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「痛くない」経鼻型ワクチンはすでに死亡例も出ている
昨年末からインフルエンザとか、何だかよくわからない体調不良がいろいろ流行っている。そうなると多くの人の関心がまた「ワクチン」に集中し、「コロナワクチンは危険だけどインフルワクチンなら打った方がいいのか」みたいな話になってくる。
インフルワクチンというのはもう30年も前に前橋リポート(75000人を対象にした6年間にわたる疫学調査)でその効果がとっくのとっくに否定されていて、だから現在は努力義務ではなくなり、学校での集団接種も行われてない。
インフルワクチンはとっくに過去の遺物だと思っていたら最近、鼻にスプレーするタイプの奇妙なワクチンが出始めた。お鼻にシュッとするだけだから痛みがなくてお子様でも安心!というのが最大の売り文句らしい。
病原体をバリアする鼻~上気道の粘膜に直接「生ワクチン」で作用し粘膜免疫であるIgAを強力に誘導できるから、血中IgGしか誘導できない従来の不活化ワクよりも良いと宣伝されている。以前、コロナワクチンには反対でもこの「鼻ワク」なら良い、みたいに言ってる学者もいた。
ところが実際にはもうこの「鼻ワク」で死者が出始めてるようで、VAERS(ワクチン有害事象報告制度・アメリカの機関)によれば3歳男児の死亡例もある。
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これはアストラゼネカ製経鼻インフルワクチン「Fluenz」というものらしが、日本でもこのタイプの鼻ワクは認可されていて、昨年くらいから使用され始めている。日本では第一三共の「フルミスト」という品名になっているが、この鼻ワクにおいてアストラゼネカと第一三共は提携しており、品名が違うだけで中身は同じだとも公表されている。
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3歳男児の死因はわからないものの、鼻というのはただでさえ脳に近く、嗅神経というのは脳と直に繋がっている。それを考えると粘膜免疫の誘導という点だけで鼻ワクを評価するのは危険だし、ただでさえ免疫抑制効果のあるコロナワクチンで多くの人の自然免疫が低下してる可能性もある。
結局人間は人為的に「風邪」を克服することはできず、あえて言えばする必要もない。ゆっくり寝んねして治すしかなく、それで治らないならある意味そこが寿命。それだけの事だ。
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