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【投資】テクニカル分析で相場分析 TOPIX編(2020/04/25現在)

みなさんこんにちは。

今日は、テクニカル分析でTOPIXについて分析してみたいと思います。

TOPIXとは?

東証株価指数(とうしょうかぶかしすう)のことで、東京証券取引所第一部上場全銘柄を対象として、算出・公表している株価指数のことをいいます。

一方、日経平均株価とは?

日本を代表する225銘柄の平均の株価のことを指しています。

もちろん有名なのは日経平均株価であり、ニュースでまず取り上げらるのは日経平均株価ですが、TOPIXのほうが日本全体の動きを表していると言えます。

ちなみにこの画像は、日経平均株価とTOPIXの比較のチャートです。

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10年前を0としてどのように動いてきたかのチャートですが、概ね同じような動きをしてはいますが、水準的にTOPIXのほうが下であり、直近高値の水準も違います。

なので、日経平均株価だけではなく、TOPIXも定期的に見るようにすることをおすすめします。

では見ていきましょう。

◇今日のYoutubeとPodcast

今日の記事を動画と音声で解説しています。見るより聴く、聞いたらやる!で頑張りましょう!

◇1、日経平均株価との大きな違いは?

こちらをご覧ください。

スクリーンショット 2020-04-24 20.44.11

これは、日経平均株価の10年日足チャートです。フィボナッチを表示しています。

日経平均株価は、10年前の1/2押し水準である16,291円は割らずに、20,000円近辺まで戻してきました。

ですが、TOPIXは、

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TOPIXは、1/2押しである1,301円を明確に一度割り込んでおり、相場格言で「半値押しは全値押し」とあるように、もしかしたらリーマン・ショック後の安値近辺まで戻ってもおかしくはないと、TOPIXでは言えるわけです。

さて、225社分の日経平均株価と東証一部全銘柄のTOPIX、どちらを信じれば良いのかは難しいところですが、改めて十分下に行く可能性は残っているんだという認識を持っておいたほうが良さそうです。

◇2、トレンドラインを引いて、直近の動きを想定する

こちらをご覧ください。

スクリーンショット 2020-04-24 20.57.01

TOPIXにトレンドラインを引いてみました。

引き方については、以下にまとめてあり、概ね同じようなラインを引けています。

これだと直近がよくわからないので、3年に拡大していきます。

スクリーンショット 2020-04-24 21.08.24

これを3つのチャネルに分けました。

TOPIXの場合は今、上段のチャネルにいます。

日経平均株価はというと、

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下段チャネル、先程のTOPIXでいうと、中段チャネルにいます。

この水準感もまた違います。ここから何が考えられるのでしょうか?

◇3、このあと考えられる動きは?

日経平均とTOPIXは、現在滞在するチャネルが違います。

このあとキーになるのは、上段チャネルの下限の下降トレンドラインがサポートとして機能するか、割り込んでしまうかによって今後の動きが変わってきます。

現状、考えられるのは、このストーリー

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上段チャネルの下限がサポートになって、上昇していくのがメインストーリーです。

ですが、これは日経平均のメインストーリーとは逆になります。
さぁ、これもどちらに重きを置くのか、非常に難しいところです。

ただ、注意をしていきたいのは、チャネルの下限がサポートして上昇することが今のメインストーリーであっても、下降トレンドの流れの中にいるということを忘れてはいけません。

なので、サブストーリ−もかなり同じくらいの割合で起こることも想定しておきましょう。

スクリーンショット 2020-04-24 21.08.24

今までサポートになると予想していた上段チャネルの下限のラインを割り込んでしまい、サポートとレジスタンスが転換して、今度は上昇時の抵抗になってしまうというストーリーです。

コロナウイルスの感染状況や、まもなくピークを迎える決算発表次第でどちらのストーリーもあり得るので、現状は上下どちらにも行く可能性のある不透明感の高い相場であることを改めて認識する必要があると思います。

◇まとめ

ということで、今回はTOPIXをテクニカル分析で見て、日経平均株価との違いを解説していきました。ここからわかったことは、

・10年以上の長いチャートで見ると半値押しを達成していて下値不安がある
・直近の安値からの戻りを見ると、日経平均株価よりも戻ってきている
・ただし、下降チャネルの中なので楽観はできない

といったところでしょうか。

日経平均株価ばかりに目が行きがちですが、木を見て森を見ずにならないように、TOPIXもそうですし、それ以外の新興市場についても今後取り上げて観察していきたいと思います。

◇最後に

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