ベランダで感じる「バイオミメティクス」
狭いベランダですが、植物を育てています。
一軒家からの引越しだった為、庭で育てていた植物がいっせいにベランダに集まり、かなり茂っている感じになっています。
頂いた八頭を少しだけ切り分けて水に浸けたら、ぐんぐんと成長してきました。
※八頭は里芋に似た植物です。正月に食べるやつです。
先日、水やりの際に気がついたのですが、
この葉っぱは、撥水なんですね。
水を垂らすと気持ちイイくらい球状の水玉になって弾かれます。
これはミクロでみると葉の表面が細かな凹凸になっているにです。
細かすぎて水は入り込めない為、水玉になってコロコロ転がるという仕組みです。
蓮根の葉でもの効果が有名で、名にちなんだ「ロータス効果」と言われる事が多いです。
この技術は、例えばヨーグルトの蓋に応用されています。最近は常識ですが昔はベチャっとヨーグルトが蓋に付いて擦り取るにが大変でした。
衣料にも利用され撥水や防汚効果として利用されていますね。
このような自然界の機構を産業に利用する事を「バイオミメティクス」と言います。
刺しても痛くない注射針やマジックテープ、新幹線のフロントなどあらゆる場面で活用されています。
スキーワックスメーカーの一部でもロータス効果を活用した製品があります。
詳細なメカニズムは公表されていないので不明ですがミクロ単位凸凹を発現理由にしているのではと考えています。
個人的には、滑走面ブラッシング工程で似たような効果が作られるのではと思っています。
問題は持続性ですね。
自然界から学ぶ事は、まだまだ多いと思っています。我々人間の方がわかっていない事のが多いと思います。
In my tiny balcony , I found biomimetics kind of yam”yatugashira”.
#バイオミメティクス #biomimetics #ベランダー
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