2021年8月に、熊本大学の吉田道雄名誉教授の講演を受講しました。 備忘録として、書き留めておきたいと思います。 吉田先生のHPは↓ 集団力学(Group Dynamics)"集団"との関わりを通して、人間を理解する。 "集団における"人間行動の法則を探し、それを実践に生かす。 人が集まれば、集団になります。 人の組み合わせによって集団は変わり、集団によって行動が変わっていきます。 組織のトラブルの原因は2つです。 ①言いたかったけど言えない組織 ②言ったけど聞いてもら
Mentimeterとは ストックホルムに拠点を置くスウェーデンの会社が開発したリアルタイムでフィードバックできるアプリケーションです。 特に、テキストマイニングで生徒の考えを視覚化することが良いです。 Mentimeterとの出会い2019年2月の東北学院大学の稲垣忠教授の講演の中で、ある問題に回答したのが、出会いでした。 2030年はどんな社会になっているでしょうか。 ICTの良さを痛感した経験でした。 また、これからの学びにはICTは必要不可欠だと思いました。 こ
学校という場は、どんな場所? 勉強をする場所、クラスメイトとの人間関係を学ぶ場所、集団生活を通じて社会性を身につける場所、家庭以外の安心・安全な居場所などいろいろな意味があると思います。 臨時休校を機に、今まで当たり前のように通っていた『学校の意味』を考えた子どもたち、先生、そして保護者は少なくないと思います。 法律上の学校の意味(教育基本法 第二条) 教育は,その目的を実現するため,学問の自由を尊重しつつ,次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。 一 幅広い知
以前の話はこちらから やっとひとつ仕事が終わったと思ったら、次の仕事が舞い込みます。他の私学が動いているのです。"Zoomでのオンライン授業”をやっている私学もあれば、時間割を作成して学校HPと連携しながら課題を進めていくという私学で出てくる状況です。 「vimeo」で動画教材の投稿同期型の学習を長時間続けるのは難しいので、非同期型の授業展開を模索していたところ、学校として動画投稿サイト「vimeo」をビジネスプランで採択するからと上からお達しが来ました。正直、馴染みのな
休校期間が長引き、見通しさえつかない状況で、ヤキモキされいる先生は多いと思います。忙しい中ですが、少しでも情報交換の機会になればと思い、投稿します。 これまでのこと・授業支援アプリ「ロイロノート スクール」の採択 ・ロイロの年次更新、全生徒アカウントの再交付 ・「ロイロノート」、「Zoom」のインストールの仕方のプリント作成 ・ロイロノート使い方の研修 ・Web会議システム「Zoom」の使い方研修 ・"Zoomを用いたHR"のマニュアル作成、受講心得作成 これ、コンサルタ
教員生活4年目、現任校では3年目ですが、様々なことを提案させてもらいました。まだまだ未熟な面もたくさんある中で、現任校は本当に様々なことを任せてもらい(時々任せすぎと思いますが)、感謝してます。今年度の提案は、3つの提案をさせてもらいました。 EBOARD中学での会議の中で、前回の記事で書いたeboardの紹介をさせてもらいました。基礎・基本の学習の補強と朝や放課後の時間の有効活用を中心に、導入のメリットを話をさせてもらいました。実際に先生方に使ってもらいながら、学年単位で
先日、NPO法人eboard主催「ICTを活用した学びの支援セミナー」を受講させていただきました。前々から気になっていたeboardの説明を聞きたいと思っていたのですが、受けてみると私にとってそれ以上の価値があるセミナーでした。 E-Learning文部科学省のGIGAスクール構想の実現についてによって、全国各地で一人一台の端末整備が進むと思います。そのとき、個別最適化された学びが実現するにはLMS(Learning Management System:学習管理システム)が
公立高校の合格発表があり、今年は昨年にない対応でした。私立中学ですが、他校受験OKの学校なので、人気校の進学実績は死活問題です。(本音は全員内部進学して欲しいのですが…) お役所仕事と合格発表昨年までは、公立の合格発表では受験校での掲示板での合格者の受験番号の掲示と郵送での受験結果通知の連絡でした。私が中学生の頃からこのやり方なので、少なくとも10年以上このやり方だと思います。インターネットが普及しても、WEBでの公表などは一切行われていません。(ちなみに、教員採用試験では
学校行事学習指導要領第6章の第2の[学校行事]「1 目標」 全校又は学年の生徒で協力し,よりよい学校生活を築くための体験的な活動 を通して,集団への所属感や連帯感を深め,公共の精神を養いながら,第1の目標 に掲げる資質・能力を育成することを目指す。 調べてみて初めて知ったのですが、卒業式をやらなければならないという法的根拠はないようです。つまり、学校長の判断によるわけです。幼稚園では卒園式を中止したり、大学でも学位授与式を中止していますね。高校や中学校では、短縮して行われて
学校は安全でないといけない学校保健安全法第20条(臨時休業) 学校の設置者は、感染症の予防上必要があるときは、臨時に、学校の全部又は一部の休業を行うことができる。 全国的に臨時休業が一斉に行われ、教育現場もその対応に追われています。そもそも臨時休業の判断に妥当性があったのかはおいておいて、このような急を要する対応を迫られる機会はあります。 学校という場においては、何よりも大事にすべきは児童、生徒の安全です。保護者の大切な子どもさんを預