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「名古屋観光するとこない」と言うYouTuber氏へ名古屋観光検定【上級】取得者の決意を。

ふと触れてしまったボタン。
画面に現れた青年。
開始何分後かで発した
「正直にいうわ。名古屋観光するとこない。」

モヤモヤした。
私の感覚では、
「名古屋は何もない」系統の発言がなされるときは
名古屋人が謙遜するときだったからだ。
名古屋人が使うフレーズであり
自分を下げて、相手を上げる謙譲語
という認識だった。

ところがどっこい。
上記の発言は他の地域からやってきた人が放ったのだ。
なんのフォローもなく大きな笑い声が映像内で響き
動画は進んでいった。

アラフォーにもなると
この人はこうゆうキャラで
こうゆう発言をするシナリオなんだ
なんてすぐ想像するのだが、
お見受けする限り
言葉を鵜吞みにしてしまう若き視聴者も多い印象。
コメント欄を覗いてみると
大人の対応をしている名古屋人
追加情報を提供している名古屋人
訪問に泣くほど感謝する名古屋人
に加え、傷ついた名古屋人を発見。
自分の推しにこんな言い方されたら
つらいわなぁ。

どこのどんな街だって
様々な歴史を経て今が存在する。
ただその地の上っ面を見て
なんとなく得た情報だけで行っても
やることリストをこなすだけの
作業になってしまう。

そこに観光する場所があるかどうか、
そこを楽しめるかどうかというのは
訪問者の教養と検索力と探求心が
求められるものだ。

あぁ。書いていて
自分で説教臭さを感じてしまった。
こんなんじゃ
気軽に観光なんぞできやしないだろう。
失敬。

探求心は他人にはどうしようもないが、
教養や検索力
つまり「情報」は他人から提供することができる。
いろんなクリエイターさんが
名古屋のあらゆることについて情報発信している。
グルメ、交通、建物、言葉、文化、、、。

名古屋人は名古屋の楽しみ方を知っている。
名古屋の楽しみ方を知っている観光客もいる。
知らない人はまだ気づいていないだけ。
名古屋へお越しの際は
是非調べてご覧になっていただきたい。
そして、ちゃっかり
名古屋観光検定【上級】
なんぞを合格している私も
こちらのnoteで発信していこうと思う。

追伸だが、
冒頭のYouTuber氏の名は
再びふとボタンに触れてしまったことにより
まったくわからず。思い出せず。
しかしレゴランドなど
他にも名古屋の地を訪れているようだった。
ショックを受けていた視聴者さん、
どうやら嫌いなわけではないみたいだから
大丈夫だよ。
「名古屋観光するとこない」に
「コラッ」くらいの突っ込み編集が入るよう
私も努めるね。

来る前に名古屋を「観て」
来たら本物の名古屋を「観て」
何か今後の活力になる「光」を感じて
『観光』を楽しんでいただきたい。
ちなみに名古屋局で放送されている
ある地域情報番組の司会は太田「光」さんである。

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森ノ琴
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