11/20
11月も、もう3分の2が過ぎた。
終わってしまった。
今日は、猫の日だった。
朝から猫と遭遇して、野良猫の力強い目で寝ぼけた私の目を睨まれる。
強いなぁと思った。
ごめん、ごめんと謝ってしまった。
帰り道、とても小さな子猫をみた。
びくびくしながら、歩道の端から親猫の待つ端へと、タイミングを伺って、怯えた目で人間の方を見ながら行ったり来たり。
大丈夫、私は何もしないから早く渡りな。
と待ってみたけど、引き返して行った。
すごく勇気のいる一歩一歩なのだと思う。
命懸けなんだろうな。
外の世界は、人間にも動物にも厳しいんだな。
警戒するのは動物的本能で、それが長けている方が生き抜く確率は上がるのだろう。
人間もそうだろうな。
そんなことを考えながら帰った。
何か特別あったわけでもないけど、今日は揺れるなぁと、しばらく携帯から遠ざかる。
何でもないことで、楽しくなって
何でもないことで、嬉しくなる。
何でもないことで、落ち込んで
何でもないことで、考えこむ。
何でもないこと。
その積み重ねたものが日常になるのだろうか。
この揺れが、なくなれば、つまらない。
書きたいことも、なくなってしまう。
もしかしたら、私にとって
エネルギーなのかもしれないなぁと思った。
そのエネルギーを生かすのも、失くすのも自分次第。
おもしろいなぁ。
今日は猫の日。
にゃんにゃん。
おわり。