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無意識を磨く

最近母の言葉遣いが乱暴になってきたように感じて悲しい

仕事でストレスが溜まっているみたいだから、黙って聞いているけど、もうその辺にしてって思っちゃう

もともと乱暴な言葉は使わない人だし、外では言わないだろうと思うから

話をすることでストレス発散になるなら私が聞こうと思う

父親は、もともと言わないでいいことも口にしちゃう人(自覚症状なし)

この女優は嫌いだとか、この歌手は下手だとか

え?いちいち言わなくてよくない?

それを聞いて誰が幸せになるの?

......

ごめんなさい愚痴でした。


。。。。。。。。。。


さあ!

今日も昨日見つけた高校生の時の生徒会誌から見つけたことを書いていく


今日は、校長先生の文から

題名が「言葉には不思議な力がある」

見つけたとき驚いた

私がいつも言ってることだ!と思った


当時、校長先生のこの文章を読んだかは定かではない

多分読んでない...


「ヒトとチンパンジーとの遺伝子上の違いはわずか1%程度だそうです。」

という文から始まっている

この話も興味深いものだったから残しておこう

さっきの文章に続けて、

「しかし、想像する力には大きな違いがあり、その顕著な違いは言葉の有無だと聞いたこともあります。

サルは言葉を理解する能力を持ちながらも、発話器官がないため、言葉を持てなかったのだとか。

ダーウィンの「進化論」によれば、生き残るものは最も強いものでも、最も賢いものでもなく、変化に対応できるものだそうです。

人間は言葉を使って思考を深め、言葉により知識を蓄積し、知恵を共有しました。

そして、それによって変化に対応してきたわけです。

地球上で最も繁栄できたのは、言葉の存在が大きかったようです。」

と書かれていた

チンパンジーやサルとの違いを言葉に着目して考えたことはなかった

人間は言葉を持ったことで、地球上でもっとも繁栄できたと考えると大変興味深い

もし人間が言葉を獲得していなかったら、違う動物が言葉を身に着けていたら...

想像が広がる


人間だけに与えられた言葉

どう扱うか今一度考えたい

私は、せっかく言葉という能力持ったのだから、自分の気持ちを伝える手段に用いたい

それも、あたたかい言葉を選んで

誰かを傷つけてしまう言葉を言うことは、言葉の無駄遣いだと思う

聞いてる人も言った人もいい気分にはならないでしょう

そんなこと言っていい気分になる人間にもなりたくない


とはいっても、完全否定できないのも確かだ

一人でため込んでいては健康に良くない

たまには吐き出さないとやっていけないときもある


んー。

どんな言葉で表せば適切かな

汚い言葉がいつも頭にいっぱいだったり、口を開けば乱暴な言葉しか出てこない人は、一度考え直した方がいいというか...


私が校長先生の話の中で、改めて考えるきっかけになったことは

言葉には負の面もある、というところで

「日頃の周りの人々との会話においても、何気ない言葉にいつまでも消えない影響を受けたり、反対に思いがけず相手に大きく響いて問題となったりすることもあります。」

という一文です

私はよく、あたたかい言葉を選んで相手を傷つけてしまわないようにしたいというけど

意識していない何気ない言葉で、思いがけず傷つけてしまうことがあるというところに焦点を当てて考えるきっかけになった

どんなに気遣って話したとしても、相手がどう捉えるか、どう感じるかはわからない

想像することしかできない

ではどうしたらいいのか

考えたけど正解はわからない

何気ない言葉は、無意識のうちの考えだと思う

だから、無意識のうちの自分を磨くしかないと思う

人間性といってもいいかもしれない

人間性ってもともと備わったものだと考える人がいるかもしれないけど

私は、努力次第で変えられるものだと思う

自然や芸術にたくさん触れて感性を磨いたり

積極的にいろいろな体験をしたり

経験の豊富な方から話を聞いたり本を読んだり

そして、常に自分を磨くことを意識すること

私は今その努力中

潜在的な意識が磨かれれば、きっとそれが外見をはじめ言葉や行動に表れると思うから


。。。。。。。。。。


校長先生ってすごいな

どんな人だったかは覚えてるけど、直接話したこともないから特別な思いではないんだよな

部活の大会の時に見に来てくれたけど、私たちが弱すぎて校長先生が来た時にはもう負けてたっていう思い出だけある(笑)

その日もいろんな部活の大会を見て回ってくれてたみたいだった

校長先生ってどんな仕事してるのかわからなかったし、生徒と直接関わる機会が少ないから

大会とか見に来てくれると、私たちに関心を持ってくれてることがわかって嬉しかった

今は、校長先生が、自分の学校の生徒のこと、学校のことを一番に考えて熱心に仕事をされていることはわかる


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