旬の野菜と腹八分
今朝は日の出がやかましい。
今度の台風は直撃するかもしれない。
サトイモに続きレンコンも出まわるようになった。
根菜の季節の到来だ。
旬のものが出るとつい買ってしまって野菜室は満杯になる。
カボチャもゴボウもナスも、もらいもののでっかいトウガンは転がったまま。
レンコンはいろいろなレシピがあるが、いつもきんぴらになる。
手の込んだのは、食べてもらう人もなく面倒になった。
きんぴらは酒の肴になるし、おかずにもなるのでよい。
基本、肴になってしまう私のレシピだ。
スーパーにいつもの倍くらいのオクラが、袋に入って並んでいたので、2袋もカゴに入れてしまった。
「オクラも食べ納めだし、安いから」と、一人暮らしを失念してしまったようだ。
せっせと食べよう。
また暮らしの手帖で恐縮だが、2011の秋号、毎日新聞の論説委員の記事を少し書く。
「腹八分目の思想」のタイトルだ。
人間には、眠っていて活動していない「サーチュイン」という遺伝子がある。
この遺伝子を活性化させれば、老化を防止し寿命を伸ばすというのだ。
飢餓状態、カロリー不足になれば活性化する。
食べすぎが病気のもとだとはよくわかる。
1日3食は必要ないとは思っているし、肉類もあまり食べないのだが、八分目が難しい。
いつも食べ過ぎてしまう。
食の喜びは捨てられない。
認知症になれば、「盗まれた!」と「ご飯まだなの?」派があるそうだが、私はご飯派にきっとなる。
母もそんな感じだ。
この記事はそのあと、「地獄に建設される天国」へと続く。
被災者住民に相互扶助的な絆、共同体が生まれるという。
長寿遺伝子が飢餓をきっかけに動き出すように、災いが友愛に満ちたパラダイスを立ち上げる。
もう少し生きていたいから、食べすぎは改めようと思う。
その反面今は、食べないとフレイルになるということも言われていて、健康に関しては自分で選ばなければならないようである。
窓をチラッと見たら虹。
パチリとやって庭に出たら、雨になり消えている。
一瞬の虹だった。
窓から見えた虹、幸運の印としておこう。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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