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その52〜立ち止まった時、前を向いて再出発ために、一回後ろを見る〜

※忙しい人向け、この記事の要約です。

この記事では、リーダーやチームが燃え尽き症候群に直面した際、前向きな姿勢を取り戻すための具体的な戦略を紹介しています。

まず、自分の情熱や才能を社会にどう活かせるかを見極めることで、生きがいを再発見し、仕事に意義を見出します。
また、初心に立ち返り、新しい視点で物事に取り組むことで、学びやチャンスを見つけ出します。
さらに、感謝を示し、小さな成功を祝い合うことで、チームの士気とつながりを強化することが重要です。
自己批判を控え、ポジティブなセルフトークで自分を励ます習慣も、回復力を高める助けになります。

リーダーは、冷静に状況を分析しながら感情に寄り添い、チームを支える姿勢が求められます。
家庭でも、負担を調整し、一時的に落ち込むことを許しながら、最終的に前向きな行動を目指していくことが大切です。


「はぁ…何もかもうまくいかない…」

人生の大きな好不調のどん底にいると自覚した時、こんな気持ちになることもありますよね。

どれだけ頑張っても報われないと、バーンアウト(燃え尽き症候群)になってしまうこともあります。

燃え尽き症候群が出てくるのは、
全てをやり尽くして、満足いく結果を残せた!
という時だけではありません。

頑張って、頑張って、頑張っても状況が変わらない時、
「もう、無理…」
となってしまうわけです。

そんな時、誰かが手を差し伸べてくれるとよいのですが、
チーム全体の雰囲気がバーンアウトに持っていかれるとなかなか軌道修正できない。

そんな経験したことありませんか?

まさに今そんな流れにいる、そんなあなたに紹介したい本日の論文はコチラ!

タイトルは、
何もうまくいかない時でもマネジャーの仕事を楽しむ方法

バーンアウトを防ぎ、厳しい時期を乗り越える
です!

早速見ていきましょう!



論文の要約

この記事では、リーダーやチームがバーンアウト(燃え尽き症候群)に直面した際、喜びや希望を取り戻すための具体的な戦略を紹介しています。

①自分の「生きがい」を見つける
自分の情熱や才能が社会にどのように役立つかを見極め、意義を感じられる活動を仕事と結びつけましょう。

②初心を忘れない
「初心者の心」を持ち、新たな視点で仕事に取り組むことで、新しい可能性や学びを発見します。
好奇心を持って他者の意見を聞き、チームにも多様なアプローチを促しましょう。

③感謝を示し、チームのつながりを強める
感謝を伝え合い、小さな成果を祝うことで、チームの士気を高めます。定期的に感謝の場を設けることで、互いに支え合う文化を育みましょう。

④ポジティブなセルフトークを取り入れる
自己批判を控え、ポジティブな言葉で自分を励ます習慣を持つと、レジリエンス(回復力)が高まります。
自分自身が前向きな姿勢を示すことで、チーム全体にも良い影響が広がります。

リーダーが自分とチームの感情に向き合い、ポジティブな環境を作ることで、困難な状況を乗り越え、職場を活気ある場所へと変えていくことができます。

https://dhbr.diamond.jp/articles/-/10853より抜粋して改編

こういうつらい時こそ、ポジティブに!ということでしょうか。

ポジティブに考え、行動していくためには、

・自分がなぜこの仕事を選んだのか
・自分のどういった特性がこの仕事に生きるのか
・まだまだ探求できることはないか
・自分自身を苦しめていないか

といったことを振り返り、修正すべきところは修正し、
さらに周囲に感謝の気持ちを持つことで、状況を打破できそうですね。

そのプロセスで得られたポジティブなエネルギーは、
自分自身、そしてチームを再び前に進める推進力となるでしょう。


でもね、何でもかんでもポジティブは、ダメなんですよ。

現状を何でもかんでもポジティブに捉え、周囲に前を向かせる「だけ」では、チームに逆効果を与えることになるかもしれません。

「Cool brain, Warm heart」
とはよく言ったもので、熱い気持ちを持ちつつも、脳は冷静に状況を分析しなければならないと。

自身を奮い立たせる熱い気持ちは持ちつつも、現状を見極め、解決策を見つけ出し、そのうえでチームを励ましていく。

これがリーダーのあるべき姿かなと思います。

家庭に置き換えて考えると…

暗い雰囲気を家庭に持ち込むのは良くないかもしれませんが、
家庭でしかその感情を表出できないかもしれない。

そんな風に思いを巡らせてもらえると、パートナーを思いやる言葉をかけることができるかもしれません。

最終的にはポジティブに、前を向くように過ごしていくべきかもしれませんが、
リスタートするために、感情を共有して一旦落ち込み、そしてまた前向きに進んでいければいいのではないかと思います。

寄り添えるリーダーが今後は求められていきます。

あと、単純にやらなきゃいけないことが多すぎて、燃え尽きてしまうこともあるかもしれません。

「捨てる」ことを躊躇わず、
「やらなくていいかな」と思う家事を捨てましょう!
(捨てる、までいかなくても、クオリティを下げるだけでずいぶん楽になるかも)

初心に帰り、
「自分たちの幸せのかたち」をもう一度考え直してもいいかもしれないですね。

まとめ

本日は、「バーンアウトになりかけた時に振る舞うべきリーダーとしての行動」をテーマにした論文をご紹介しました。

目指すべき目標が明確なビジネスシーンでは前を向くことができても、
家庭ではそうはいかないかもしれません。

一旦立ち止まり、落ち込むこと(そうしている家族の気持ちを受け入れること)も大事だと思います。

最終的にポジティブに、前を向けるようアクションを起こしていきましょう!

それではまた次回。

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