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【ご来館の皆さまの声➂】いせひでこ絵本原画展「生きる」を見つめる

展示の絵本作家へのメッセージを自由に寄せていただく、アンケートBOXを館内に設置しております。お寄せいただいたメッセージの一部を紹介します。(※掲載の許可をいただいております)


「すばらしい展示をありがとうございました。生きることには、美しさといたみがまじっているのに、私たちは美しいところばかりを覚えていたくなりますし、いたみはみたくないと思ったりします。でも、この展示の絵は、その両方を深くいつくしむ手と色でつつんで、生きることの中にある全てをみせてくれています。何度も胸があつくなりました。別れやいたみなど、起こることを受け入れて前に進むひとみや姿が心にやきつきました。VisualがSTORY全体を力づよくつつんでくれてはげまされました。また来たいです。すばらしい絵とすばらしい美術館ありがとうございました。」(aco3さま)

「森のおうちさん、クラウドファンディングの成功おめでとうございます。大好きな美術館が存続されることを大変うれしくおもいます。恥ずかしながら私は、こちらで原画展を拝見するまで、いせひでこさんを知りませんでした。雲の間にさり気なく入りこんでいる犬や、『ルリユールおじさん』の女の子が、パリ中を動きまわる姿に目がくぎづけになり、それ以来、いせさんのファンです。いせさんの描く犬、熊、子どもなどの後ろ姿に心を打たれます。またいろいろ見せてくださいね。」(クロさま)

いせひでこさんの心優しい絵本にいやされました。ありがとうございました。福岡から来て、本当によかったです!新聞記事もとても感銘を受けました。祖父さまに叱られる度「この宝物!」私も孫たちに使いたいです。本当に命は宝物ですね。つくづく思いながらこの展示を拝見しました。わたしは今年60才になり、自分の命はあとどれくらいかなぁ…と考えるようになり「日々を丁寧に生きよう」とテーマを決めました。そんな時いせさんの作品に出会えて幸せです。生まれつき足が悪いせいか、治療も長くかかっています。そのせいか弱い人に気持がいってしまいます…世の中も心配しています…。また、自分が今手術を受けて、杖を持たずに歩けるようになり、毎日を、そして今を、感謝しながら生きています。いせさんの優しい絵本にも出会えた事、感謝です。大変まとまりがなくてすみません。どの様に気持を書いたらよいのか分からなくなり、泣きながら書きました。
これからもどうぞお元気で、心にしみこむお優しい作品をたのしみにしております。ありがとうございました。(のんさま)


「生きる」をみつめる 
ご感想、ありがとうございます。
会期もあと10日程となりました。
みなさまのお越しをお待ち申しあげております。

いせひでこ絵本原画展~「生きる」をみつめる
2022年7月8日(金)~10月4日(火)
【展示作品】
『たぬき』 いせひでこ/作・絵 (平凡社)
『愛蔵版 グレイがまってるから』(平凡社) ※2022年6月刊行
『あの路』山本けんぞう/文 いせひでこ/絵 (平凡社)
以上、各全点
・タブロー「ポプラ、聞く樹よ
・習作「もみの木」
・各作品スケッチ、エスキースなど

最後までお読みいただきありがとうございます。 当館“絵本美術館 森のおうち”は、「児童文化の世界を通じて多くの人々と心豊かに集いあい、交流しあい、未来に私たちの夢をつないでゆきたい」という願いで開館をしております。 これからも、どうぞよろしくおねがいいたします。