感染症の危機を日本発展のチャンスに転換するには?
ついに出てしまいました。
武漢で、新型コロナウイルスによる邦人の死者が。
これによって危機レベルを引き上げたところが増えたようで、
地元のイトーヨーカドーにパートに行っているおばちゃんの話によると、
従業員全員に面接を行って、
中国への渡航歴を確認すると本部から通達が来たそうです。
一瞬、「そこまでやるか?!」と思いましたが、
危機意識を持つことは素晴らしいことだと思います。
お役所でも、
職員が一人インフルエンザにかかると
順繰りでみんなかかっていますからね。
常に不特定多数と接触したり、
収監されたような状況に一定時間置かれる職場では、
感染リスクの高さを覚悟しなければなりません。
とはいえ、
いくら注意したとしても、
もし、お客さんが無症状の保菌者だったら防げません。
これはどうしようもない。
徹底的にやるとしたら、
中国のように感染予防のため、
住民の外出を控えさせるくらいにまでなりますね。
でも、そうなったら、
経済活動も停滞します。
直近の中国の経済指標はひどく落ち込むのが目に見えてますし、
中国にサプライチェーンを組み込んでいる日本企業の業績も連動して落ちるはず。
そういえば、
昨日の新聞だったかな・・・?
日本の農産物の輸出高が伸び悩んでいることを政府が問題視して、
力を入れる的なことが載ってたけど、
輸出の前に、内需を拡大して食料自給率を高めないと、
感染症の問題などで海外からの輸入が止まる事態になったら、
自給率の低い日本は一気に食糧難に陥りますよ。
少し話は飛ぶかもしれませんが、
人口減少が始まっている日本社会に対応しようと、
無人レジやテレワークを導入することが検証されています。
これらが普及すれば、
人の接触を減らすことができますから、
今回のような有事が起こった時でも経済の停滞を減らすことができると思います。
日本は技術革新は得意分野。
ならば、イノベーションによる生産性向上によって生産年齢人口の減少の対策を進めれば、
移民を入れなくても経済成長を保てるし、
同時に感染症の予防も期待できる。
日本は、歴史的に社会の変化に対応して発展した国です。
明治維新しかり、敗戦しかり。
このような柔軟性を持っているのが日本の特徴。
今回のような感染症の危機にさらされたとしても、
国民の努力で乗り切ることで、海外に日本の存在感をアピールするチャンスに転換することが可能でしょう。
残念ながら、
政府や官僚の頭は硬直化していて期待できません。
柔軟性とは真逆を行ってます。
都合の悪いことはシュレッダーします。
市民の側が、
手洗いうがいをしっかり行う、
体の免疫力を高める生活を送る、
といった基本的な行動を広めて、
ボトムアップで日本の未来を明るくしましょう。
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