一晩寝かせて♪蒸す蕎麦粉パン
北関東の里山より、こんにちは。道の駅で地元産の蕎麦粉が手に入りました。私はしばらくの間、体調不良から小麦抜きのグルテンフリー生活をしていました。胃の治療をきっかけに体に敬意を払えるようになり、体調が改善して今は小麦を食べても大丈夫です。ただ米食の方が体の調子が良いようです。必要に駆られてグルテンフリーレシピを沢山読み、試作を重ねた中でこの蕎麦粉パンは美味しかったのでご紹介します。
蕎麦粉パンの作り方
材料(パウンド型8㎝×17.5㎝×6㎝・1台分)
<A>
ぬるま湯・・・210g
植物性油・・・15g
ドライイースト・・・3g
<B>
そば粉・・・200g
甜菜糖・・・15g
塩・・・4g
①生地の準備
まずボールにAの材料を入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。
次にBの材料を混ぜ合わせて、混ぜたAを加えてヘラで滑らかになるまでよく混ぜます。
②冷蔵庫で一晩発酵
生地が滑らかになったら、ラップをかけて一晩冷蔵庫で発酵させます(オーバーナイト法)。翌日の生地はこんな感じです。↓
いつもは夜に生地を仕込んで、翌朝蒸すのですが、今回は翌日の昼に作業しました。約1.3~1.5倍くらいに膨らみました。
③生地を型に入れ室温に戻す
クッキングシートを敷いた型に、冷蔵庫から出した生地を流し入れ、室温に戻します。その間に蒸し器を火にかけて準備をしておきます。
④蒸し器で蒸す
沸騰して蒸気が上がってきたら、生地を蒸し器に入れて蓋をし、そのまま25分間蒸し上げます。蒸し器の蓋は濡れぶきんなどでを覆い、湯気が落ちて来ないようにしましょう。あまり弱火にせず、蒸気が蓋からしゅんしゅん出るくらいが目安です。蒸し上がりの様子がこんな感じです。↓
火が通っているか心配な場合は、生地に竹串を刺してみてください。竹串に何もついてこなければ大丈夫です。
⑤粗熱を取る
型から出して粗熱が取れるまで冷まします。冷めたらラップでピタッと包んで、乾燥しないように保存します。すぐ食べない場合はスライスしてラップをし、冷凍庫で保存できます。
⑥出来上がり
きめ細かくふわっとした蕎麦粉パンが出来ました。スライスして軽くトーストすると表面はかりっと、中はもちっとして美味しいです。食事パンとして和食のおかずにも合います。塩を加えたオリーブオイルに付けて食べても美味しいです。
ご参考
参考にしたのはこちらのレシピ本です。この本には蒸す以外の火入れ法や、様々なレシピが分かりやすく掲載されています(オーバーナイト法ではありません)。私はレストランで修行をした時の方法を取り入れてアレンジしました。必要な方のご参考になれば幸いです。
それではまた。自然豊かな里山より、今日もお読みいただきありがとうございます。