお肉は「美味しいステーキ」の前に
命ある牛だったわけだから
目の前の「ふわふわのオムレツ」は
3日前まで生まれてくるはずのヒヨコの卵だったわけだから
今すぐに現代の流通やビジネスを
変えていくことは難しいと思う
でも、例えばそういう方法で
(ちなみに欧米などでは禁止されている飼育法)
流通する食品には税負担を重くする
そうすることで自然な形で取れる卵と
流通する値段が変わらなくなる
そんなふうにいろいろやってみて
少しずつ自然の恵みとして
食を楽しめる世界になっていく努力を
一歩一歩していかなければならないと強く感じました
子育てではないただの共存
別にこんなことは書いていないのだけど
僕がひなのさんの子育てから受け取ったのはこれ
親が子供を育てているなんて
どんだけ自意識過剰なんだ!
って常々思っていた
明らかに子供の純粋さに
親は毎日学ぶことがあるし
子供をコントロールしようとする
大人の考え方を破ってくれるのが子供
もちろん子供ができないこと
わからないことはたくさんあるかもしれない
人間社会で生きやすくなるために
文字を教えたり興味のあることを
やらせてあげたりすることは必要だろうけど
親が子供を育てているというのは違う
共に成長して
また親は子供に大切なものを
思い出させてもらいながら
一緒に育っていくのが親子だと思う
ひなのさんはハワイの大自然の中で
一緒に散歩したり土をいじったり
体験・経験することで共に成長している感じ
この本の中で一番感動したのは
ひなのさんの娘さんの言葉
友達とけんかしてしまったときどうしているか
娘さんが言ってたのは
自分が悪くなかろうがすぐに謝る
けんかになってしまったことに謝る
けんかしてしまっても友達のことは大好きだから
けんかはやめにして次けんかにならない方法を考える
けんかしてる時間がもったいない
これって本当にすごいと思う
このことに気付けている大人がどれだけいるだろう
気付けていても実践できている大人は
どのくらいいるだろうか
10歳の子供がこのことに自然に気付けているんだから
大人が教えることなんて何もないと本気で感じる
等身大の吉川ひなの
たぶん、この本のテーマはここで
等身大の吉川ひなのは今ここにいます
その宣言だったんだなぁって感じた
まだまだ途中
だけど、少しだけみんなの先を見れたかもしれない
だから今、等身大のわたしでシェアするね
そんなメッセージが込められている
男性の僕が読んでみて、この本は
吉川ひなのさんに憧れを抱いている人よりも
共に地球に優しく心の軽い未来を作っていきたい人に
届いて欲しいんだと思う
ターゲットは確実に女性
女性から世界が変わっていくのを
ひなのさん自身が気づいているからそうしたのかな
そういう意味では
きっかけは嫁だったけど僕に届いたのは必然で
これから起こるいろんな革命の
きっかけの一つになる本でした
さぁ、何が起こるか知らんけど
まずは目の前の「食」に感謝と敬意を
いつもありがとう!
シンプリスト モーリス