男性と女性、どっちが多い？～データを確認してみた～
こんにちは。
私は、サラリーマンとして、主に営業・企画畑を中心に２２年勤務、副業で２０２１年１月に起業し、新米経営者としてのキャリアを並走させています。
今日は、妻のこんな一言から疑問に思い、調べたことを書きます。
「（３歳長男が通っている）プレ幼稚園のクラスが、女の子8人、男の子2人で圧倒的に女の子が多いねん。」
息子よ、女の子に囲まれて最高じゃないか。そうなのか、最近は、女の子が多いのかな？ 通っている幼稚園だけなのか、日本では統計的に女の子が多いのか、どっちだろう。よし、調べてみよう。
世界の国で見る男女比率
一般的に、男性の方が出生確率が高いと言われているみたいです。
もともと男性の方が新生児期などの死亡率が高いため、種の存続の観点から男女の比率が同じになるように、長期にわたり自然界の作用が働いた結果とされているようです。生き物ってスゴイ。
下記のサイトに世界の男性修正数ランキングが掲載されているので、ご参考下さい。
圧倒的1位は中国です。一人っ子政策の影響ということは・・これ以上の言及は差し控えておきましょう・・
日本の年齢別男女比率
次に、日本の年齢別男女比率を、出生数ではなく、現況の男女比率で比較してみました。
以降のデータは、総務省統計データをもとに集計してます。
（出展）
総務省統計局データ 人口推計の概要の概要
※2020年10月1日現在データを使用
世界の出生数ランキングで示されていた通り、男性＜女性の寿命の影響がなさそうな54歳まで、どの年代でも男性比率が高い傾向です。
大阪府の年齢別男女比率
実は、大阪だけ女性が多いんや！という可能性もあるので、大阪府についても同じく確認してみました。
同じく、男性比率が高い傾向であり、息子3歳についても、女性155/男性163万人と、男性の方が多いので、彼が通うプレ幼稚園クラスの圧倒的女子率は、園特有の事象だと推察されます。
ただ、大阪府は、日本全体の統計と少し違いがあり、20歳～54歳の男性比率が少なくなっています。
私は、現在43歳ですので、どうやら女性比率の高い地域・年齢を過ごしたことになります。女性に囲まれて最高だったのは、私だった様です。
都道府県別の男女比率
最後に、都道府県別の男女比率を比較してみました。
都道府県別の人口に占める男性比率で集計しています。男性比率が50％きるゾーンに赤色ハッチングしました。
主に、北海道・関西・九州の20歳以降で女性比率が高い傾向です。
理由は、何なんでしょうか。何かの要因で、男性がたくさん亡くなってしまったのか、出生時点で女性の方が多かったのか、また、データは確認してみたいと思います。
まとめ
・世界、日本共に男性の比率が高い。（寿命影響除く）
・大阪府で見たところ、息子3歳の年齢層は、全国平均と同じく男性比率が
高い傾向であるが、一部女性比率が高い年齢層がある。（２０～54歳）
息子の幼稚園をきっかけに調べてみましたが、人口推計は、かなり面白いデータですね。
また、目の前で起こっている事象やネットで発信された情報等が、全体の傾向を表しているものなのか、そこだけの特有のものなのか、時には自ら情報を収集してみるのも良いかもしれません。
それでは、このあたりで失礼いたします。