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子育て世代女子と王子保を考える|おうしおミライミーティング【番外編#1】

2021年度からはじまった「おうしおミライミーティング」
様々な世代、様々な属性の人たちと、福井県越前市王子保地区のミライを「考え」「語り」「創る」場。これまでに2回開催。アンケートや挙がった意見から、こうした交流の場に必要性を感じ、また求めている人が多いことがわかった。ミライミーティングでは、みんないい顔をして語り合っていた、それが私自身が感じた一番の印象。この先、持続可能で形骸化しない形を探っていく必要がある。

今回は、子育て世代の女性目線での番外編#1
小学校講師(子育て世代)、書家クラブでこの地区に関わっている方(子育て世代)に加えて、王子保地区の自治振興会メンバー、公民館主事、青年学級の大学生の8名で王子保について語りました。(ちなみに、私も子育て世代)

ミライミーティング×王子保地区自治振興会

2022年度の新体制から、自治振興会事務局の中に おうしおミライミーティング が追加されました。この地域で、ミライミーティングの必要性と今後続けていきたいものだという位置づけが伺えます。ただ、前年度しきりをさせてもらったのが私なので、この先も続けてよろしく!という雰囲気を感じる状況。この先の継続性を考えると、当事者意識をもち、舵取りするこの地域の人が間違いなく必要。今回の番外編の裏テーマには、実はそういった人探しの意味も含まれていました。

とはいえ、やりたいことをやりたい人がやるのが一番。

というかそれが必須条件だと私は思っています。完全に主観ですが、「育てる」とか「祭り上げる」とか、そういうことじゃない。いっときでも、無理をさせられたり、他人からやらされたりしてしまうと、そこから根源的なものは生まれない(気がしています)。馬に水を飲ませたかったら、水辺までつれていくことはできるが、実際に飲むかどうかは馬次第。その場に招くところまでは良くて、その場から自然と「芽生える」みたいなのはありなのかも。

だからこそ、いろいろな属性の人の組み合わせでミライを語ってみる必要がある。自分の得意が活かせる、得意なことと得意なことの掛け合せが芽生えになっていく。

自己紹介 & これまでの振り返り

最初はひとりずつ自己紹介。
その後、過去参加できなかったメンバーもいたので、第0回、第1回のアンケート結果やスライドをもとに振り返り。

■バックナンバー
こどもたち・孫たちに残したい 王子保を考える|おうしおミライミーティング【第0回】
こどもたち・孫たちに残したい 王子保を考える|"考える"ために"知る"|おうしおミライミーティング【第1回】

そして話は「王子保ってどう?」という話に…

長崎女子から見た王子保地区

地元長崎と比べてみると…

・小学校の体育祭で大人も込みの地区対抗リレーがある(長崎)
  →地区の体育大会は別(福井)
・道端で挨拶をしたらびっくりされたことがある(福井)
・物価が高い(野菜も肉も美容室も)
  →福井の農業生産力の低さが理由では?と大学生(知識がスゴイ)
・子どもの教育が良い(福井)
  →けなしたり、放置したりすることがなく、互いに上を目指す感覚があった
・世間体を気にしている人が多い(福井)  
  →結婚式にお金をかけたり、いい車にのっていたり
・(事務局長のような)美男美女が多い(気がする)(福井)
・太った人が少ない(福井)
  →冬雪で大変だから!?

そして、「真面目な人が多く、ふざけた男がいない」なんて意見も。地道な雪かきが忍耐力や根性を育て、その結果真面目な人が多いという印象につながっているのではという推測もでたりしていました。そして、場は和み、笑い合いながらの意見交換が続きました。

他にも青年学級で取り組んでいる、地域の名物を生み出すプロジェクトの話が聞けたり、参加者にとってインプットの多い会になったように思います。

最後に…

ミライミーティングの位置づけ案

ミライミーティングの在り方や位置づけの一案を共有しました。
ミライミーティングで見つかった課題と仲間で、やれそうな小さなミライアクションを見つけ出し、取り組んでみる。小さいことでも、その結果は住民たちに還元される。そして、そんな素敵なことが起きているということが住民たちに伝われば、また次のミライアクションにつながっていくかも知れない。有志で取り組み何か良くなったという事例は、誰も否定したりできない。そんな事例の積み重ねが、その場が活気づかせ、そのうち自走力になっていく。そんな循環が生まれてくるといいのだろうなと思います。

会議ときくとおっくうに感じてしまうし、カフェのようなイメージがいいかもしれないね、そんな意見もでました。ちょっとおしゃれなベンチや椅子をおいてみたりする、それくらいのことでもミライアクションでいいと思います。小さくても何かが動きだしており、動き続けている。そんな実感が得られてくると、その場を使ってみようとか、そこに足を運んでみようとか思うものだと思います。そして、ミライミーティング番外編もその小さな動きのひとつ。

「こんな人たちで話してみようよ」

そんな声があがってくるのを期待してみようと思います。
あくまで主役は地域の人たち。

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