noteを始めてみたのだが…
認知症予防のためnoteに投稿することにしたのだが、泣きべそマークを書くはめになっている。
意欲に満ちて、ipadで書き始めた。
行を戻す作業ができないやらで、やっぱりpcでなければとばかり、中古のノートパソコンを購入した。
形から入る私としては当然の成り行きだろう。
中古にしたのは懸念があったからに違いない。
ところが、である。
五年前まで使っていたパソコンの操作が全くわからない。
記憶がとんでしまっている。
大文字が打てない、アンダーバーが出ない、IDを入力するだけで大変な時間がかかった。
同年代ではデジタルに強いほうだと自負していたのに、何ということだろう。
あぁ、どうしょう。
これではipadのほうがよかったじゃないか。
待てよ、脳細胞の活性化のためには、より困難な道をすすむがいいに決まっている。
そうだ、そうだ。
「まっすぐな道でさみしい」呑んべえの俳人も詠んでいる。
私は楽天家。何事もいい方向にすりかえる。
ノートパソコンのタッチパッドがもどかしくて、マウスが必要、ワードの教本がなくては始まらない、そういえばwifiルーターも買い替える時期がきていたな。
不安のなか、投稿のためかなりな投資をしてしまった。
うん、私が私で無くなってしまうよりはいい。
だがいつもの二の舞にならぬよう、継続という文字を脳内に叩き込む。
継続は力なり、だ。
負けるな、わたくし。
頑張れ、わたくし。
たんかん、じゃがいもの収穫の季節になってきた。
農家のかき入れどきで、連日仕事が詰まっている。
体力勝負の仕事、充分な睡眠が必要だ。
だが夢中になったらやめられない。
朝が辛い。
しかし脳細胞は動き出したばかり。
泣き言なんていっていられないのだ。
文章は今のところ難なく出てくるのに、pcの技術がこんなにも必要だとは思わなかった。
基本的なことが入ってないので、新機能といわれても使いこなせない。
思えば、初めてpcに触れたのはWindows98だった。
Windows95頃から一般に普及したんだっけ。
島に移って買い物ができないため、子供が買ってくれた。
就職もしたことないし、とことん文系なので失敗ばかりの挑戦だった。
ISDN回線で速度が遅い。
プロバイダーの契約を三度も押してしまったので、3回請求がきた。
あの頃は結構高額だったのだ。
真っ青になり、生まれて初めて消費者センターに電話したが、ダメだった。
その頃から二十数年、年齢が加わったのだ。
使いこなせないのは当然だろう。
持ち前の、なんとかなるさの精神で焦らずやっていくしかない。
80代でプログラミングの達人もおられるのだから。
読んでいただきありがとうございます。
※ 「まっすぐな道でさみしい」
種田山頭火著 句集 草木塔
※ フォト 島のタンカン