受験生だった私が、低用量ピル服用を決めた話
受験を控えるあなたへ。
「生理日をずらす」という選択肢があることを知ってほしくて、この記事を書きます。
ピル服用を考え始めたきっかけ
これは10ヶ月前の話。
私は当時、薬剤師を目指す受験生だった。
全国のコロナウイルス感染者は毎日2000人以上。
国試当日をちゃんと迎えられる・・・?と、毎日不安でしんどかった。
そんな不安でもしんどい中でも毎月やってくる、「生理」
アプリで毎月の日程を確認すると・・・国家試験の日に被っていた。
これはまずい・・・
私は少しでも不安を排除したいと思って、家の近くの婦人科に相談しに行った。
メリット&デメリット
婦人科の先生に話をすると、快く理解を示してくれた。
薬学的な観点からピル服用のメリット&デメリットをまとめてみると、
メリット
・生理日を正確に予測することができる
・経血の量が減って楽になる
・月経痛が楽になる
デメリット
・血栓症(血管に血の塊ができる)のリスクが上がる
・お金がかかる
・決まった時間に飲まなければいけない煩わしさ
気をつけること
もともと生理不順だった私にとって、生理日をずらせて周期が正確になるのは一石二鳥だった。
でも、服用すれば血栓症のリスクは0.1%で、服用していない人よりも2倍になる。
婦人科の先生と、血栓症のリスクを減らすために
①水分補給をこまめにすること
②試験勉強中、座りっぱなしにならないこと
を約束した。
服用してみて
思ったより負担は無かった。
ピルも粒が小さいから飲み込みやすいし、変な味もしなくて助かった。
こんなんでいいの?と思うくらい経血の量も少なくなり、しんどい日数が格段に減った。
受験を終えて
ピルのおかげで試験2週間前に生理を終え、
生理に関する不安は一切なく受験日を迎えることができた。
受験生にとっては、自分を取り巻くあらゆるものが不安だ。
自分の体調、寝坊のリスク、当日の交通機関状況、隣の受験生の様子・・・
そんな中、自分の生理の不安を一掃できたのは本当に良かった。
受験生には、「生理日をずらす」という選択肢があることだけでもいいから
知っておいてほしい。
服用を検討する時には、信頼できる先生にきちんと相談してね。
あなたの受験生活がより良いものになり、そして桜が咲きますように。
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