見出し画像

その4~人が前向きに動きたくなるような頼み方~

こんにちは。連日の投稿になります。

僕は今日は休日で、家族との時間も増え、リフレッシュといきたいところでしたが、やはり子供たちは大人の言うとおりになかなか動いてくれないので、どうしてもふとした瞬間に「いや、休日の方が疲れるわ…」と思ってしまうこともありました。

やはり子供も一人の人間ですし、他者からのお願いを聞き入れたくない時もあるでしょう。
でも親としてはそんな子供の気持ちも理解しつつ、親の言うとおりに動いてくれた方が子供のためになる、と思ってお願いをしているわけです。

「こちらが言ったことを、進んでやってくれないかなぁ…」

なんて思った時にどうすればよいか?
そのヒントとなりそうな論文を見つけたので、ご紹介いたします。
タイトルは、
「部下が前向きに引き受けたくなる仕事の頼み方 3つの手法で自発的な承諾を得る」
です。

論文の要約

プロジェクトや業務の依頼をする際、プレッシャーや罪悪感で依頼をすると、従業員の不満や後悔が生じ、協力の質が低下します。
研究によれば、従業員は依頼に対して多くのプレッシャーを感じています。
依頼する際は、従業員にプレッシャーを与えずに承諾を得ることが重要です。
これにより、従業員は自由に断ることができ、より自発的な承諾を得られます。相手の真の希望を引き出すことができ、より良い結果をもたらします。

https://dhbr.diamond.jp/articles/-/10639より抜粋して改変

この中で書いてあった大事な点はコチラです。

①発言をする時間を考慮: 即答を求めず、考える時間を考慮することで、相手に断る余裕を提供する。
メールでの依頼: メールで依頼し、メールで答えることで、相手が納得のいくなんとかを準備する。
断り方の例を提案する: 具体的な断り方を示すことで、相手が断りやすくなる。

なるほど、「依頼の仕方」を考えるということは、「断り方」を考えるということも重要、ということですね。
今まであまり考えていなかった観点で、新たな気づきとなりました。

家庭に置き換えて考えると…

子供たちやパートナーに対してお願いをするときに、どうしても自分の都合で、性急に答えを求めてしまいがちです。

特に子供たちは、まだロジカルに考えることも難しく、また言葉で表現することも大人のようにできるわけではありません。
それが「イヤだ!!」という言葉で表現されたりするわけです。

これは、この論文を読んで僕が実践しようかなと思ったことですが、

①前もって依頼しておく
上の子は少しずつ時計が読めるようになってきていますし、下の子も何となく時間の感覚は理解しています。
なので、依頼を実行してほしい時間の少し前から依頼をしておくことで、少し考えて、猶予をもって実行できるのかなと思いました。

②「イヤだ!」というだけでなく「~したい」と言うように断ってもらう
「~したい」と言ってもらった方が、こちらとしても納得できる理由になりますし、子供たちも自分の気持ちを言えた!という感覚を得ることができます。その方がお互いにポジティブに受け入れられるかと思います。

③「○○してから、やる」という宣言をしてもらう
②の「~したい」だけでは、一向に進まない可能性があります。ですので、したいことを一つ終わらせた後に、やってもらう約束をするとよいのかなと思いました。

こういったことを試してみようかと思います。やってみた感想はまた後日投稿したいと思います。

とはいえ、そううまくいかないのが育児でもあります。
他の手も考えながら日々、家族全体が気持ちよく過ごすことができるように、マネジメントしていきたいと思っています。

本日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。




いいなと思ったら応援しよう!