鍵は、エネルギー事業のすごい成長率！！6195ホープ

みなさんこんにちは！

個別銘柄徹底分析第5段。

今日は、2019年の株価上昇率No.1の6195 ホープを取り上げます！

上昇率No.1っていうとどんな気持ちになりますか？

「いやいやもう今からじゃ遅いでしょ？」

と思いますか？

そうですよね・・・・

でも、そうかもしれないですが、
やっぱりどうして株価が上がったのか？

No.1の理由を知ることはこれからの分析の重要なヒントになると思いませんか？

なので、しっかりと分析をさせていただきました！

スライドは、54スライドありますが、
ぜひ噛み締めながら御覧ください！

まずは、ホープのチャートをチェック！

まずはこちらを御覧ください！

数字が重なって見ずらいですが、
株価が200円台から、19年年末には、3585円をつけています。

まさに1年で10倍を超える株価上昇を達成しています。

そこからコロナまでは下落が続き、
1270円から今年の高値は7910円と、

こちらも実に、6.2倍！！

この株の過去の栄光が伝わりましたでしょうか？

こういった株をいかに早く見つけることができるか？

これこそが株式投資の最大のポイントになるかと思います。
詳しい分析は、最後の大化け性の定性分析でやりますが、
まずは定量的なデータを確認していきましょう！

5角形のレーダーチャートはいびつな形？

総合的な分析であるレーダーチャートを御覧ください！

No.1なんだからさぞかしでかい5角形になるんだろうな？
と思いきや、ちょっといびつな形だと思いませんか？

同社は定量的な分析を困らせる内容が沢山ありました（汗）

特に、
割安性や財務性なんかには、
一癖も二癖もあるような銘柄です。

だからこそ、いままであまり評価を受けていなかったんでしょうが、
成長性がすごいことになってからの評価はすごくなったんですね。

1つだけ悲しい真実をお伝えしておきます。

将来株価の目安をシンプルに表すならば、

業績（利益）✕期待（PER）＝将来の株価

となります。

難しいのは、「期待」の方です。
「期待」が低い株に、「新たな期待」が加わると業績の成長に対して指数関数的に株価が成長します。

ですが、「期待」の低い株を見つけることがとにかく難しいのです。

なので、こういった株の大きな特徴を見抜き、
まだ期待値の低い未来のホープな銘柄を見つけていきましょう！

成長性は文句なしで10点をつけました！

まずは、株探で業績の成長性チェックしていきます！

3期平均で取っていますが、
売上成長率や、利益を見てもとてつもない上昇率です。

利益については、黒字転換した年は、0として計算してもすごい成長率になります。

文句なしで10点をつけました。

重要なのは、この成長率が続いていくか？
ぜひ最後まで記事を御覧ください！

収益性は見方が難しいですが、総合では5点となりました！

こちらもまずは株探でチェックしています。

最初に見たいのは、営業利益率ですが、
こちらは単純に3期平均で見ていますが、5%ということで、
そこまで低くもなく高くもないといったところでしょうか？

続いて、ROEをチェックしています。
こちらは3期平均で50.67%ととてつもない数字が出ています。

ROEというのは、
純資産からどの程度の純利益を生み出しているのか？を見る、
いわゆる効率性を求める指標と言われます。

後でも出てきますが、ホープの自己資本比率は20%前後。
実に80%が負債を締める企業です。

言い方を変えれば、財務レバレッジを効かせた効率的な経営ができていると言えるわけではありますが、どうしても安全性も低い点が気になってしまいがちです。

ROEではいい評価をつけられる一方で、
安全性の分析も忘れずに行ってください！

売上総利益率の計算については、
この会社は季節性が大きいため直近の1Q決算ではなく、
8月発表の本決算短信の損益計算書から出しています。

今期で、15.6%という数字は決して高い数字ではありません。
そして、前期に対して10％超下がっていることも考えると、
原価率の変動リスクも大きそうです！

割安性は4点！PBRが高すぎるせいなので、そこまで低く見なくても良いと思います！