◆無職日記⑩ -おしまい-


なかしましほ さんの「かんたんアップルパイ」を作りました。
焼けるのを待ちながら、久しぶりにnote…
というか日記を書きます。

無職日記を始めて半年は過ぎたと思う。
このまま久方ぶりに年末年始を家でのんびり過ごすのも良いなぁと甘えたことを考えていた。

もう何年もクリスマスからの福袋で、年末年始は仕事仕事仕事。
イベント事は全部、提供する側だったから。
きっと例年なら、年明けのセールの準備をしながら、もうバレンタインのこと考えているし、入園入学新生活のことを考え出している頃。


書きながら思い出してきた。


ずっと田舎の家で過ごしていると、景色の移り変わりで季節の移ろいには気づく。
春夏秋冬が沁みる。
でも、イベント事は全然頭をよぎらなくなった。
例年、11月に入れば毎日クリスマスソングを聞き、通勤や遊びでイルミネーションを見てある意味イベントを感じてきた。
今年は、買い物に行けばクリスマス・お正月って気配はするけれど、なんの実感もない。

そんなことを考えながら、やりたいことを少し進めながら のんびり過ごしていた。

何度か働くチャンス…というか合格したり誘われたりを経たものの、なんだかピンとくるものがなく。
私は直感で動くことが多くて、謎に「違う」という気持ちで流れに乗らなかった。
このまま永遠に「違う」と思い続けたら、それはただの選り好みではないか?と思いながら。


そういえば、夏の終わりに占いに行ったときに「あなたは、自分がやりたいと思ったことしか、やりたくない。だから、ハローワークでは仕事は見つからないと思うよ。」と言われて、その通りです!と思っていた。

というか、皆、やりたいと思うことしかやりたくないと思うのだけど。
私はお金がいいから、とか条件がいいとかでは乗り切れなかったから、やはり心が少しでも動かないと無理なのだとは思う。


12月に入り、そろそろ働かないと失業保険もなくなるなぁ…くらいの、未だに切羽詰まってない自分がいたのに、本当に色々バタバタと進みに進み、とりあえずの職を得ました。


正直、年末年始はゆっくり過ごしたかった(まだ言う)けれど、流れに乗ったらすごいスピードで流れてとんとん決まっていって、いつものように仕事の日々になりそうです。

研修も終わり、明日から勤務。
今までたくさんのイレギュラーな経験をしてきた事を思うと、全然緊張しないし自分ならできると謎の自信もあるので人間関係だけはしっかり押さえて、気楽に働いてきます。
なんてったって正社員じゃないので。
私は気楽に、そしてやりたいことをやるために、仕事に生きることは辞めようと思います。(現時点では。)

やりたいことを仕事にしたら、その時は仕事というよりも、自分の人生を生きる。

前職までは、全て仕事中心で365日携帯がいつ鳴るのか、休みでも落ち着かない毎日だったから。(切り換えが下手な自分のせい)

とはいえ、やるからにはキチンとしっかり働いてやろうと思っています。
しばらく凹んだり落ち込んだり、するんだろうな。。
なんとかなると思うし、なんとかする。

今日は冬至で、明日というか今夜?は占いの界隈ではとても重要な日。
グレートコンジャンクション。200年ぶりに時代が変わる、という話です。
うん、そんな気配も心の中では自分自身に感じつつ…かぼちゃを食べて、ゆず湯に浸かろうと思う。
アップルパイも美味しそうに焼けました。


ちょうど10回目の無職日記。
これにて おしまい。











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