中田英寿さんのインタビューを読んで腹落ちしまくった話
中田英寿さんと言えば、世界のナカタ!日本サッカー界のレジェンド。
今は当たり前となった海外チームへの移籍、イタリアの名門ローマでのスクデット獲得や、日韓ワールドカップにおける日本サッカー史上初ベスト16進出等、アスリートとして数々の栄光を勝ち取ってこられました。
引退後はサッカー界には身をおかず、世界各国を旅したり、日本酒や日本の伝統工芸品の素晴らしさを発信する「株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」を創業し、ビジネス展開されたりと、様々な分野で活躍されています。
また、中田さん自身がメディアを介さず、nakata.netを使って直接メッセージを発信するという、約20年前にはほとんど例のなかったアスリートのインターネット活用をいち早く始めた先駆者でもあります。
そんな中田英寿さんが、情報雑誌のゲーテ(すんません、初めて知りました)で元サッカー選手の内田篤人さんとインタビュー形式で対談するという記事を目にし、私が、いつの間にか(!)加入していたキンドルアンリミテッドで、無料なので読んでみたところ、ビジネスや生きていく上で腹落ちしまくりな内容でしたのでご紹介したいと思います。
やってみなけりゃ好きかどうかなんてわからない。だから、それを知るためにいろいろとやってみればいい。わからないからやらないじゃなくて、わからないからやるんだと思う。
大学教授も務める中田さん。その生徒さんからの「好きなことがわからない」との意見に対する思いです。
中田さんの様に様々なチャレンジをしている方の言葉は重みが違います。「成功の秘訣」でもなく、「好きなこと」を見つけることの示唆。素晴らしすぎる。
私は、40過ぎになって何となくやっとわかってきた程度。。
ゴルフ、プロボノ、起業と、好きかどうかは別としてこれまで避けてきたものにを色々とはじめたことで、自分が得意なこと、好きなことが少しづつ明確になってきました。「経験することでしか学べない」という、自分の資質にも気づけましたので、何事も「やってみて」本当に良かったと思いますし、中田さんの言葉は、実体験としてすごく響きました。
引退から会社を立ち上げるまで9年かかった。サッカーも始めたのは8歳で、プロになったのが18歳。だから、基本的に好きなことを仕事にするのは10年かかると思っている。
世の中のイメージからは、「天才」のイメージが先行する中田さん。でも、中身は、普通の人よりも徹底して「努力」を惜しまない人なんだと思いました。
「会社を立ち上げるまで9年」
ごめんなさい。私は、思いつきから数か月で起業しちゃいました。浅はかすぎる。。
中田さんを見習って、ここから10年となるかは分かりませんが、自分の「好きなこと」を探すべく、地道に真剣に頑張っていきたいと思います。
この他にも、サッカーを引退した理由として、サッカーが巨大ビジネスとなり、単純にみんなで切磋琢磨して勝利を目指すことから、自己中心的なプレーをする人たちがでてきて、好きで始めたサッカーを楽しめなくなり引退したこと等、これまで、あまり知られていなかった中田さんのお話がたくさん聞けます。
どんなステージ、立場の人にも参考となる良記事と思いましたのでご紹介しました。
それにしても、私は、いつキンドルアンリミテッドに加入したんだろう?それを気づかしてくれただけでも、ナカタ、サイコー(笑)
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