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自分で考えて生きていたい。サッと動ける人でありたい。 外資系会社員、猫飼い。 主にamebloにいます。 https://ameblo.jp/kyoutoke

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最近の記事

私のdepartures

globeのDEPARTURESはめちゃめちゃ好きですが、departuresというのがどういう意味なのかを知ったのは随分後になってからでした。(当時小学生だったので) 今回ふと思い浮かんだのは、亡くなった人たち、という意味です。 この3年くらいで、ペットの猫も含めると、身近な人やお世話になった人が10人以上亡くなりました。 超高齢社会を生きる30代後半なんてこんなもんなのかな?でも50代以下の人も多くて。 仕事もあるし、10代よりは鈍くなったしで、普段は普通に過ごし

    • 涙を流せてよかった #ペットロス

      ※以下は今年4月に書いたものです。 *** 今日は猫のミーちゃんの一周忌でした。 人生最大の後悔から一年。 養老先生の本に、身近な存在が亡くなったら…という仮定には意味がない、亡くなったらその時のあなたは今のあなたとは変わってしまっているから、というような言葉があり 今、というかこの一年は、その言葉をひたすら痛感する日々でした。 自分は変わってしまった、と思います。 傍から見たら何も変わっていないように見えるかもしれないけれど、何か全然違う世界にいるような気がし

      • 仕事が好きとか言ってみたい(言ってみたいだけかもしれない)

        この1週間で、2人の男性が「仕事が好き」と言っているのを耳にしました。 仕事、好きですか? 私は稼ぐのは好きですが、今の仕事はお金をもらわなければやりたいとは思えません。 つまりお金をもらわなくてもやっていることや、課金してでもやっていることに比べたら、全く好きとは言えないレベルなんじゃないかな、と思っています。 レベル設定、厳しすぎますかね。 好きを仕事に、って言葉、一時期流行ったような気がします。 私も、好きな仕事をしたい!って何度考えたかわかりません。 でも結局

        • 人馴れしない猫 可愛く思えるまで

          最近やっと、サビコさんのことが可愛いと思えるようになってきました。 サビコさんは元野良の成猫(しかも経産婦)で、簡単に言うと非常に人に馴れにくい経歴を持った猫です。 猫なら、馴れてくれるなら、飼い主(私)を好きになってくれるなら、可愛いかと言うと、そうでもなかったんです。 普通には可愛いんですが、そもそも私はサビコさんを飼いたくて飼い始めたのではなく、彼女が隣家の庭で4匹子育て開始→放っておくと保健所行きor野良猫大発生になりそうだったので致し方なく飼い始めたので…どち

        • 私のdepartures

        • 涙を流せてよかった #ペットロス

        • 仕事が好きとか言ってみたい(言ってみたいだけかもしれない)

        • 人馴れしない猫 可愛く思えるまで

          アラフォー、それは女子が人間になる時。

          最近、自分が女子でも若い女性でもなく、「人間」になってきていると感じます。 女子でも若い女性でもない自分、というのは生まれて初めてなので、少しの間動揺していました。 何だかんだ言って見た目年齢30くらいまで=数年前までは、女子気分だった気がします。 童顔でずっと幼く若く見られてきたので、そのクセが抜けていませんでした。 でも37才=アラフォーになり、当たり前ですが10代20代の子たちは私を自分たちと同じ若者とは思いません。 私自身、できる限り「女子」を売りにするような選択

          アラフォー、それは女子が人間になる時。

          いつかカチコチになって灰になる体

          先週、親戚が亡くなった。 95才の大往生だけど、昔から知っている人が亡くなるのは慣れない。 悲しいとか辛いとかいうより、慣れない、と思う。 母が、「おばちゃんがカチコチになる前に会いたいと思ったけど、家族葬だし止めておいた」と言っていた。 カチコチって、と思わず私は吹いてしまった。 母は17才の時に父親を亡くしている。 その時のことも、「カチコチになって、ああこりゃだめだ、と思った」と話していた。 若くしていくつもの死に目に遭った母にとって、死は触感的なものなのかもしれ

          いつかカチコチになって灰になる体

          手を振るって、こんなにキュンとする行為だったんだ。

          職場には今、アジア系の外国人男子がいる。 彼は大学院を出てすぐくらいの若さで、日本支店の人手不足を補うため、海外支店から長期出張でやって来た。 日本の10代、20代男子がそうであるように、彼も少しフェミニンな雰囲気がある。 デスクの上には薬用リップとハンドクリームが置いてあり、おしゃれなカフェやスイーツが好きと話していた。 現在37才の私は、よく自分の世代が「ハザマだなあ」と感じる。 40才以上の世代には昭和な男女観を感じ、30代前半以下の世代には中性的な男女平等観を感じる

          手を振るって、こんなにキュンとする行為だったんだ。

          薄化粧からの卒業

          ナチュラルメイク、と言うと聞こえはいいけれど、私は30代後半になるまでずっと薄化粧でした。 薄化粧だったのは、化粧そのものも、化粧直しも、両方面倒だったのが半分。 もう半分は、昔から肌を褒められることが多かったので(母方の遺伝で)、まあ見苦しくはないでしょう、と思っていたのが半分でした。 簡単に言うと、決して薄化粧がいい!と思っていたわけではないけれど、若さと遺伝にあぐらをかいていたんですね。 でも気付けば私もアラフォー。 さてどうするか。 きっかけは、まつげパーマでし

          薄化粧からの卒業

          変わりたいなら、小さな変化に慣れること。

          最近、変わりたい欲が強くなってきました。 とは言え、具体的にどう変わりたいというのもなく、いっきに転地!転職!なんていうのも現実的ではなく、夏の暑さや秋の寒暖差にやられてぐずぐずしていました。 が、ここ1ヶ月弱で小さなトライ&エラーを繰り返しながら、気付いたことがあります。 変わりたい⇔変われないと堂々巡りするのは、「いっきに」変わろうとするからなんですね。 ここ1ヶ月弱、始めは無意識のうちにでしたが、とにかく「小さな変化に慣れること」をしていました。 私は事務系会社員で

          変わりたいなら、小さな変化に慣れること。

          元野良の成猫が人馴れしていく過程を経験して

          今、私の右足にはサビコさんが乗っています。 サビコさんは隣家の庭で乳飲み子4匹を育てているところを私の母に発見されました。 ※乳飲み子4匹は2匹ずつ別の里親さんの家猫になりました。 避妊手術を受け、半年以上、地域猫ライフを送っていたサビコさんですが、「ごはんを要求する声がうるさすぎて近所迷惑になる」という理由で家猫になりました。 ちょっと時間はかかるかもしれないけれど、家に入ればふかふかのベッドで眠れおいしいごはんも食べられる。 外にいる時点でもちゅ~るをあげれば触る

          元野良の成猫が人馴れしていく過程を経験して

          奨学金を借りる前に考えてみてほしいこと

          時々、奨学金返済に苦しむ若者のニュースを目にする。 私も大学進学時に奨学金を借りたので、そういうニュースはちょっと気になって見てしまう。 お金はないけど大学に行きたい=奨学金を借りればいい、と思っている人がいるなら、ちょっと立ち止まって考えてみてほしい。 奨学金、って呼ぶとなぜかいっきにハードルが下がるけれど、奨学金って借金ですからね。 お金はないけど大学に行きたい=借金すればいい? え、借金…?って思いませんか。 その感覚を、まずは大事にしてほしいです。 私が目にし

          奨学金を借りる前に考えてみてほしいこと

          37才子供部屋おばさんが得たものと失ったもの

          私は実家を出て暮らしたことがありません。 そのことを恥ずかしいと思ったり、もったいないと思ったことはありますが、今は淡々と「良し悪しあったな」と思います。 子どもの頃から結婚願望を抱けず、また経済的に裕福でない家庭で育ったことから、「経済的に自立し、お金の心配をしないで済む生活がしたい」と強く思ってきました。その結果、自然に実家暮らしを選んでいました。 いい年して実家暮らしなんて!と思うのは自由。 私もそう思いますし。 でも、当事者になってみると、単純に実家暮らし=ラク

          37才子供部屋おばさんが得たものと失ったもの