なぜピカソは金持ちでゴッホは貧乏だったのか
アートギャラリーを運営しながら、
勝手にアート界のMBさんを目指したく
なってきた、山口です。
"アートの力がビジネスや経済に影響を持ち、
そこでの人の変化で世界が変わること"を目指して
アートにまつわる企画をスタートさせてみようと
思いますー!
さて、今回のタイトルですが、
山口揚平さんが書かれた書籍のタイトルなんです。
「なぜピカソは金持ちでゴッホは貧乏だったのか」。
ボクは、めちゃくちゃ気になりました。
これ、アートの本ではなくお金の本でして、
内容ももちろん非常にすばらしくて、本質を
追求した学びがものすごく多い1冊でしたが、
今回ボクが注目したのはタイトルとなっている
ゴッホとピカソの件。
なぜ、ピカソはそんなにも豊かだったのだろうか?
お金のことを学ばない人が多いワケ
直接の答えは本を読んでみていただき
たいのですが、そもそもなぜ
ゴッホの時代からアーティストをはじめ、
多くの人たちがお金について学ぶことが
少ないのか。
これについては、最近でこそ多くの方々が
情報発信されているかと思います。
・義務教育にない
・お金=汚いのイメージ
などなど
でも本当にただ学んでいないだけなら、
お金も一つのツールに過ぎないワケですから、
フラットな状態で知識を獲得すれば
上手に扱えるようになるはずです。
例えば、"ペーパーナイフ"というツールの
使い方を知らなかった人がいたとしても、
その使い方を学んだら、封筒を開けたりして
上手に使えるようになりますよね。
それと同じで、お金も勉強したら
上手に使えるようになって、めでたしめでたし...
と、話は単純なワケですが、実際世の中では
そうではないわけです。
つまり、正確に言うならば、
「お金について学ぶ機会がない」のではなく
「お金を上手に扱えてる人から教わっていない」
というのが正しいのではないかなと感じる
ワケです。
基本的には幼少期に、
主に両親から学ぶ"お金論
『お金とは○○なものある"』
が、それぞれの人生の教訓として心に刻まれ、
そのまま社会に飛び出す事になるので、
本当に人それぞれとなるわけです。
ペーパーナイフは、
生活を便利にするモノ??
それとも、命すら奪いかねないモノ??
この両方の考え方の人が、
同じ道具を使って社会生活をするわけです。
本当に才能だけの世界なのか?
お金について、上手に扱える人から考え方を
ちゃんと学んだら、たとえアート業界という
才能の勝負のような世界ですら、
ゴッホの人生からピカソの人生にすることが
できるかもしれない、という事なのです。
※決して、ゴッホとピカソを芸術家として
比較しているワケではありません。
ゴッホの作品、ボクはとっても大好きです。)
とはいえ、才能の勝負の世界では、
ゴッホのようなレベルにたどり着くことは
重要なのは当然の前提です。
どんな世界も、圧倒的な努力をすることが
大前提。
ただ、プロフェッショナルとして誇りを持って
真摯に仕事に打ち込んでいる者同士の場合、
お金を上手に捉えるようになっておくことは、
ゆくゆく自分が才能を開花させた際に
大きく影響してくるのではないでしょうか。
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