青空の真下で
久しぶりに薄オレンジの朝日が覗いた。
いつも早く目覚めるので、しばらくぐずぐずしているが、今朝はすぐに起きた。
庭に出て写真を撮ろうとするも、春の花たちはもう盛りを過ぎ、かろうじて最後の花を咲かせている。
ふりしぼって咲いている春の花さよなら。
空のようす。
ブルーハーツの「青空」にある。
「運転手さんそのバスに 僕も乗っけてくれないか 行き先ならどこでもいい〜〜青空の真下で 青空の真下で〜」
晴れて気持ちのいい日は、こんな気分になる。作者の意図とは違っているが、遠くへ出かけたくなるのだ。
もっともバスで島は出られない、また戻ってきてしまう。
朝の真っ青な空から、数時間で白い雲が出て、灰色の雲に変わっていく。
たった1日の空の動きが、あまりにも象徴的で儚い。
それでも、青空の時間を精いっぱい愉しもう。
草花だって、最後までけなげに咲いている。
青空のやうなかたびら着たりけり 小林一茶
かたびらでなくTシャツに替えてみよう。
今日も読んでくださってありがとうございます。
緑も青も、疲れ目にいいですよ。