関連市場も大きく成長中!3つの事業で高い成長率!オークファン
みなさんこんにちは!
個別銘柄をとことん分析するマガジン!
今回は、オークファン(3674)を取り上げたいと思います。
みなさんは、オークファンという銘柄がご存知でしたか?
私は、かなり昔ですが、
ヤフーオークションでせどりをやっていたことがあって、
その時に何度かお世話になったことがある銘柄で、
要は、オークションに出す前に、
市場価格の目安がわかるので、
仕入れのミスや在庫を抱えるリスクを抑えるような情報を提供するサービスを行っている会社。
というのが、当時からのイメージです。
ですが、そこから10年近い月日が経ち、
実際に調べてみたら、事業の数も増え、
個人だけを対象にせず、
さらにインキュベーションのような投資事業まで。
当時から見るとものすごい進化を感じる内容になりました。
直近の株価チャートを見ると
コロナ安値から見ると、4倍以上に上昇!
直近はかなり大きく上下に振れていてなかなかトレンドがつかみにくいと言えますが、一旦また高値を超えてきたということで、
どこまで上がる可能性があるのか?
では実際に見ていきましょう!
まずは、総合評価!とても安定した大きな5角形となりました!
まずは視覚的に5角形を御覧ください!
かなり大きめな5角形!
特に成長性は10点ということで、
かなりしっかりとした業績成長を確認することができました!
直近かなり上がってしまったため、
目標株価までの倍率が約58%ということですが、
実際にこの目標株価を達成できるのか?
分析を行っていきたいと思います!
成長性は10点!来期以降も成長は続いていく予想が出ています!
まずは株探を使って、成長性を確認しています。
それぞれの3期平均の成長率は、
売上 23.4%
営業利益 48.4%
1株益 52.3%
となりました!
素晴らしい成長率です!
問題は、持続性と拡大余地だと思うので、
ぜひ最後まで御覧ください!
上記は、会社四季報の業績欄になります!
来期以降も20%以上の増収増益予想が出ています!
収益性は6点!利益率の高い事業と低い事業の組み合わせになっています!
続いて株探で収益性を確認しています。
それぞれの3期平均は、
営業利益率 10.85%
ROE 9.5%
となりました。
ネット関連の企業としては、
少し物足りない?そんな印象を受けましたが、
みなさんはいかがですか?
上記は直近の決算短信で、2期分の売上総利益率を見ています。
直近は、39.7%
こちらも低くはないけど、
そこまで高くない?といった印象です。
上記は同業他社と思われる企業を、
マネックス証券の銘柄スカウターで比較しています。
同業他社をどこに見るかは難しいですが、
決してずば抜けて高いというわけではないと言えそうですね。
ですが、
上記は、会社四季報の会社名の枠です。
確認していただきたいのは、
【連結事業】の中身です。
これは、事業別の割合が載っているのですが、
各数字の後ろのカッコ内の数字は営業利益率です。
つまり同社は、
①在庫価値ソリューション 23%(利益率19%)←高い
②商品流通プラットフォーム 61%(利益率7%)←低い
③インキュベーション 16%(利益率40%)←高い
一番利益率の低い②の事業が、売上構成比の61%を占めているため、利益率は10%前後になっているということですね。
なるほど!
後ほど各事業について確認していきましょう!
割安性は6点!高すぎないので買いやすい?
こちらでは、株探や会社四季報、四季報オンラインを使って割安性を確認しています。
これを見ると、
PER 来期予想 25倍前後
PBR 3倍前後
ということになりました。
こちらでは株探を使ってPSR(株価売上倍率)を計算しています。
PSRは2.3倍です。
これだけでは高いか安いかは判断が難しいので、
下記で同業他社で比較しています。
上記を見ると、フィードフォースだけは異様に高いことがわかりますが、
同社のPSRほぼ適正値であるといえるのではないでしょうか?
安全性は8点!営業CF1期赤字も大きな問題はないでしょう!
こちらでは安全性を株探で確認しています。
直近の自己資本比率は60.5%
特に問題ない水準と言えますね!
続いてキャッシュ・フローを確認します。
直近2期で見ると2019年9月期は赤字なっています。
規模感や他の期はすべてプラスであることから、
ほぼ問題ないとは思いますが念の為、キャッシュフロー計算書から要因を確認しておきたいと思います。
上記は、2020年9月期本決算の決算短信になります。
この中で金額の大きいものを確認すると、
営業投資有価証券の増減額が4.15億円のマイナス
どうやらここが影響しているようですね。
ただ、これはいわゆる
「いい会社見つけたから株買ったよ」
ということなので、
いま損をしているわけではありませんので、
特に問題ないのではないでしょうか?
上記は、同決算の貸借対照表です。
これで見ると、営業投資有価証券はかなり大きいことがわかります。
サイバーセキュリティクラウドという上場会社に上場前から投資していたため、上場後に大きく価値が向上したためと思われます。
なので、やはり特に問題ないと判断しました。
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こんにちは。専業投資家の森口です。 いつもやっている私の個別株徹底分析を、 毎週金曜日にこちらのマガジンに記録していきます。 1社に対…
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