見出し画像

初めてのA型作業所

6年くらい前に初めてA型作業所に入った。
母のツテがあった。
日本には沢山のA型作業所があるらしい。
僕が入ったところは、おそらく恵まれた環境だった。
A型作業所は、賃金よりも職員の質が全てだと思っている。
基本的に職員が入所者に物を教えたり管理をするので職員の物言いや行動がとても大事である。
これは通常の会社でも同じではあるが、多少違うのは入所者にとって職員は密に関わるので、人間性が問われる職種であり、大変な職種だとも思った。
そして僕は障がい者なんだ。と気づかされる場所でもある。
当然だ、障害を持っていないと入所ができないからだ。
だから小学生のような物言いをされると悲しくなってしまう。
これは職員の優しさでもあると同時に自分を悲しみへと導いてしまう。
しかし私は、恵まれた環境によって大事なことに気づく。
たいがい仕事においての失敗というのは報連相がうまくいっていない。
もしくは確認不足。これが9割だと思った。
今は別の会社で8時間労働をしているが、報連相、確認に手を抜かないようにしている。
そのA型作業所があって良かった。

いいなと思ったら応援しよう!