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文章を削る=他者と関わろうとする姿勢

質。質を高めたい。
文章の質を高めるには、削ることだという。

というわけで、本日の自由研究は、文章の削り方。

文章を削るって、他者と関わる余地を残すことなんだ。

例を細かく挙げて説明しすぎると、相手の想像する余地がなくなる。
「私」の話になってしまう。

抽象度が高いと、読み手が自分の経験に引きつけて楽しむことができる。 「私とあなたに共通する」話になる。 

写真・細密画的。完成している。
抽象画的。相手の前提知識や想像力を加えて完成。

説明しすぎない文章は、書き手と読み手の双方でつくる、みたいな器の大きさがある。 他者に歩み寄るスペースが設けられていること。

ニッポニアさんとのやりとりから、こんな仮説を立ててみた。


以下のnoteを参考に、午後は実践の予定。

文章というのは「書く作業」よりも「削る作業」の方が100倍難しいから。

ですよね~。
noteの書き方について書いてる人は多いが、削り方について書いてるnoteは5本しかなかったから。真理。


例えがぴったり。

ひとつの記事にひとつのメッセージ

「読み手が情景をイメージできるように形容詞は残す」ってのも、読み手に歩み寄っている。

抑える

ニッポニアさんの言葉がしみじみ染み込んでくるのも、受け取れ〜!!って圧がないからだわ。

自分の欠点を容赦なく書く

そうね、叩かれないように変な注釈入れたり、予防線張ったりしがち。
叩かれるような部分ももった人間であることを受け入れよう。
叩かれたら一緒に泣こう。( 叩かれたら痛いよね)

実例も含まっていて、どうしてそこを削るのかの理由も細かくて分かりやすい。

・読み手のことを最優先に考える(読みやすさは、相手への思いやり!)

ただこれらの方法で削れるのは数文字。 半減にはできない。
(読み手への思いやりだけで半減できるひとをプロと呼ぶ)

昔自分で書いたnoteを読み返したら、「目的地をわすれない」とあった。

現場の温度・熱量をそのまま伝える

尺の制約があるときは、思いきって抜き出す。100のうち、薄く、こちらの言葉で10より、ありのままを10抜き出すことで、読者は残りの90を豊かに想像してくれる。

藤本智士 魔法をかける編集


私の目指すところは、どこだろう?
熱量をそのまんま伝えたい。そこは変わらない。

ただ、読み手にやさしくしたいわけではない。
お客様ではないからね。
noteを書くのはビジネスでも人助けでもなく、私のよろこびだから。速さや効率を求める忙しいひとたちに無理に読んでもらうために迎合したいのではない。

新たに追加された目的地は、「読み手とともにありたい」かな。

わたしと読み手のあいだに豊かな世界ができたらいいなってこと。
そんな読み手、タイトルで惹かれて記事を開いてくれた、なにか共通のものをもったあなたが、楽しんで心地よく読んでくれたらな、とは思う。
そして、ここから、なにかお土産をひとつ持って帰ってもらえたなら、とても幸せなこと。

なんかこのテーマについて考えたら、自分の書く目的が「吐き出したい・伝えたい」から「いっしょに楽しい世界をつくりたい」に広がってることに気づけた。自由研究最高だな。

そんな意識の変化をもたらしてくれたnoteとクリエーターのみなさま、ありがとうございます。

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