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第9話:「Mistel MD 600 Alpha」電脳戦メルカリウォーズ



概要

"自分を机に向かわせるなら、最高のキーボードが必要だろう"
ということで「Mistel MD 600 Alpha」をチョイスした話

前提/使用ガジェット

Mistel MD 600 Alpha BT RGB ・シルバー軸
Mistel MD 600 Alpha BT ”Rhino” ・静音赤軸
ProtoArc EM04・・・・・ジェネリック○o○icoolと噂のトラックボール
iPhone15・・・・・・・・・普段のメインスマホ
iPad mini 6・・・・・・・・普段のメインタブレット
Mac Studio (M1 Max)・・・在宅用自腹Mac
Mac Book Pro (M1 Max)・・会社支給Mac
Windows (i7 8700K +GTX1080)・趣味用PC
Viture Pro ・・・・・・ ARグラス(8月現在手放し済み)
XREAL Air 2 Pro・・・・・・ARグラス(8月現在使用中)
僕・・・・・・・メカニカルキーボードは生まれて始めて

結論

最高です。
自作系の分割キーボードももちろん素晴らしいのでしょうけど
”既製品ならでは”の機能面の安心があります。
特殊配列に慣れてしまったらもう他のキーボードには戻れないのでは..?
Gateron G Proシルバー軸はゲーム以外でも非常に有用です(騒音注意)
海外公式ショップ限定Rhinoがamazonで購入可能になってます!
(しかも安い)

アフィです

導入とエピソード

ARグラスを家とオフィスで仕事に使っていると、
どうも自分の腕の置き場がしっくりこないなって思いません?
首、目、頭はエルゴっているのに、
腕がエルゴっていないとどうも本末転倒てなもんで。
なので、やっとこ手に入ったMX KEYS MINIを裏切り、
真の快適タイピング空間を目指すことに。

以前の記事⇩

キーボード選定

腕は基本椅子のアームレストに置きたいと思っているので
分割キーボードが理想だよなと。
グラスを使用すると手元が見づらくなりますし。
(Vitureだと下に目を向けると透度が上がる機能あり)
手をホームポジションから動かさない、
数々のガジェット先輩たちから絶賛されているkeyballシリーズがほしいなぁ
なんて考えましたが、KOJIKI買いするにはあまりに高い。
そして、配線的にも接続台数的にも有線キーボードは厳しいと判断し
マルチペアリングができる既製品が好ましいよなと。
そこで調べていくと、Mistel MD 600 Alpha に出会ったってワケ。

Mistel BAROCCO MD 600 Alpha BT


メルカリで購入した黒の方のキーキャップはとりあえずで変更してやす

ちなみに、Mistel BAROCCO MD 600 Alpha BTが正式名称だけど長い。
これは世に言う「Alice配列」を左右で分割したキーボード。
もちろんマルチペアリングも可能。
さらにレイヤー機能やマクロもあり。 自分にとって試してみたい機能ばかり。
ただし、量販店でみると27000円したり、メーカー直販の通販を見ても
送料やら関税やらで30000円くらいはゆうにするってワケで。

今更メルカリにチャレンジ

そこで人生初メルカリに挑戦することに。
当該キーボードももちろん出品されていましたが
「独特な配列のため慣れることができず出品します」が多いこと。
そして見ていると「Rhino」というレトロな色味の(当時は)直販限定モデル
これが24000円で出ていて…
もうちっと安くなるとハッピーだなと思ったので値段交渉をしてみた。
お相手は快くお値段を下げてくれるとの返答が来たが、
ちょっと目を離した隙に別の人に横取り購入されてしまった。
恐るべしメルカリ。 ハイエナのようなやつがいる。

今私たちが話しているのに。
お相手もなぜ売ってしまうんだと。

ずっと両思いだと勝手に思っていた相手に恋人ができた時のような気分、
ですよね…

失恋感に苛まれた僕はもう「Rhino」なんかじゃなくていいやと自暴自棄になり 18000円で出品されている通常の黒色のシルバー軸を購入。
男ってそう言うところありますもんね。

あとから気づくんですが、元々べたつきやすい素材かも

そして届く。
商品説明に「〜〜日しか使ってません」とか書いてあったのに
妙に妙にキーがベタベタ。
そして、キーを洗うためにキャップを外すと、軸の色がバラバラ。
出品者に連絡し、諸々相談と交渉とやり取りの末になんとか解決。
(ご対応ありがとうございました…!)
メルカリってほんと大変なんだなと思いました。
(その後ドハマりするのですがそれはまた別のお話)

洗ったんですけどね,ベタベタ取れませんでした

使ってみて/これなしじゃ生きてけない

5ヶ月くらい使い倒したんですが、今ではこの配列以外で打てない。
シルバー軸じゃないとスピードも出ず指も疲れてしまうように。

分割キーボードって色々タイプがあるけど
ALICE配列ってさ、なんか左右のバランスがとてもいい気がして
これじゃなきゃもう文字を打つ気にもなんないんすよ。

分割キーボードは生産終了が早いとどっかでみた気がして…
このキーボードにあまりにも慣れてしまったモンなので
こいつを失うともうパソコンできなくなっちゃうなぁ、と不安に。

ぶらぶらamazon探索しているとレトロな「Rhino」が謎に予約開始とな。
直販サイトがリニューアルとかなんとか言ってたもんで
そのテンションでamazonにも売り出したんかな?と。
しかも値段がやすい!!
22000円程度(6月頃の当時)で買えてしまうので
直販よりも8000円くらいやすいし、メルカリより安い!

こうiPadを挟んで使うとっても便利,
ホムセンで60円でパームレスト作りやした

結果オフィスと家の環境を揃えるためにも
Rhino(静音赤軸)も黒も購入しました。
Rhinoは自宅、黒はオフィスで使用。
静音赤軸はオフィスメンバーのことも考え、黒にホットスワップしてます。
これでこのミステル兄弟がいる間はノリノリで働いていけるぜ。

まとめ

僕の元々の活動目的
「ADHDな僕が仕事をちゃんとするための環境づくり」
としてはかなり貢献度高いと思います。
普通のキーボードだと腕が縮こまって肩凝るので
気も散るんですよね。
(嘘です、凝るほど集中して仕事できません)
また、キーマッピングやマクロもいじってみて
かなり作業の時短になっています。

そして購入当時の想定である
ARグラスを着用時の操作感UP
(執筆している8月現在ではmeta quest3も使用)
も大いに達成しているってワケです。

おまけ

購入したのは二ヶ月くらい前で、当時は物欲がぶっ壊れてました。
(けど奇跡的に収支は+-0!)
僕の元々の活動目的
「ADHDな僕が仕事をちゃんとするための環境づくり」
には結構こじつけて買ってた気がしますね。
でも、同志にはきっとわかってもらえると思うんですが
一回気になって、欲しくなって、今の自分の環境が良くなるなら…
と考えると、もう頭の中がそれでいっぱいになっちゃうんですよね。

だから買ってしまった方が「仕事をちゃんとするための環境」
が作れるというのは詭弁でしょうか。

Appendix

ProtoArc EM04

現在MD600alphaと使用している爆安トラックボールマウス
先日ロジクールさんのM575とMX MRGOの新型が発表されました
ロジクールさんのものは使ったことはないのですが
まずはこれで試しております。

購入した際不具合があったのですが
メーカーさんの対応も素晴らしく、
単なるコピー品(失礼な言い方ですみません)の域をでて
独自の進化を続けていらっしゃるイメージがあります。
次回以降、別記事でそのことを紹介したいと思っています。

Raspberry Pi Zero 2 W

こういった電子工作に関して、私はテンでの素人なんですが、
別記事で紹介予定の闇Zigbeeホームハブの作成に成功しています。
その勢いで、MD600alphaの使用感をより向上させるために
現在Chat GPT先輩の力と先人たちの力を借りながら
新たなソリューションの作成に勤しんでおります。
早く確立させて、ご紹介したいです。

ラズパイの無限の可能性をすでにご存知の方、
もしくはラズパイという手があったか!の方。

手作り最強仕事環境作成のためにここはラズパイをお手元にもう一つ。

KVMスイッチ

今、モニターに関しても気になってしまっていてリサーチをしております。
昔は一つのPC、三つのモニターを使用していましたが
ADHDにとってこれはノイズになると自覚。
今では複数台のPCを一つのモニターで運用しています。

こういう場合、入力デバイスの運用方法がとてもややこしくなるんですね。
いちいち全てのデバイスの接続先を切り替えなくてはいけなかったり、
台数分の無線子機を買おうとしてしまったり..(しました)

ですが、世にはUSBと映像ケーブルの切り替え機が一緒になっているもの
”KVMスイッチ”なるものが存在しているそうで、
これを使えばワンプッシュで当該装置に接続された
モニタと入力デバイスの切り替えができます。
高級なモニターにはこれが内蔵されています。

しかし、高級なモニターってほんと高くて手が出せず…
・解像度
・リフレッシュレート
・サイズ
・HDRの有無
・IPS or VA
・接続端子周り(USBハブ機能含む)
・KVMの有無 
とモニターには要素が多すぎて、選ぶのが本当に大変…

そこで、私にとってはKVMは必需品ですので
個人的に推しているUGREENさんの”DP”タイプのKVMを購入しました。
現在運用状態良好であります。
(詳しくは別記事で紹介しますが、MacユーザーはDPがいいかもです!)
これでKVM要素をクリアすればモニター選びの選択肢は広がります。
(IPSで144hz出るのにKVMねーから買えねえ!みたいにならないですね)

別記事で紹介予定ですが、もしKVMなんて知らなんだ!という方、
いらっしゃいましたらここで紹介をさせていただいておきます!

UGREENさんの”DP”タイプのKVMです。

ちょうどAnkerさんからも新製品が出ました。

蛇足部分が長くなりすぎてしまっていますので、一旦以上としておきます!
記事を書く時間がもっと欲しいです!

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